ここ数年、関東の大手私鉄では京王電鉄の「京王ライナー」や西武鉄道の「S-TRAIN」といった、主に通勤輸送目的の有料列車が相次いで新設されておりますが、そんな列車たちの先がけとして、京急線では1992年より「ウィング号」という座席指定列車が運転されています。
この「ウィング号」は元々平日夕方ラッシュ時間帯に下り列車だけ運転されていましたが、2015年からは平日朝ラッシュ時間帯に上り列車も運転されるようになり、転換クロスシートの2100形でゆったり通勤できることから、上大岡以南の通勤客には重宝されている列車です。
そんな「ウィング号」ですが、基本的に通勤輸送を目的とした列車であるため、平日のみ運転のため土休日は運休となっています。
しかし此度、秋の行楽シーズンに合わせ三浦半島への観光需要に応えるため、期間限定かつ下りのみながら「ホリデーウィング号」という座席指定列車を土休日にも運転する運びになりました。
というわけで、そんな期間限定の特別な列車を撮影するため、いつものごとく花月園前に向かいましたがすでに人でいっぱい・・・。
しょうがないので、少し京急鶴見寄りの場所で撮影です。
今日は特別塗装「マリンパーク号」の2149Fが充当されていたので、ヘッドマーク的に一粒で二度おいしかったです。
ちなみに「ホリデーウィング号」のヘッドマークはシールではなく、運転台内側からプラ板を吸盤で貼りつけていました。
方向幕は「Wing 三浦海岸」という表示を出すのかと思いきや、なぜか貸切表示。
こちらの「ホリデーウィング号」は9月22~24日と10月6~8日の6日間だけの運行スケジュールなっており、試験的な要素が強い列車と言えます。
今回の反響によっては定期化もしくは季節臨へ格上げの可能性が期待できますが、ツイッターなどを見ると肝心の乗車率は芳しくなかった模様です・・・。
京急川崎や横浜など途中駅からの乗客からすると指定席があれば乗車駅から必ず着席できますし、品川からの乗客としても入れ替わりや立ち客が発生しないので快適に目的地まで行けるので便利だと思います。
しかし、今回は期間限定の臨時列車だったこともあり乗車券は「みさきまぐろきっぷ」限定、当日の整理券は現金手売りのみだったりと制約が多かったので、定期化となればソフト面もハード面も改善や追加投資が必須でしょうね。
この「ホリデーウィング号」が今後どうなるか、注視していきたいと思います。