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安牛駅は前の2駅と違い、平行する道道から少し奥まった場所にあります。
目印の案内標識も傾いちゃってます・・・。
嫌が応に期待が高まってきますな。
そんな安牛駅舎がこちら。
おおっ・・・、入口付近に書かれているはずの駅名すら判読不能なほどのくたびれ具合です。
幌延町の「わがまちご当地入場券」の設定駅は安牛駅なのですが、「秘境駅の里 ほろのべ」の代表駅としての「風格」すら感じさせます。
ちなみにホーム側はまだ比較的まともで、駅名も判読可能でした。
入口側が海に向いているので、塩害によって入口側のほうが劣化が進行しているのかもしれませんね。
そんな安牛駅舎の内部。
外観はぼろいですが、中は普通に手入れされております。
駅ノートもあります。
「わがまちご当地入場券」のポスターも貼っていました。
安牛駅の周辺は無人地帯であるため、入場券の発売箇所は幌延駅となっておりますのでご注意ください。
安牛駅の時刻表。
安牛駅には、1日にわずか3往復の普通列車しか発着しませんがこれでもマシな方で、さらに小駅だと3往復しかない普通列車でさえ、通過してしまう駅もあります。
これが、宗谷北線末端部におけるローカル輸送の実態です。
続いてホームの様子。
現在の安牛駅は棒線ホームですが、かつては相対式ホームを備えた交換可能駅で、その名残で駅の前後にカーブが残っています。
駅名標を記録。
電柱が木製というのも、いい味を出しておりますな。
安牛駅前の様子。
かつて安牛駅周辺には集落があったそうですが、現在は駅から離れた場所に人家が数軒散在しているだけで、もはや集落としての体は成しておりません。
そのため安牛駅の平均乗車人員は0.2人となっておりますが、その0.2人でさえ鉄オタなんじゃないでしょうか・・・。
次の駅へ向かう途中に、三日月湖があったのでパチリ。
安牛駅周辺は天塩川の最下流部に当たり、周辺には三日月湖が散在しています。
天塩川は北海道内で石狩川に次ぐ第2位、全国でも第4位の長さを誇る大河であり、この三日月湖も天塩川が造りだしたものだそうです。
生憎の曇り空でしたが、夕日が差すと綺麗なんでしょうなぁ。
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