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「はるにれの木」の見物を終えて、次なる町へ移動開始・・・をしたのですが、その道中に興味をそそられる場所があったので、今回も豊頃町ネタでございます。
一人旅は気軽に行程変更や寄り道できるのが利点ですが、私にように本能のまま行動する人間は、一向に旅が進みませんね (^_^;)
そんなわけでやってきたのは、豊頃駅の西隣にある十弗駅です。
十弗駅は1992年に無人化されていますが、有人駅時代の木造駅舎が残っています。
それなりに大きな駅舎で、なかなか味わい深いですね。
駅舎の中の様子。
それなりに広めの待合室なのですが、ちょっとガランとしていますね。
駅ノートもありました。
硬券入場券風のタイトルが好い出来ですね。
続いてホームの様子。
ホームに設置されたこの看板を撮影することが、十弗駅訪問の目的でありました。
駅名標の5倍くらいデカいこの看板には「十弗は10$駅」と書かれています。
これは十弗駅の「弗が$っぽく見える」という洒落にちなんだもので、2017年度に実施されたJR北海道「ドコエキ?鉄道探偵」キャンペーンの問題にもなりました。
お目当ての看板も撮影したところで、ホームの観察へ。
十弗駅はかつて島式ホームでしたが、現在は駅舎側の1線が撤去されて1面1線の棒線駅として運用されています。
駅名標を記録。
ホームを撮影していると、ちょうど列車がやってきました。
2531D
学生が2人ほど降りてきたので、通学需要はあるようです。
せっかくなので、去り際を10$看板と一緒に。
一通り撮影し終えて撤収するころに日没を迎え、到着したときには付いていなかった電燈が点灯し始めました。
夕暮れに灯がともる姿も画になりますね。
そんなわけで12日目も日没を迎えましたが、まだまだ回らなければならないところが残っておりますので、ここからは寄り道せずにラストスパートをかけます。