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腹ペコのまま池田町を後にし、12日目最後の目的地へ。
いくら夏至の北海道とはいえ、20時になろうかという時間であるため、日もとっぷり暮れております。
さっそく駅舎の中へ。
待合室はそれなりの広さがあります。
ストーブを囲んでロの字状にベンチが並んでいるのが、北国らしくて好いですね。
続いてホームの様子。
分かりづらいですが、幕別駅は2面3線となっており、駅舎の反対側には千鳥状に島式ホームが配置され、跨線橋でつながっています。
こんな看板も。
ちなみに、同じく十勝管内の芽室町は「ゲートボール発祥の町」として知られておりますが、十勝管内の人は簡易ゴルフ的なスポーツが好きなんでしょうか?
駅名標を撮影。
かつては札内駅との間に「稲士別駅」がありましたが、2017年に廃止されたためシールで修正対応が施されています。
そんな感じでホームの様子を記録していると、ちょうど帯広行きの普通列車が到着しました。
2530D
この2530Dは2両編成だったのですが、後ろの車両には変わり種が付いていました。
こちらは、JR北海道が全道のキハ40を対象に実施している「北海道の恵み」という特別塗装車です。
道北(旭川)・道東(釧路)・道南(函館)・道央(苗穂)それぞれに所属するキハ40が1両ずつ改造され、その地方にあった特別塗装および内装の変更が行われおり、今回出会った釧路車のテーマは「釧路湿原の動植物と十勝の実り」だそうな。
このときは運用を開始して3ヶ月くらいのことだったので、出会えてラッキーでございました。
そんな2530Dは、帯広へ向けて出発していきました。
貫通扉には「北海道命名150周年」のヘッドマークが貼りつけられていました。
ちなみにこのヘッドマークは、平成30年中のみ掲げられていたそうで、現在は撤去されていますのでご注意ください。
続いては本題の「わがまちご当地入場券」の購入へ。
幕別駅は業務委託駅で窓口もあるので、「わがまちご当地入場券」は駅の窓口で購入可能です。
・・・が、幕別駅の窓口の終了時間は16:50と少々早めに閉まるうえ、かつ日曜・祝日がお休みなため購入難易度が高く、私が訪れたときも閉まっておりました。
そんなことを考慮してか、町内のセイコーマートでも併売されているので、今回はそちらで購入することにしました。
表の柄は「カーブを行くスーパーおおぞら」でした。
これにて本日の入場券収集は終了。
宿へ向かう前に、隣の音更町にある十勝川温泉でひとっ風呂浴びることに。
やってきたのは、十勝川温泉郷の宿の一つである「富士ホテル」です。
といってもここに宿泊するわけではなく、日帰り入浴だけ利用させてもらいます。
そしてこの十勝川温泉、実はとても珍しい特徴を持つ温泉です。
十勝川温泉はモール温泉と呼ばれる、世界で2カ所しかないらしい植物性の温泉。
そしてこの富士ホテルの温泉は100%源泉かけ流しであるため、その珍しい温泉をたっぷりと堪能できるというわけです。
浴室自体はそれほど広くないですが、とても気持ちいのいい名湯でした (^o^)
温泉で疲れを癒した後は、今宵のお宿へ。
音更町から一度すっ飛ばした浦幌町へ戻り、浦幌町内の「うらほろ森林公園」というところで一泊します。
ここはパークゴルフ場やキャンプ場などを備えた大規模な公園で、今日はこのキャンプ場で一泊することに。
・・・と思ったのですが、テントスペースに隣接して貸しバンガローを発見。
夜にかけて小雨が降る予報だったので、こちらのバンガローを借りることにしました。
中はこんな感じ。
中は6畳ほどのカーペット敷きで、寝具やトレイ・水道の類はありませんが、コンセントは備え付けられていました。
料金は1棟1泊3000円なので、キャンプ泊の準備があればお得だと思います。
今日の夕飯は、池田町でステーキを食べ逃してしまったので、だいぶ格落ちしてコンビニ弁当とビールでございます。
時間はすでに22時30分を回り、今日も一日中動きっぱなしだったので、かなり疲れました・・・。
といった感じで、12日目が終了です。
12日目の移動距離:455.7km
ここまでの移動距離:3253.9km
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