前の記事はこちら。
盛駅を後にして、今回は盛駅より北側にある山間部で撮り鉄を行います。
と、その前に昼食の弁当を買おうとコンビニの駐車場に止めたら、その直後に目の前を積載編成が通過・・・。
先人たちの記録の中に「全部撮影しようと思うと、昼飯を食う時間も無い」という言葉が散見されましたが、偽りなく本当にその言葉通りでした (^_^;)
まあ、それくらい撮影には事欠かない本数が運行されているということですな。
そんな感じで、貴重な1本を犠牲にして昼食を仕入れたあとに向かったのは、長安寺駅の北側にある有名撮影地です。
まずはカーブを行く返空列車を撮影。
動物除けのネットがちと鬱陶しいですね。
本命カットの構図確認も兼ねてケツ打ちも。
岩手開発鉄道の列車は、上下列車とも後部標識が1つしか付けないのが特徴です。
とはいえ、2つ付けているのに見慣れていると少し不自然な感があります。
でもって、こちらがこの撮影地での本命カット。
近くで撮ると、なかなか迫力がありますね。
続いては、日頃市駅南側の川内という集落内にある「第一川内踏切」という、こちらも有名な撮影地へ。
まずは積載編成を撮影。
ここでもすっきりした編成写真を撮影できます。
ですがここでの本命カットは、逆アングルの盛川を入れた構図。
曇りなので締まらない写真になっちゃいましたが、新緑や紅葉の季節の晴天の日だと、いい写真が撮れそうな気がしますね。
この撮影地は、いつかリベンジしたい気分です。
最後は山奥にある、この列車の始発駅である岩手石橋駅周辺へ。
ですが駅近くは鉱山の私有地となっているので、遠くの公道から眺めることに。
砂利で覆われた斜面に下にある、細長く高い建物が荷積みする設備だそうです。
採掘された石灰石は、ベルトコンベアによって絶え間なく斜面に積まれていました。
鉄道オタクだけではなく、工場オタクにも受けそうな場所ですね。
そんな岩手石橋駅と大船渡鉱山をバックに、積載編成を撮影。
鉄塔やら電柱やらがかなり鬱陶しいですねぇ。
まあ、ここは鉱山の様子を見に来たようなもんだったので、これで妥協しました。
これで事前に目を付けていた撮影地をすべて回ることが出来たので、撮り鉄はこれにて一区切りを付けます。
岩手開発鉄道編 最終回となる次回は、1992年まで行われていた旅客列車の遺構を巡った記録をお届けします。