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JR北海道「わがまちご当地入場券」を集めながら北海道を放浪した旅も、いよいよ大詰めを迎えております。
今回の舞台は、栗山町の栗山駅でございます。
栗山駅も前々回の由仁駅と同様、交流プラザ的な施設と一緒になった駅舎となっているようで、なかなかの規模の建屋ですね。
駅舎の中の様子。
自由通路の中に、駅機能が仕切りも無く設けられているような、ちょっと変わった構造をしていますね。
建屋の大きさに比べると、大分小規模な気がします。
駅舎の横には、跨線橋兼自由通路があります。
こういった無人駅の場合「駅の跨線橋が自由通路化している」ことが多いですが、栗山の駅の場合は「自由通路が駅の跨線橋も兼ねている」という感じで、パッと見は駅の跨線橋には見えません。
ホームの様子。
栗山駅は2面2線の相対式ホームの構成です。
中線もあるものの両端が本線と繋がっておらず、実際には使用されていません。
駅舎と反対側のホームは駅の外と直接つながっているためか、簡易的な雨除けが設置されています。
駅名標を随分と高密度に貼り付けていますが、一体何の意味があるんでしょうか?
そんなにアピールするほど、乗降客がいるとは思えませんが・・・。
さらにホームをよく見ると、もともと島式ホームだったことがわかります。
かつて栗山駅には「夕張鉄道」が乗り入れていて、函館本線の野幌駅と石勝線夕張支線の鹿ノ谷駅と繋がっており、当時は3面5線を持つターミナル駅だったそうです。
この島式ホームも、そんな往年の栄華の遺構といえるのでしょうね。
駅名標を記録。
そして「わがまちご当地入場券」の購入へ。
栗山駅は簡易委託駅ですが、駅舎内に入居する総合案内所で発売されていました。
表の柄は「複線区間を行くキハ40」でした。
そして今回、栗山駅分を購入したことにより「わがまちご当地入場券」全101駅分をコンプリート達成しました!!
※当時未発売だった新夕張駅を除く
思えば私が「わがまちご当地入場券」を初めて購入したのは、2017年の夏休みに行った「信州東北ローカル線乗り鉄の旅」で立ち寄った奥津軽いまべつ駅でのこと。
そのときは「新幹線界の秘境駅」に立ち寄った記念に、何気なく購入しただけだったのですが、全駅コンプリートする気など更々ありませんでした。
ですが2017年の年末、北海道内を乗り鉄ついでに道央圏の入場券を買い進めたところ、私の中の「コレクター魂」に火が付きました。
そして今回、入場券収集をメインに北海道内を2週間も放浪するという、我が人生最大の遠征にまで発展してしまったのです。
結局約11か月で101駅分集めたことになるので、道外民としては結構ハイペースだったと思いますね。
というわけで、今回の旅の目的は無事達成することができましたが、最後にもう1か所寄る場所がございます。
長きに渡って連載した「北海道放浪の旅」も、次回いよいよゴールに到着です!!