今年の大規模ダイヤ改正から、はや1週間が経ちました。
川崎界隈でも「サフィール踊り子デビュー」や「高輪ゲートウェイ駅開業」など、話題には事欠かない改正となりましたね。
その一方、京急ではダイヤ改正は行われなかったものの、沿線6駅の駅名を変更するというイベント?が実施されました。
京急ホームページより
羽田空港国内線ターミナル ⇒ 羽田空港第1・第2ターミナル
羽田空港国際線ターミナル ⇒ 羽田空港第3ターミナル
新逗子 ⇒ 逗子・葉山
にそれぞれ駅名が変わりました。
このうち、羽田空港2駅は羽田空港第2ビル国際線化に伴う変更で、東京モノレールも同時に実施されており、残り4駅は京急創立120周年事業の一環で行われたものです。
これに合わせて、駅の路線図や駅名標の変更が行われましたが、この6駅のうち「逗子・葉山」だけは列車の行先として存在する(羽田空港1・2は「羽田空港」と丸められるので、行先表示に変更無し)ので、列車の方向幕や発車標も改修対象になりました。
というわけで今回は、そんな新たに登場した「逗子・葉山」を掲げた列車を、同じく駅名が変わった花月総持寺駅で撮影したという、ただそれだけのお話でございます。
日中の京急本線内では、基本的に「逗子・葉山」はエアポート急行だけが掲げる行先となっていますので、今回はエア急だけ重点的に狙います。
まずは1本目。
1500形 1707F
まずやってきたのは、1500形の8連でした。
2000形と800形が亡き今、次に置き換えられるのは1500形でしょうから、1500形と「逗子・葉山」の組み合わせは、案外短命に終わるかもしれませんね。
1500形 1585F
続いても1500形ですが、こちらは6連です。
新1000形 1217F
3本目は新1000形1200番台。
1200番台に関しては「逗子・葉山」よりも旧駅名の「新逗子」のほうが、はるかに短命となったことでしょう。
そして今回のメイン。
5300形 5322F
今回のお目当ては、現在置き換え真っ最中の5300形。
残存率はすでに半分程度となっており、半数の編成は「逗子・葉山」を一度も表示することなく廃車になったことになりますね。
バリ順なのは良かったものの反射がキツく、表示を記録するという観点ではイマイチなので、今度は曇りの日に再度記録し直したいと思います。
1本残って、今回のシメ。
2100形 2149F「すみっコぐらし×京急プレミアポイント ラッピング列車」
今日のシメは、現在コラボ中の「すみっコぐらし」のラッピング車両です。
撮り鉄はこれで終了ですが、ついでに駅名が変わった花月総持寺駅を見物します。
看板に花があしらわれていますが、駅名変更記念事業の一環として期間限定で装飾されているそうな。
駅前の人道橋は、旧駅名の「花月園前」の表記のままでした。
この人道橋はたぶん京急の資産ではない(横浜市?)と思われるので、架け替えられるまではこの表記でしょうかね。
旧駅名はこちらにも残っていました。
全部の案内表記の変更には、追い付いていない状況なのでしょうか。
まあ旧駅名だろうが、特に困る場所では無いですけど。
中の様子。
こちらも装飾が色々。
旧臨時券売窓口の上には、駅名の由来などの説明書きが。
旧駅名の「花月園前」は、駅の西側に「花月園」という遊園地があったことに由来しますが、遊園地は1946年に閉園し1950年からは「花月園競輪場」として再オープンしたものの、競輪場も2010年に閉場し「花月園」と名乗る施設が存在しない状態のまま、「花月園前」と名乗る日々が続いていました。
そこで今回、近くにある曹洞宗の大本山である「總持寺」と旧駅名の「花月」を合わせ、「花月総持寺」という駅名に変更されました。
路線図も新バージョンに改められましたが・・・
ネット上で話題になった「都営浅草線の西馬込方面の順番が間違っている」「エアポート快特の英訳がめちゃくちゃ」の部分が、シール修正されていました。
交換したばっかりなのに、早くもシール修正とは残念ですね。
現在、駅名変更が行われた6駅を巡るスタンプラリーが行われているようで、スタンプ台も置かれていました。
当該駅にある、このスタンプ台紙に6駅のスタンプを押すと、タオルなどの景品が貰えるそうです。
今のところ6駅回る気はないですが、記念に押しておきました。
スタンプラリーは、5月10日まで実施されているようです。
川崎在住の私からすると「逗子・葉山」以外は近いため、その気になれば簡単に回れるので、気が向いたら残りの5駅も訪問したいと思います。