今回は残念なお知らせが飛び込んできたので、臨時更新でございます。
当ブログでもたびたび取り上げております、JR北海道の札沼線 北海道医療大学~新十津川間の廃止の話題でありますが、なんと本日「明日17日をもって運行を取りやめる」という、とても残念な発表がJR北海道よりなされました。
JR北海道 プレスリリースより
プレスによると、4月17日の新十津川駅10時ちょうど発の5426Dをもって運行を終了し、それ以降は臨時列車も含め全列車休止するとのことです。
この措置は、本日政府より「コロナウイルスの緊急事態宣言の範囲を、全都道府県に拡大する」という発表に基づき、札沼線の最後を見届けようと多く人が集まったことによる感染拡大を防止のため、このような決定に至ったようです。
この札沼線、札幌市出身の私にとって子供のころから幾度も乗り鉄に訪れた、思い出のある路線。
普段はラストランの類にはあまり興味がないのですが、札沼線に関しては所縁のある路線で、しかも当初の最終運行日は5月6日とゴールデンウィーク期間であったので、実はわたしも「最後のとき」に立ち会うべく、渡道のチケットもすべて手配していました。
ところが今回のコロナ騒動により、最終運行日が5月6日から4月27日に短縮され、さらに本日の発表で急遽明日が最終運行に変更。
私は居住する神奈川県に緊急事態宣言が発令され、さらに最終運行日が4月27日に短縮された時点で渡道は諦めましたが、この結末はあまりにも残念でなりません。
唯一救いだったのが、2018年夏に廃止区間の駅をすべて巡り、さらに昨年末に廃止区間の乗り納め&廃止記念入場券をコンプリートできて、あとは「最後の瞬間を見送るだけ」の状態まで、数年前からしっかりと終活?をしておいたことですかね。
札沼線自体は10回以上乗っていますが、詳細な記録をブログ記事という形でまとめ上げられたのは、自分にとっても意義のあることだったと思います。
そんな札沼線の思い出を、デジカメデータの範囲ですが掘り起こしてみました。
これらの光景も、明日の最終運行が終わった瞬間、過去帳入りします。
さらば、札沼線。
たくさんの思い出を、ありがとう。