川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

ちょっと地味?な太多線を行く JR東海 完乗の旅 5日目④

前の記事はこちら。 

 

多治見駅からは、 5日目2路線目の乗り鉄を始めます。

46本目 太多線高山本線 619C 岐阜行き 多治見(9:53)⇒岐阜(11:10

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今回乗車するのは、高山本線 美濃太田駅中央本線 多治見駅を結ぶ太多線です。

とはいえ今回の乗車する列車もそうですが、半分くらいの列車は美濃太田駅から高山本線へ入り、岐阜駅まで直通運転をしています。

 

実は私、恥ずかしながらこの旅をするまで太多線の存在を知りませんでした・・・

路線長が約18kmと短いうえ、美濃太田駅多治見駅という都市間幹線でもない少々地味な路線ゆえ、乗り潰し目的でもなければ利用機会のない路線ですからねぇ。

 

そんな太多線は定刻に多治見駅を発車。

微妙な時間帯なのもあってか、車内はガラガラでした。

 

多治見駅には、貨物用のホームが併設されています。

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多治見駅を発着する貨物列車は、名古屋貨物ターミナルとの間に1往復だけ設定されていますが、お盆期間中も運転されているようですね。

 

多治見駅を出発して1駅目の小泉駅で、いきなりの列車交換。

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太多線は全線単線非電化ですが、沿線は意外と宅地開発されており、1時間に1~3本程度とそれなりの頻度で運転されています。

 

とはいえ駅を離れると田畑が広がり、のんびりとした風景が続きます。

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車窓を眺めていると、ちょっと面白い駅に到着。

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その名も姫駅といい、国鉄時代には「ディスカバージャパン」のポスターにも選ばれた駅だとか。

 

続いて可児駅に到着。

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この可児駅の隣には、名鉄新可児駅があります。

そんなこともあってか、私以外のほぼすべての乗客が下車し、それと同じくらいの乗客が乗り込んできて、ほとんどの乗客が入れ替わりました。

 

そして名鉄新可児駅は、ちょっと珍しい平面スイッチバックとなっています。

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どちらも現在は名鉄広見線ですが、もともと奥に右カーブする御嵩方面は別会社が敷設した路線で、のちに名鉄に吸収されたためこのような線形になったそうな。

 

木曽川を通過。

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台風の影響か、かなり水量が多いですね。

 

美濃太田車両区の横を通過すると、美濃太田駅に到着です。

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これで太多線の完乗を達成ですが、行程の都合上このまま岐阜駅まで乗り通します。

  

・・・のはずだったのですが、岐阜駅からの「ひだ」が遅れているということで、思わぬ長時間停車が発生。

せっかくなので、ホームに降りて駅名標を撮影しておきます。

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そんな感じで時間を潰していると、遅れていた「ひだ」が到着。

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結局、美濃太田駅を5分ほど遅れて発車しました。

 

美濃太田駅からは高山本線に入りますが、高山本線も全線未乗区間であるため、この区間も乗り潰し対象の路線です。

一駅目の「坂祝(さかほぎ)駅」という駅に差し掛かると、なんだか古びた側線群と大きなタンクが見えてきました。

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坂祝駅に到着。

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駅に隣接して、セメント工場があるようですね。

 

坂祝駅を出発すると、工場群が良く見えました。

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坂祝駅には、セメントの貯蔵施設(サービスステーション)がなんと3つもあり、それぞれにセメント輸送用の貨物列車が発着していたという「セメント輸送の一大中継基地」だったそうです。

しかし、それらの列車も2007年にすべて廃止され、現在はトラック輸送に切り替えられているそうな。

貨物列車の在りし日に、来て見たかったですねぇ・・・。

 

岐阜市に近付くと、青空も見えてきました。

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多治見駅を出発して1時間少々、美濃太田駅での5分遅れを引きずったまま、終点の岐阜駅に到着です。

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46本目 太多線高山本線 619C 多治見⇒岐阜
乗車時間:1時間17分(5分遅れ)
移動距離:45.1km

 

 

そして今回の「JR東海 完乗の旅」も、いよいよ次回から大詰めを迎えます。

しかし最後の最後で、思わぬ波乱の展開が待ち受けていることなど、このときの私は知る由も無かったのです・・・。