川崎鶴見鉄道録

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高山本線 波乱の乗り鉄旅 その2 JR東海 完乗の旅 5日目⑥

前の記事はこちら。 

 

岐阜駅から高山本線、そしてJR東海の全路線完乗を目指して移動を続けていますが、台風の影響による徐行の影響で大幅遅延・・・。

終点の高山駅まで約50km地点の下呂駅を、定刻より1時間43分遅れて出発です。

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下呂駅を過ぎると徐行が解除されたのか、今までの遅れを取り返すかのように、一気に飛ばします。

天気もだいぶ回復してきたので、これ以上徐行区間が拡大することは無いでしょう。

 

とはいえ高山本線は全線単線であるがゆえ、一度大きく乱れたダイヤが回復することは簡単ではなく、2駅目の飛騨荻原駅では対向の普通列車と交換し、さらに同時に後続の「ひだ9号」へ道を譲ります。

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退避時間は15分ほどでしたが、長時間停車を連続で食らっていたせいか、とても短く感じられました。

 

車窓にも、高い山々が連なっています。

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着々と飛騨地方が近づいているんですかね。

 

飛騨小坂駅でも、対向の「ひだ」と交換します。

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10分少々の停車でしたが、この程度だと「今回はスムーズだな」なんて思うようになってきて、感覚がマヒしてきました(笑)。

 

飛騨小坂駅舎は丸太造りになっており、結構有名だそうな。

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いつかじっくりと観察してみたいものです。

 

このあたりまで来ると、飛騨川もだいぶ水量が減っていました。

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濁流ばかり見ていましたが、本来はこんなに美しい川なんですねぇ。

 

高山市に入り、一ノ宮集落を見下ろします。

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里山の集落という趣で、とても美しい風景です。

 

そんな飛騨一ノ宮駅で、普通列車とダメ押しの交換。

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終点のひとつ手前で交換とは、本当に乱れまくっていますねぇ・・・。

 

飛騨一ノ宮駅を出ると、久々に大きな市街地が見えました。

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そして岐阜駅から約5時間、ようやっと終点の高山駅にたどり着きました。

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時刻は16時58分と、定刻より1時間31分遅れでの到着。

この旅で一番疲れた列車でございました・・・。

47本目 高山本線 1717C 岐阜⇒高山
乗車時間:5時間13分(1時間31分遅れ)
移動距離:136.1km

 

そんなわけで、なんとか高山駅にたどり着きましたが、ここが本日の目的地ではなく、最終的に富山県へ抜けなければなりません。

本来であれば、15時51分発の1829Dに乗り継ぐ予定でしたが、当然ながら乗り継げるわけもなく、かといってこのままだと後続の列車もどうなるか分からないので、とりあえず高山駅で情報収集がてら休憩をすることにします。