川崎鶴見鉄道録

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忍者ハットリくん列車で城端線を踏破する JR東海 完乗の旅 6日目③

前の記事はこちら。 

 

氷見線を完乗した後は、高岡駅を起点とするもう一つの路線である城端線乗り鉄を行います。 

53本目 城端線 8333D 城端行き 高岡(9:02)⇒城端(9:53

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列車はキハ40とキハ47の2両編成なのですが、先頭のキハ40にはド派手なラッピングが施されています。

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こちらは「忍者ハットリくん列車」なるもので、原作者の藤子不二雄Aさんが氷見市出身である縁で、このような車両を運行しているそうです。

 

そんな「忍者ハットリくん列車」に乗り込み、列車は定刻に高岡駅を発車。

車内はかなり混んでおり、立ちでの移動となりました。

 

高岡駅の隣は、北陸新幹線との接続駅である新高岡駅です。

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新幹線乗り継ぎのためか、新高岡駅で乗客の3分の2程度が下車。

高岡駅新高岡駅の移動は、城端線よりも路線バスのほうが圧倒的に便利なのですが、意外と城端線を利用する人も多いんですね。

 

続いて二塚駅に到着。

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かつて二塚駅には、至近にある「中越パルプ工業 二塚工場」まで貨物列車が運行されていたため、貨物用の側線が残されています。

 

二塚駅を出発すると、かつての専用線跡が残っていました。

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奥に見える煙突が二塚工場ですが、専用線の運用は2015年9月末で終了し、現在は高岡貨物駅までのトラック輸送に切り替えられたため、現在は使われていません。

現役時代に訪れることが出来なかったのが残念です。

 

新高岡駅を発車すると車内はガラガラになったので、窓側席に着席して車窓を堪能。

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城端線は砺波平野の真ん中を通っているため、氷見線と比べると車窓は単調です。

ただ冬になると、冠雪した立山連峰を見ることが出来るので、季節によってまた違う印象を持つかもしれません。

 

戸出駅で対向列車と交換。

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あちらは普通のキハ47でした。

そんなのんびりした感じで、終点の城端駅に到着です。

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53本目 城端線 8333D 高岡⇒城端
乗車時間:51分
移動距離:29.9km

 

せっかくなので、お客さんがはけたタイミングを見計らって、今回乗車した「忍者ハットリくん列車」を観察してみることに。

まずは車内の座席回りから。

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枕カバーには「忍者ハットリくん列車」のキャラクターがあしらわれており、よく見ると結構な種類が用意されています。

ただ私自身が「忍者ハットリくん」を全く知らないので、だれがどんな立場のキャラなのかさっぱり分からないのが残念です・・・。

 

天井にもキャラクターがびっしりと描かれています。

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さらに運転台後ろやトイレの壁にも。

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続いては車体外観の様子。

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こちらも結構凝っていますね。

 

ちなみに「忍者ハットリくん列車」は全4種類あり、今回紹介したのはキハ40 2080でございます。

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さらに沿線の観光PRラッピング車も4種類あって、城端線氷見線では合計8種類のラッピング車両が運行されており、随分と力が入っていますね。

しかし充当列車は非固定で、かつ運用も事前公開されていないようなので、どれに当たるかは運次第のようです。

これらの列車にご興味ある方は、城端線氷見線までお越しくださいませ。

 

といった感じで、城端線の完乗を達成しました。

城端線盲腸線なので高岡駅に折り返しますが、帰りは城端線氷見線名物の観光列車に乗車します。