相変わらずの暑さとなった、本日の川崎界隈。
ここ1週間ほどは公私とも忙しく、ブログの更新もままならないほどでしたが、本日は所用があったのでお休みをいただきました。
午後からフリーになりましたが、木曜日ということもあり「米タン」が運転されていたので、久々に鶴見線内で米タンを撮影することに。
「米タン」とは何ぞや?という方は、こちらの記事で解説しておりますゆえ、ご参照くださいませ。
今回は鶴見線内の姿がメインですが、まずは運転確認の意味も含めて、南武支線の小田栄駅で返空列車をお出迎えです。
8078レ EF65 2095
今日のEL区間は、いまや希少種となったPF青プレの2095号機が充当。
これもいい記録になりましたね。
8078レは、浜川崎駅構内へ滑り込んでいきます。
米タンは浜川崎駅から鶴見線に入りますが、終点となる安善駅へは方向転換が必要となるため、浜川崎駅で30分ほど停車します。
その停車時間を利用して、自転車で安善駅へ先回りすることに。
安善駅に着くと、ちょうど米軍貯油施設からの積載列車の入換中でした。
鶴見駅方にある引き上げ線へ押し込んでいました。
安善駅構内の入換は、新鶴見機関区所属のDE10およびDE11が担っていますが、本日は愛知機関区のDD200-5が代走していました。
といっても突発的な代走ではなく、安善駅の入換運用に関しては1~2か月ほど前から継続的にDD200が任務に就いているようです。
逆方向の拝島駅の入換運用はDE10のままらしいので、今は本格的な置き換えの前の慣らし運転的な感じでしょうかね。
積載列車が引き上げ線に入ると同時に、先ほど小田栄駅で撮影した返空列車が安善駅に到着しました。
返空列車の停車を待ったのち、DD200が単機で駅構内に戻ります。
DD200をここまで間近で見たのは初めてでしたが、角ばった造形とキャブにびっしりと詰まったセル状の機器カバーが織りなす武骨な外観は、結構好きになりました。
お次はEF65が引き上げ線に移動して、積載列車を引き出します。
出発線に停車して、これで積載列車の入換は終了です。
今度は再びDD200が動き出し、先ほどEF65が運んできた返空列車を米軍貯油施設まで運びます。
まずは一旦引き上げ線に移動し、空タキの元へ。
電気式ということもあってか、音がめっちゃ静かですね。
そしてその音も、発電用ディーゼルエンジンとインバータの変調音が混じった独特の音色で、不思議な感覚でした。
空タキと連結後、一旦引き上げ線に戻ります。
米タン用のタキ1000には、このような札が付いています。
借受人が「米国防省燃料管理課」となっているのが、米タン専用のタキ1000である証となります。
引き上げ線に入った後、推進運転で安善駅の一番南の側線へ移動。
ここからさらに反転して、今度は米軍貯油施設に繋がる専用線へ入ります。
反転する時間を利用し、私も専用線内へ追っかけてまずは一発。
DD200のライトは、ヘッドライトはシールドビーム、テールライトはLEDなんですね。
石巻貨物でDD200の走行写真を撮った時は違いに気付きませんでしたが、こうやって入換状態で両方点灯している状態で見ると、違いが一目でわかります。
さらに自転車を飛ばして、今度は浜安善駅へ移動。
安善駅~浜安善駅間は入換扱いということもあり、一時停止をしながらゆっくり進むので、自転車であれば余裕で追いつけます。
米軍貯油施設へは推進運転で押し込むため、ここで機回しを行います。
機回しを終えて準備が整うと、道路を封鎖します。
この踏切は遮断機や警報機が無いので、ロープを渡して封鎖するのが特徴。
封鎖後、ゆっくりと貯油施設内に押し込んでいきます。
施設内でも入換作業が行われますが、軍事施設であるため撮影NGなので、返空列車の追っかけは終了。
このあとは自転車で浜川崎駅へ移動し、拝島駅行き積載列車の出発シーンを撮影してシメます。
8079レ EF65 2095
これにて本日の米タン撮影は終了です。
現在はDE10の代走という扱いのDD200を撮影しましたが、おそらく来年度の改正ではDD200が定位になるんでしょうね。
DE10・DE11の姿は何度も撮っているものの、最後にもう1回くらいは記録したいところです。
このあとは、もう一つの鶴見線名物の貨物列車を狙いに移動します。