川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

千里浜なぎさドライブウェイ 中部地方 撮り鉄遠征⑯

前の記事はこちら。 

 

本津幡駅~能瀬駅の撮影地を後にし、羽咋市方面へ北上するのですが、その道すがら前々から気になっていたスポットがあったので、寄り道することにしました。

その場所というのがこちら。

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その名も千里浜なぎさドライブウェイという場所です。

 

ここは「千里浜」という名の通り、砂浜がなが~く続いております。

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7月下旬ということで、荒々しいイメージの日本海も穏やかで過ごしやすい季節なので、多くの人でにぎわっておりました。

 

 

ですが上の写真、ちょっと違和感があるのにお気づきでしょうか?

その「違和感」こそが、この千里浜がただの砂浜ではなく、観光名所へと至らしめております。

 

その違和感の正体がこちら。

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砂浜に道路標識が設置されているのです。

つまりこの砂浜は立派な道路として扱われているというわけですな。

 

そんなわけで、この砂浜にはまるで普通の道路のごとく、4WDのオフロード車でもない乗用車がびゅんびゅんと乗り入れてきます。

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乗用車どころか、大型ロードバイクまで何事も無く走行しています。

普通の砂浜なら全くありえない光景です。

 

なんでこんなことが可能なのかというと、砂に秘密があるんですね。

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千里浜の砂は粒が極めて細かく、かつ均一であることから、海水を含むと砂浜全体が固く締まるため、乗用車が乗り入れてもぬかるむことがありません。

車を降りて実際に歩いてみると、砂というより土のグラウンドの上を歩いているような感覚でした。

そのため千里浜なぎさドライブウェイは、日本で唯一公道として扱われる砂浜として、能登半島の観光スポットの一つになっております。

 

実はこの千里浜なぎさドライブウェイは、我が故郷の深夜番組「水曜どうでしょう」でも取り上げられたことがあり、存在だけは知っていた場所だったのですが、今回レンタカーで能登半島に来る機会があったので、ドライブがてら訪問してみました。

ドライブ路としても、なかなか気持ちの良い道なので、オススメでございます。

 

 

そんな千里浜なぎさドライブウェイを通って羽咋市に移動し、本題となる茜色の国鉄型車両を追いかけます。