川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

2020年を振り返る

早いもので、2020年も残すところあと3日となりました。

例年だと12月に入れば同僚や友人と忘年会を行い、正月休暇は実家に帰省してゴロゴロ過ごすところですが、今年は忘年会がすべて中止、さらに実家のある札幌市もなにかとヤバそうなので帰省も断念。

そのせいか、もうすぐ年が変わるという実感が全く湧きませんねぇ・・・。

 

そんなコロナウィルスに振り回された1年となった2020年、毎年恒例となっている当ブログ的な1年の振り返りを行います。 

1月

帰省ついでに仙台臨海初訪問・札沼線を乗り納め 

正確には2019年末の出来事もありますが、昨シーズンの帰省時は仙台へ寄り道して、兼ねてより訪問したかった仙台臨海鉄道を初撮影。

さらに北海道編では、今年5月に廃止となった札沼線北海道医療大学新十津川を乗り納めしてきました。

 

がこの北海道編、いつもと違い動画でお届けしているのですが、実は第2話までアップした状態でストップしております。

これはサボっているわけではなく、なんと動画ファイルが入っているSDカードが読み出し不良に陥り編集が不可能となったのです・・・。

 

フォーマットすりゃカード自体は復旧するかもしれませんが、当然ながらファイルが消えてしまっては困るのでどうすることもできず、とりあえず時間が解決することを祈って塩漬け中です (^_^;)

奇跡が起きれば動画で続けたいのですが、別メディアで保存している静止画のほうは残っているので、そちらに切り替えて再開するか思念中でございます。

 

2月

廃止目前の「石炭列車」を秩父鉄道で乗り納め 

今年3月改正での一番の出来事は、鶴見線 扇町駅と秩父鉄道 三ヶ尻駅を結んでいた「石炭列車」の廃止でしょう。

廃止目前の駆け込みとなりましたが、兼ねてより一度記録したかった秩父鉄道線内の姿を収めるべく、日帰り遠征を敢行しました。

 

3月

退役間近の「カンタスB747」を撮影

今回のコロナ禍で大打撃を受けた産業の一つである航空業界、現在は国内線に関しては大分回復しましたが、国際線は未だ大幅な欠航が続いています。

そんな「鎖国」が行われる直前の時期、退役間近であったカンタス航空B747羽田空港にて撮影することができました。

ちなみにカンタスB747は当初2020年末に退役予定でしたが、航空需要の大幅減に伴い7月に前倒しされ、すでに全機退役済みとなっております。

 

4

札沼線末端区間の最終運行が前代未聞の繰り上げへ

前述したとおり、札沼線北海道医療大学新十津川間は今年5月6日をもって運行終了予定でしたが、コロナウィルスへの緊急事態宣言が47都道府県に拡大されたことに伴い、急遽4月17日に最終運行が繰り上げられるという、前代未聞の措置が取られました。

コロナ禍が無ければ、私も「最後の瞬間」を見届けるため渡道予定でしたが、残念ながらその願いは叶いませんでした・・・。

 

6

羽田空港に「ボンQ」が飛来

カンタスB747でも触れましたが、コロナ禍による航空需要の減少は機材運用にも影響を及ぼし、普段は地方路線に投入されるANAの「ボンQ」が、なんと羽田空港の路線に投入されるという、とんでもなく異常な事態に発展しました。

本当は乗ってみたかったんですが、さすがに6月時点ではまだ遠出する気にはなれなかったので、結局乗れず仕舞いでした。

 

7

中部地方撮り鉄遠征

7月に入るとコロナウィルスの第一波も小康気味となり、GoToキャンペーン開始と同時に私も遠征を解禁。

まず第一弾は、もともと春に実行しようと思っていた中部地方への遠征を敢行いたしました。

名古屋地区では愛知DD51EF64重連貨物のほか、衣浦臨海鉄道三岐鉄道など私鉄線まで足を延ばし、金沢地区では引退間近の413・415系をたっぷり撮影できました。

 

8月

土讃線ことでんレトロ撮り鉄遠征へ

8月になると遠征活動も本格的に再開し、まず最初は近々引退となる「ことでんレトロ列車」と土讃線2000系を撮影すべく、四国へ遠征しました。

こちらのシリーズは現在連載中なものの、最近は公私でバタバタしており更新が滞りがちなので、年明けからペースを上げたいところでございます・・・。

 

日本海沿岸へ撮り鉄遠征

四国遠征の翌週、今度は秋田・山形・新潟と日本海沿岸を舞台に撮り鉄遠征を敢行。

H100形とGV-E400系の13連甲種をメインに、来年で解散となる秋田臨海鉄道、さらに余命短い新潟地区の115系をたっぷりと撮影しました。

 

9月

青森・八戸へ撮り鉄遠征

日本海遠征の翌週、出張ついでに3週連続で今度は青森県へと遠征。

1年前の東北遠征で足を運べなかった三菱製紙八戸工場の専用線をメインに、こちらも終焉迫る津軽線のキハ40と、津軽鉄道撮り鉄としては初訪問いたしました。

 

100万アクセス突破!!

2017年7月29日に開設した当ブログですが、それから約2年2か月で累計100万アクセスを突破いたしました。

多くのアクセスをいただき、大変ありがたい限りでございます。

 

10月

ブロ友さんと小遠征

関西よりブロ友さんが来られたので、それに便乗する形でマルタイと富山地鉄に譲渡される西武NREの甲種を撮影すべく、熊谷まで小遠征を敢行。

さらに帰りがけには、別のブロ友さんとも初めてお会いすることが出来、どちらかというと撮り鉄の成果以外のほうが印象に残った1日でした。

 

長野へ撮り鉄ツーリング

私の撮り鉄遠征のスタイルは公共交通機関+レンタカーがメインですが、今回は私のもう一つの趣味であるバイクを駆り出しまして、長野方面へ撮り鉄ツーリングへと出かけてきました。

お天気にも恵まれたこともあり、撮り鉄・バイクの両観点で良き旅になりました。

 

11月

初めての「サロンカーなにわ」撮り鉄遠征

長野遠征の翌週、今度は大サロこと「サロンカーなにわ」を撮影すべく、兵庫県へと遠征を敢行。

「サロンカーなにわ」は一度撮りたかった被写体でしたが、それがDD51牽引+ヘッドマークが付くということもあり、久々に超本気で追っかけ回しました。

2日目はブロ友さんと合流し、そちらも印象に残った遠征でありました。

 

2パンのデキを求めて秩父鉄道撮り鉄ツーリング

11月の連休には、今年2回目の撮り鉄ツーリングへ。

今年は秩父鉄道の2パン運転開始と紅葉シーズンが重なったので、いいお天気の日を狙って日帰りツーリングに行ってきました。

 

リベンジ 四国遠征 

夏の四国遠征で、土讃線2000系の成果に満足がいかなかったので、リベンジすべく紅葉シーズンを狙って、秩父ツーリングの翌週に今年2回目の四国遠征を強行。

ついでに同日開業したことでん伏石駅訪問、さらに徳島地区のキハ40なども記録してまいりました。

 

12月

鶴見線が開業90周年を迎える

わが地元である鶴見線が開業90周年を迎え、それに関連するヘッドマーク掲出や団臨が走ったので、当ブログでも何度か記事にしてみました。

ブログこそ更新はしていませんが、地元民の特権を生かしてコツコツ撮りためているので、機会があればまた記事を起こしたいと思います。

 

 

といった感じで、当ブログ的な2020年の出来事を振り返りました。

上半期は時流に沿って自粛ムードでしたが、下半期は月1回以上ペースで遠征に繰り出し、気が付けば宿泊を伴う遠征を7回も敢行。

例年であれば遠征は5~6回程度なので、下半期だけで7回も敢行したのは個人的に異常ともいえるハイペースでありました。

 

これは「GoToキャンペーン」で旅費が安上がりだったのもありますが、実はそれよりも今年は鉄道部品をほとんど購入しなかったというのが大きな要因。

というのも、コロナ禍の影響で鉄道イベントがほぼ中止となったため、鉄道部品そのものの購入機会の減少、さらにはイベント行脚のための移動も全く発生せず、そのため今年は趣味用資金にかなり余裕があり、撮り鉄遠征に比重を振った結果がこのハイペースにつながったと言えます。ホント、鉄道部品には安易に手を出しちゃいけませんよ・・・私は手遅れですが。

 

そんなわけで遠征にはたくさん出向いたんですが、相変わらずブログ更新は全くと言っていいほど捗っておりません・・・。

実は模型ネタも溜まりまくっており、未更新ネタが記事数にしておそらく100回分は軽く積み重なっておるので、ヒジョーに難儀しております (^_^;)

いつ消化できるのか、私でさえ全く予想が付きませんが、気長にお付き合いいただければと思います。

 

 

続きましては、2020年で最もアクセス数が多かった記事トップ10という、いつもどおり誰得なランキングの発表です。

10位

第10位は鉄道模型ネタで、私も多数保有する貨車のカプラーに関する、ちょっとした考察記事でした。

この記事、実は2018年に更新した記事でありまして、それ以降さほど反響があったわけではなかったのになぜ?・・・と思ったのですが、ランキングを紐解いていくと答えが理解できました。

それは読み進めていただければわかります。

 

第9

第9位は、京成車が京急蒲田駅以南へ乗り入れる唯一の運用である、京成09K運用の撮り鉄記事でございました。

この09K運用はいわゆる「4直界隈」の鉄オタにとって関心が高めなので、例年わりと上位にアクセスされるシリーズなのですが、今年は第9位にランクインしました。

 

第8

第8位は、2019年3月改正特集の貨物列車運用編でございました。

ダイヤ改正特集記事は例年ランクインするので、まあ順当な結果と言えるでしょう。

 

第7

第7位は、川崎駅の京浜東北線ホームがホームドア工事に伴い乗車位置が変わるらしいよと、テキトーにつぶやいた記事でした (^_^;)

たしかに一般関心度は高いのでしょうが、こういったゆるい記事がアクセスを集めるのが面白いなぁ~、と個人的に振り返られるのが、この誰得クランキングの意味であったりします。

ちなみにこの記事は3500アクセスほどいただいており、内容が薄くてなんだか申し訳ないのですが(笑)

 

第6

第6位も第9位と同様に京成09K運用の話題なのですが、この記事は6月12日に青砥駅で発生した北総7300形の台車破断による脱線事故の影響で、京成09K運用を京急車が代走した様子を撮影したものでございます。

この事故自体、首都圏ではかなり大きなニュースとなっていたので、関心度も高かったのではないかと推測します。

 

第5

第5位は、今年3月改正特集の機関車運用編でございました。

例年であれば、当年度のダイヤ改正記事はトップ3入りするのですが、今年の改正自体がわりと小粒な変化にとどまったので、アクセス数もさほど伸びなかったようですね。

 

第4

第4位は、終焉迫る185系新子安~東神奈川の超有名撮影地でとらえた撮り鉄記事でございました。

・・・といっても実はこの記事は2018年2月に更新したものでして、おそらく185系の撮影地ガイド的にアクセスされているのでしょうね。

 

第3

第3位は、今年3月改正特集の列車運用編でございました。

ダイヤ改正記事は2018年から書いていますが、今まで当年度の列車運用編が必ずランキング1位を獲得していたのが、3年目にしてついにトップの座から陥落・・・

やはり改正の内容自体にインパクトが薄かったこと、さらにコロナ禍で外出機会が減ったことがアクセス数の減少につながったんでしょうかね。

 

第2

第2位は、TOMIXから発売されたヤマト運輸コンテナ付きコキ104の購入レビュー記事でした。

この製品、Nゲージサイズの完成品として初めて「宅急便」仕様のコンテナが製品化されたことで発売前から期待されていたのですが、なんと「コキ50000形積載禁止」表記を「コキ500000形積載禁止」に誤表記し、リコール対応する大チョンボをやらかしたという、良くも悪くも注目された製品だったので、アクセス数も伸びたのではないでしょうか。

 

第1

栄えある第1位は、TOMIXの機関車のカプラーをKATOナックルカプラーへ改造する記事でございました。

鉄道模型をやっているとどうしても複数メーカーの製品が混在し、カプラーの互換性ぶち当たるのが宿命なのですが、それを解決する一つの方法として提示したのがこちらの記事で、やはりカプラーネタは需要が高いのでしょうね。

第10位の記事もこれの関連記事だったので、アクセス数も必然的に引き上げられたというわけでありました。

 

といった感じで、今年のアクセス数ランキングはこのような結果でした。

例年であればイベント記事も食い込んできますが、今年はイベント参戦自体がほとんど無かったので、撮り鉄鉄道模型ネタで占められました。

 

 

最後はアクセス数です。

いつもどおり、乱暴に管理画面を貼り付けておきます。

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昨年のまとめ記事での累計アクセス数は「741,995アクセス」でしたので、今年のアクセス数は359,882アクセスでございました。

今年も多くのご訪問をいただきまして、感謝申し上げます。

 

 

といった感じで、今年の振り返りは以上でございます。

今年は「100万アクセス」というアクセス数に関する大きな区切りを向かえましたが、実は「1000回更新」というのも間近になっております(本記事で941回目)。

1000回更新時は、またなんか記事でも起こそうか考えておりますが、そのためには日常の更新を進めていかねばなりませんのでね・・・。

最近ブログに費やせる時間が減っているのですが、サボり癖が付かない程度に運営していきたいところですね (^_^;)

 

 

そして最後になりましたが、本記事をもって今年の更新を終了いたします

世界が大きく変わった2020年となりましたが、とりあえず無事に乗り越えられてホッとしております。

また来年も、本ブログにダラダラとお付き合いいただければ幸いです。

 

それでは皆様、良いお年をお迎えください。

2021年も「川崎鶴見鉄道録」をよろしくお願いいたします!!

 

管理人 かわつる