川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

長野電鉄 村山橋 2021年元旦 長野遠征⑤

前の記事はこちら。 

元旦 長野遠征も今回が最終回です。

北しなの線を後にして、最後は長野電鉄撮り鉄を行いますが、それにあたり前々から行きたかった場所があったので、そこで今回の遠征を〆ることにしました。

 

その場所とはこちら。

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柳原駅村山駅千曲川に架かる村山橋です。

 

この村山橋には、ある大きな特徴がございます。

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この村山橋長野電鉄国道406号線の鉄道道路併用橋となっているのです。

道道路併用橋は、瀬戸大橋やレインボーブリッジなど各所に点在していますが、道路と鉄道が平行かつ同一トラス鋼体に収まる形態は、全国的に有名だった名鉄の犬山橋が分離された現在、この村山橋くらいのようですね。

 

この村山橋、5年ほど前に長野電鉄乗り鉄したとき存在を初めて知って以来、一度訪れてみたかった場所でした。

長野市には長野工場公開イベント参戦のため毎年秋に訪れていたものの、村山橋まで足を運ぶ機会はありませんでしたが、今回は車があるということも手伝い、ようやく訪れることが出来た次第です。

 

そんな村山橋にて、早速撮影開始。

まずは橋の上で鉄道道路併用橋を強調したアングルでパチリ。

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ちょうど長野県内の民鉄3社(長野電鉄アルピコ交通上田電鉄)がコラボした、正月仕様のヘッドマークを掲出した8500系がやってきました。

本当は道路を強調するため、大型トラックの1台でも通ってほしかったのですが、こんなときに限って被らないもんですな (^_^;)

 

反対側からも列車が来たので、橋の横でもう一丁。

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こちらの列車は、元東京メトロ03系の3000系でした。

前面が赤帯に変更されており、長野電鉄らしいアクセントになっていますね。

 

今度は東詰に移動して撮影。

ここらで雲が抜けてきたので、まずは上り列車をお山バックの構図で。

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やはり冬空は空気が乾燥しているためか、抜けがいいですねぇ。

もうちょいお山が出てくれればなお良しでしたが、午前中の悪天候を鑑みればこれ以上の贅沢は言えないでしょう。

 

続いて下り列車を、望遠でググっと圧縮して撮影。

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こちらも晴れれば飯縄山がドカンと見えるのですが、それは潔くあきらめて村山橋主体の構図で切り取ることにします。

 

ついでに編成写真も回収。

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8500系のトップ編成でした。

 

今回の遠征のシメ。

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小田急HiSEである1000系「ゆけむり」でした。

 

ちなみに村山橋の東詰は「村山橋メモリアルパーク」という、ちょっとした広場のようになっており、2009年に架け替えられた旧橋の遺構や写真などが展示されています。

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列車待ちの暇つぶしには、ちょうどいい展示でした。

 

これにてすべての撮り鉄活動を終了。

長野駅でレンタカーを返却して新幹線で帰路に着きますが、長野駅前のラーメン屋で晩御飯を摂ることに。

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こちらのラーメン屋は、毎年10月の長野工場公開イベントの帰りに必ず寄るのですが、昨年はイベント自体が中止になってしまったため、こちらのラーメン屋も1年4か月ぶりの訪問。

相変わらず私好みの味噌ラーメンでございました。

 

お腹いっぱいになって駅へ向かうと、アルピコ交通のバスが正月らしいちょっと洒落た表示を出していました。

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回送車のようですが、方向幕が「謹賀新年」になっています。

これもLED式だからこそ成せる業ですね。

 

今回は「あさま」の自由席でのんびり帰ります。

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コロナ禍での正月、しかも元旦の上り列車いうこともあってか、自由席と言えど東京駅までガラガラでございました。

 

車内では長野の地ビールで打ち上げを敢行。

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疲れた体にほどよくアルコールも入ったので、軽井沢から上野まで爆睡して家路につきました(笑)

 

といった感じで、今回の遠征はこれにて終了です。

実働1日だけの小遠征でしたが、兼ねてからのあこがれであったEF64の4重連のほか、しなの鉄道115系の特別塗装車など、それなりに収穫の多い遠征だったかなと。

今年の秋は長野公開があるのかわかりませんが・・・、また長野には撮り鉄遠征をしたいかなと思います。

 

おしまい