ダイヤ改正からまもなく2週間、だんだんと余韻も冷めてきたところ。
関東地区における、今年のダイヤ改正で一番の話題は185系の定期運用終了でしたが、私もダイヤ改正前に185駅を撮り納めるべく、2月下旬にちょいと静岡方面へと日帰り遠征を敢行しておりました。
すでに185系の撮り鉄ネタなど、世間一般では完全に旬が過ぎているのですが、ちょうどその頃は道北ラッセル遠征の連載に着手した直後でして、すっかり更新タイミングを逃したまま放置しておりました・・・。
日頃よりお付き合いいただいている読者の皆様も「何を今さら」と思われるかもしれませんが、まあお付き合いくださいませ (^_^;)
川崎在住の私にとっては、185系自体は飽きるほど撮影した被写体でしたが、実は「富士山と185系」の組み合わせを1度も狙ったことがなかったので、伊豆箱根鉄道まで足を延ばしてみることに。
まずは川崎駅から東海道線を下ります。
雲一つない晴天ではあるものの、花粉も飛び始める2月下旬ということで結構霞んでいますね。
なんだか嫌な予感がします・・・。
伊豆箱根鉄道へ乗り換える前に、朝食タイムです。
三島駅を通るたびに気になっていた、こちらの駅そばに立ち寄ってみました。
名物の三島コロッケが入った蕎麦があったので発注。
三島駅の駅そばはナルトが入ってるんですね。
しかしこの「コロッケそば」なる食べ物、関東周辺のみで食される独特の組み合わせらしいですが、神奈川に住んで15年経っても未だに美味いとは思えません・・・。
「じゃあなんで発注したんだ?」って話なんですが、単に名物という響きに惹かれただけでございます (^_^;)
お腹を満たしたあとは、伊豆箱根鉄道へ乗り換えます。
ホームに入ると、櫛型ホームに列車が据え付けられていました。
なにやらヘッドマークが付いていました。
沿線の韮山高校とのタイアップ車両で、車内には環境をテーマにした研究結果が掲出されていました。
車内は固定ボックス式のセミクロスシートです。
今回は原木駅で下車します。
原木駅から南へ10分ほど歩いて、今回の撮影地に到着・・・したのですが
ああっ・・・嫌な予感が的中し、富士山は残念なことになっていました。
春になると霞むのが分かっていたので、本当は昨年12月くらいから遠征の機を伺っていたものの、今シーズンの富士山は異常なほど冠雪が遅く、正月を過ぎても丸裸な状態で実行できずにおりました。
1月下旬になってようやく冠雪してくれましたが、その頃の週末は前述の宗谷ラッセルや衣浦臨海DD51代走を狙うべく遠征に繰り出しており、伊豆箱根まで手が回らず2月下旬まで遅れてしまったのです。
完全に遅きに失した感じがありますね・・・。
すでに負け戦が確定していますが、一応撮影を開始。
8072M「踊り子2号」
39M
この列車には「ホロ伊豆ム」というヘッドマークが付いており、調べるとホロライブという女性VTuberとのコラボだとか。
41M
こちらは2月23日の「富士山の日」にちなんだヘッドマーク。
この日は2月21日だったので、ちょうどタイムリーな企画でございました。
43M
こちらは伊豆箱根鉄道駿豆線のコラボ車両の代表格「ラブライブ!サンシャイン‼」のうちの「Over the Rainbow 号」。
もともと2020年3月までの運行予定でしたが、コロナ禍の影響で期間延長を重ね、約1年たった現在も解除されずに運行し続けているそうです。
でもって、今回のメイン列車です。
4023M「踊り子3号」
う~ん、消化不良感が否めない微妙な出来となりましたねぇ・・・。
当初の予定では、このあと場所を移動して引き続き185系を撮影するつもりでしたが、視程が回復する見込みも無く微妙なカットを量産するのが分かり切っていたので、今回はこれで切り上げることに。
後日リベンジしたいなと思ったんですが、結局晴天の日と自分の予定が合わず叶わなかったので、これが185系と富士山の最初で最後の撮影となりました・・・。
というわけで伊豆箱根鉄道沿線への用は無くなったので、まずは三島駅へ戻ります。
さきほど撮影した「ホロ伊豆ム」が修善寺駅から戻ってきました。
内装は転換クロスシートがずらっと並んでいます。
そして三島駅で降車した時に気付いたのですが、この7000系は先頭車が3扉で中間車が2扉と、車両によってドア数が異なるんですね。
中間車のみ2扉なのは、快速運用時に指定席として運用することを考慮したからだそうですが、指定席需要は伸び悩んで万年自由席車両として運用されています。
熱海まで乗り入れて、修善寺編成を連結しない伊豆急下田行きの「踊り子」と連絡する構想もあったものの結局実現せず、中途半端な設備ゆえ2編成のみで増備を打ち切られた、ちょっと可哀そうな車両なようです。
といった感じで、伊豆箱根鉄道での活動はこれにて終了です。
ですが時刻は11時30分と帰宅するには早すぎるので、前々から気になっていた路線を乗り鉄することに計画を変更。
次回はガラッと内容が変わりまして、乗り鉄レポをお届けします。