川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

H5系と北海道新幹線を初撮影する 青森撮り鉄遠征③

前の記事はこちら。 

青森撮り鉄遠征、今回から本格始動です。

 

2日目は朝一で青森駅前でレンタカーを調達して移動の足を確保。

本遠征最初のターゲットは、JR北海道北海道新幹線用の車両として製造したH5系であります。

 

今回は青森市街から青森空港へのアクセス路でもある県道24号線陸橋にて撮影をすることに。

到着早々、お目当ての列車が登場です。

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3095B「はやぶさ95号」

私自身、H5系の走行写真はこれが初撮影でございました。

 

H5系は東京駅まで定期運用があるため関東でも見られますが、E5系が45編成に対してH5系は4編成しかないので、おのずと充当列車がかなり限定されます。

さらに沿線撮りとなると、それなりに北へ出向かないとすっきり撮れる撮影地が無いので、個人的にはあまり撮る機会の無い車両です。

今回はちょうど朝一で新青森駅にやってくるH5系の列車があったので、本遠征最初のターゲットとしてH5系を据えたのでした。

 

 

H5系の撮影を終えた後は、車を津軽半島方面へと走らせます。

先ほどは東北新幹線区間撮り鉄をしましたが、北海道新幹線区間撮り鉄をしたことが一度も無かったので、そちらでも撮影することに。

 

というわけで、やってきたのがこちら。

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今別町にある青函トンネル入口広場でございます。

 

ここは青函トンネル本州側出口の真横にある公園で、青函トンネルを出入りする列車を間近に見ることが出来るスポットとして、鉄オタのみならず一般の観光客にも知られています。

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こんな感じで、広場の真横に新幹線の線路が敷設されています。

青函トンネル前後の区間は半分新幹線・半分在来線みたいな扱いとはいえ、新幹線の本線にここまで近づけるスポットというのも案外無いのでは。

 

ただ事前のリサーチ不足もあったのですが、残念だったのがこちら。

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新幹線が開業してからでしょうか、線路の真横に高いフェンスが設置されていたのです・・・。

 

ちなみに北海道新幹線開業前は、こんな感じでした。

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2013年9月撮影

在来線オンリーのころは手前のフェンスが無く、トンネル飛び出し直後の列車を綺麗に撮影することが出来ました。

この構図をそのまま新幹線に置き換えたカットを撮りたかったのですが、残念ながら無理なようです。

 

その代わり?かどうかは知りませんが、昔は無かった展望台が設置されていました。

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というわけで、今回はこの展望台から撮影することに。

 

まずは貨物列車が登場。

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82レ EH800-18

青函トンネルとEH800の組み合わせも、今回が初撮影です。

 

続行で新幹線が通過。

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3022B「はやぶさ22号」

こちらはE5系充当列車ですが、1本あとの「はやぶさ28号」にはH5系が充当されるので、粘れば2形式とも撮影可能です。

ですが今回は後行程の都合上、これにて撮影を終了しました。

 

ちなみに新幹線の通過時刻は、広場内の掲示板に貼りだされています。

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ただし貨物列車に関しては書かれていないので、ご注意くださいませ。

 

駐車場へ戻ると、来た時には気付かなかったものを発見。

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「トンネル神社」なるものがありました。

昔は無かったのですが、北海道新幹線開業と同時に建立されたそうな。

 

そしてもうひとネタ。

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こちらは駐車場内にあるトイレで、H5系風の外装になっています。

 

このトイレ、新幹線開業前は14系か50系っぽい客車風な外装を纏っていました。

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こちらも新幹線開業とともにアップデートされたようです。

ただ今の塗装はなかなかどぎつい色彩なので、客車風のほうが自然にマッチしている気がします。

 

といった感じで、新幹線の撮影はこれにて終了です。

このあとは近くを走る津軽線沿線に移動して、終焉間近のヨンマルを狙います。