川崎鶴見鉄道録

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日本最後の腕木式信号機 津軽鉄道探訪② 青森撮り鉄遠征⑥

前の記事はこちら。 

 

金木駅での撮影を終えて、続いては津軽鉄道ターミナル駅である津軽五所川原駅付近へと移動。

津軽鉄道津軽五所川原駅は行き止まり構造となっており、駅の北側に場内用の腕木式信号機が設置されています。

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津軽五所川原駅腕木式信号機は、並行する道路の間近に設置されているので、信号機を観察するなら金木駅よりこちらがオススメです。

さらにここはJR五能線と並走しており、JRの色灯式信号機も同じ場所に設置されているのも面白いですね。

 

近寄って信号機をじっくり観察。

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腕木は表裏で色が異なっており、赤色の面が表となります。

この信号機は津軽五所川原駅への場内信号機で、上の写真だと腕木が下がっているので、駅へ列車の進入が許可されている状態です。

 

しばらく待っていると、津軽五所川原行きの列車がやってきました。

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この「青現示状態の腕木式信号機を通過する列車」のカットが、今回の遠征で最も撮りたかったものの一つでした。

ここは晴れると午後はド逆光になってしまうので、今回ばかりは曇ってくれて助かりました。

 

列車が駅に到着したのち、信号機の腕木が上がって赤現示に。

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そして先ほどの列車が折り返してきました。

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この信号機は場内信号機なので、今回のように逆方向から来る場合は赤現示の状態で列車が通過します。

 

といった感じで、日本最後の腕木式信号機に着目した津軽鉄道探訪はこれにて終了。

3年越しに津軽鉄道を再訪し、お目当ての腕木式信号機をじっくり見物出来て、なかなか有意義な趣味活動となりました。

 

このあとは五能線へと移動し、津軽線に続き終焉間近のヨンマルを撮影します。