川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

安中貨物の終着地 安中駅の入換風景を見物する②

前の記事はこちら。 

「安中貨物」の入換風景、前回は安中駅のホームから見物していましたが、今回は駅の横にある跨線橋から見物してみます。

 

その前に、初めて見る安中駅舎をパチリ。

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個人的にはタクシー乗り場の雨除けの柱に、なぜかホーム柱用の駅名標が貼り付けられていたのがツボでした。

 

駅前から2~3分ほど歩いて駅に隣接する歩道橋へ向かうと、同業さんがお1人いらしたのでご一緒させていただきます。

歩道橋に着くと、ちょうど工場内からスイッチャーが単機で戻ってきました。

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歩道橋から見ると、貨物側線の構造がよく分かりますね。

 

スイッチャーは引き続き留置されていたタキを工場内へ搬入します。

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工場からスイッチャーが単機で戻ってきたので、残り3つのタキも入れ替えるのかと思ったら、今度はさっきEH500が運んできた着発線のトキ25000のもとへ。

トキを連結して引き上げ線に移動します。

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引き上げ線で方向を変えて、今度は貨物側線一番奥の建屋の中へとトキを入れ換えていきます。

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トキ25000が扱う「亜鉛精鉱」は工場内ではなく、この建屋で降ろすみたいです。

 

建屋の中に押し込むかと思いきや、中途半端な位置で切り離してスイッチャーだけ戻ってきました。

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すると今度は単機で工場内へと移動。

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しばらくすると、先ほど搬入したタキを牽いて戻ってきました。

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なぜか3両だけ残したまま、この日の搬入は終わったみたいです。

 

工場から持ってきたタキ4両は、前回の記事で荷役作業を終えた6両のもとへ持っていき連結させました。

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そうして合計10両となったタキ1200を牽いて引き上げ線へ移動。

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引き上げ線で方向転換し、今度はEH500が待機している着発線へとタキ1200を移動させます。

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このタキ1200 10両は、小名浜への返空列車の荷となるようです。

 

着発線にタキ1200を置いたあとスイッチャーが単機で戻ってきて、今度は建屋横に留置されていた反射板付きのトキ25000のもとへ移動。

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先ほどのタキと同じように、着発線へと移動させます。

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タキ1200と連結させて、返空列車の組成が完了です。

 

返空列車を仕立てた後は、先ほど中途半端な位置に移動させたトキのもとへ。

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返空列車の組成のため着発線を開ける必要があったので、とりあえず仮置きしていたようですね。

 

そのままトキごと建屋の中に入っていきました。

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建屋の中でエンジンを切ったので、これで本日の入換作業は終了のようです。

 

といった感じで、安中駅の入換風景見物もこれにて終了です。

この入換風景ですが、安中貨物の到着時刻が17時と結構遅い時間であることから、この日も18時30分ころまでかかったので、全部見届けようとすると陽の長い時期でないと厳しいのがネックですね。

ちなみにトキ25000の荷役入換は朝?に行われるらしく、そちらは年中見ることが出来ると思われるので、機会があればそちらも見物したいところでございます。

 

帰路に着くため安中駅のホームに行くと、先ほど仕立てられた返空編成が留置されていました。

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EH500は連結されていないので、出発直前に連結するんでしょうかね。

 

高崎駅での乗り継ぎついでにいったん改札を出て、夕飯を摂ることに。

今宵は埼玉のローカル中華チェーン「ぎょうざの満州」で一杯やります。

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高崎駅1階にあるフードコート的な場所にあり、なんでも今年3月にオープンしたばかりだそうな。

個人的に高崎駅にはちょいちょい来るので、高崎に来た時の定番になりえるかもしれませんねぇ。

 

ラーメンとぎょうざを肴に生ビールを注入。

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満州とはいえ、外飲みも久々ですねぇ・・・。

早いところ気兼ねなく飲めるご時勢になってほしいものでございます。

 

いい具合にビールが入ったので、帰りはグリーン車でゆったり移動します。

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ちょうどJREポイントのSuicaグリーン引換券が高レートだったので、ちょっとお得に利用させてもらいました。

 

このまま川崎へ直通・・・と思ったのですが、実はこの日は現在もニュースになっている熱海市で大規模な土石流が発生した日でした。

東海道線も大雨の影響で小田原以遠が不通となっていたことから、上野東京ライン東海道線と高崎・宇都宮線の直通運転を中止し、東京折り返しになっていたことから東京駅で乗り換えする羽目に。

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この21:22発の沼津行きも本来は籠原始発の列車ですが、この日は東京始発となっていたため、8番線発かつ始発表示付きになっていました。

 

といった感じで、群馬日帰り遠征もこれにて終了。

本命の部品販売は散々でしたが、それ以外はなかなか楽しめた1日でした。