川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

リベンジ!!土讃線で撤退間近の2000系を撮る その2 2020年 晩秋の四国遠征⑨

前の記事はこちら。 


土讃線での2000系撮影、前回の撮影地である香川県から猪ノ鼻峠を越えて、徳島県へとやってきました。

このあたりは、吉野川が造り出した渓谷沿いを走る姿を撮影することができ、数多くの有名撮影地が点在しております。

 

しかし、吉野川流域に到着すると・・・

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事前の「晴れ時々曇り」の天気予報は見事に裏切られ、今にも小雨が降ってきそうな曇天が広がっております。

この時点で、ヤル気が完全に失せてしまいました・・・。

 

とはいえ、四国まで来て手ぶらで帰るわけにはいかないので、とりあえず撮影開始。

まずは阿波池田三縄にある三好橋の上から下り特急を狙います。

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2005D「しまんと5号」

ここでは吉野川に架かる大きな道路橋をバックに撮影できます。

ただ11月下旬ということで、紅葉のピークが過ぎてしまったのが残念ですね。

 

振り返って上り普電も撮影。

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4224D

 

次の2000系充当列車までは2時間ほど空くので、その隙間時間を利用して徳島線をつまみ食いすることに。

阿波加茂~辻にある四国電力井川変電所横の有名撮影地で狙ったのはこちら。

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4006D「剣山6号」

JR四国唯一の国鉄特急型であるキハ185系充当の徳島線特急「剣山」でございます。

ちょうど線路ぎわの木に辛うじて紅葉が残っていたので、それを入れ込んでみました。

 

「東の185系」はすでに風前の灯火ですが、「四国の185系」は後輩たる2000系に廃車が相次いでいるなか、ローカル特急としてしぶとく生き残っております。

JR北海道キハ183系キハ283系も同じような関係性なのですが、後輩が振り子をガンガン利かせて爆走しまくっていたとはいえ、やはり国鉄型は頑丈なもんですね。

 

つまみ食いを終えて、再び土讃線へと戻ります。

佃駅西側にある国道192号線跨線橋から下り2000系を撮影。

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35D「南風5号」

 

このあとはメインである、大歩危小歩危界隈の渓谷地帯へ移動。

その模様は次回へと続きます。