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土讃線2000系リベンジが見事玉砕し、失意のなか大歩危渓谷をあとにします。
大歩危界隈は一応徳島県なものの、一番近い空港は高知空港なのですが、もともと3日目は高徳線沿線で活動予定だったので、帰りのフライトは徳島空港から手配しておりました。
もはや徳島空港がある鳴門海峡側に戻る理由は無いのですが・・・、いまさら飛行機やレンタカーも変更するのも面倒なので、とりあえず車を東へと走らせます。
ただ時間的に夕方ラッシュ運用に入るヨンマルが狙えそうなので、高速道路を使って一気にワープしようと思ったら、チンタラ走る軽トラなどに阻まれ思うように進むことが出来ず・・・。
撮影地である高徳線吉野川橋梁に到着すると、目の前にヨンマルが!!
970D
設定も画角も考える暇は無く、なんとかファインダーに車両を捉えられたのがこれ。
本当、今回の遠征は最後までグダグダでございました・・・。
このあとは名物の徳島ラーメンを食すために、近くのラーメン屋へ移動。
ちなみに徳島ラーメンは今回初めて食べます。
マズくは無いですが、思ったほどでは?という印象でした。
お腹を満たしたところで、本遠征最後の撮影へ。
11月下旬ということで17時を回れば真っ暗なので、池谷駅でバルブ撮影をすることにしました。
池谷駅は高徳線と鳴門線の分岐駅で、駅の徳島駅方で分岐する構造となっていることから、駅構内の線路配置がハの字型になっているのが特徴です。
普通の駅でバルブしても面白くないので、今回はこの跨線橋上からバルブしました。
972D、975D
ヨンマル充当の975Dは、池谷駅で鳴門行きの列車と交換を行います。
案外こういうカットが後年撮っておいて良かったと思うことが多いので、今回は交換シーンを狙った次第です。
これにて本遠征の撮影はすべて終了です。
このあと徳島空港へ向かい、レンタカーを返却してターミナルビルへ。
「阿波おどり空港」という愛称だけあり、阿波踊りの像がお出迎えです。
チェックインを済ませ、飛行機に乗り込みます。
徳島空港ではパタパタ式の表示器が健在でありました。
私の身近なところだと京急川崎駅にもパタパタ式が残っていますが、オタク的にはパタパタ式に出会えると嬉しいもんでございます。
飛行機内では一人打ち上げを敢行。
徳島らしく、すだちハイボールで遠征を〆ました。
といった感じで、16回に渡った四国遠征の連載も終了でございます。
足掛け3日に渡った本遠征でしたが、ことでんレトロは無事に撮れたものの、メインに据えていた2000系がまたして中途半端に終わったのが心残りで、正直言って2020年に敢行した遠征の中で最も成果に乏しい遠征となりました。
ただ四国はことでんレトロのラストランもあるかもしれないので、今年も行ければなと思っております。
そして今回の連載終了で、ようやく2020年の遠征記録をすべて更新できました(笑)
2021年もとうに半分が過ぎ、これから秋になろうという段階で去年のお話がようやく終えたとは、相変わらずの体たらくでございます・・・。
こうしてモタついている間にも遠征し続けているので、未消化の記事が7~80回分くらい溜まっている絶望的状況から一向に抜け出せないのですが・・・次回の連載以降では2021年のお話を綴っていく予定です。
読者の皆様におかれましても、飽きずにお付き合いくださいませ (^_^;)
おしまい