穏やかな秋晴れとなった、今週末の川崎界隈。
本日は約1カ月ぶりに、地元での撮り鉄活動を行うことにしました。
というのも最近は月1~2ペースで遠征を繰り返しているうえ、さらにここ2週間ほどは左足を痛めており歩くのも億劫だったので、地元での撮影意欲が全くわかない状態が続いておりました・・・。
足の痛みはともかく、日常ネタに全く興味がわかないほど遠征し過ぎなのは少々由々しき問題な気もしますので、もうちょっとヤル気を出していきたいと思います。
とか言いながら、この先もすでに3つほど遠征の計画を練っているのですがね (^_^;)
前置きが長くなりましたが、ここからが本題。
そんな1か月ぶりの地元ネタは、これまた久方ぶりの京急でございます。
現在京急では、600形のブルスカを使用して「マリンパークギャラリー号」という特別列車を運行しております。
京急では三浦半島の油壷地区で「京急油壺マリンパーク」という水族館を運営していましたが、開業から50年以上が経ち施設の老朽化が進んだため、2021年9月31日をもって閉館することを決定。
それを記念して思い出などを振り返る主旨で運行されたのがこの列車です。
この列車は閉館前の9月18日から運行を開始していましたが、ちょうどその頃は現在連載中の北海道遠征のための準備に忙しく、遠征後は上述のヤル気の無さにかまけて放置しておりましたが、ようやく本日撮影に繰り出すことに。
施設もとっくに閉館しいまさら感は拭えませんが、その記録をお届けいたします (^_^;)
本日の600ブルスカは、ほぼ終日に渡り青砥~三崎口のSH優等列車に充当される運用だったので、まずは花月総持寺付近で朝の上り列車を撮影。
600形606F「マリンパークギャラリー号」
晴れてもいいようにこの場所に布陣したんですが、ごらんの通りドン曇り(笑)
神様が私の意識の低さを見透かしたのでしょうか…
この列車は上下先頭車で異なるヘッドマークを掲げており、上り方は昭和期に京急車のドアに貼られていた油壺マリンパークの広告デザインをモデルにしているそうな。
レトロさ漂うデザインですが、なかなか愛嬌があって好いですね。
これで一旦切り上げ、お昼過ぎに再度花月総持寺に戻りお次は下りを撮影。
こちらはバリ晴れでいただくことが出来ました。
下り方のヘッドマークは、かつて旧1000形が掲出していたヘッドマークをモデルにしています。
油壷マリンパークで大人気のイルカショーにちなんだデザインのようです。
といった感じで「マリンパークギャラリー号」の撮影を無事完了。
実のところ私は油壺マリンパークに行ったことが無いんですが、まあ横浜市内に「八景島シーパラダイス」があるなかで、わざわざ三浦海岸の先端まで足を運ぶかと言われればねぇ・・・。
跡地は再開発計画があるようなので、巻き返しに期待したいところですね。
当初はこれで終わる予定でしたが、すでに大ニュースとなっているとおり本日はJRで大きなトラブルが発生しております。
東北本線の蕨駅近くの変電所で火災があり、一時は東京近郊の路線が運転見合わせになるという大規模な輸送障害が発生。
その後順次復旧し始めましたが、変電所に隣接する京浜東北線・宇都宮線・高崎線・湘南新宿ラインはモロに影響を受けて大宮~赤羽で運転見合わせが続いていました。
今日はJRに乗る用事は無く私自身に影響はありませんでしたが、京浜東北線の北行が赤羽&東十条折り返しになっているという情報を聞き、レアな表示が見られるかなと思いLEDが際立つ日没前に滝坂踏切へ繰り出して延長戦を決行。
しかしそこにやってきたのは・・・
大宮まで行けないことが確定していながら、なぜか大宮表示で登場。
JR東日本アプリで確認したところ、どうやら表示を切り替えるタイミングは田端以北など打ち切り地点間際のようで、横浜界隈では平常運転時の表示のまま走らせていたようですね。
リサーチ不足なのも原因ですが、肩透かしを食らってガッカリ・・・。
ちなみに並走する上野東京ラインも東京~大宮で運転見合わせとなっており、東海道線の列車も東京折り返しとなっていました。
この1894Eは本来高崎行きなので本来は「上野東京ライン」の表示のはずですが、すでに東京打ち切り設定に変わっているのか「東海道線」表示になっていました。
ケト線も横浜出発時点で変えてくれればよかったんですけどねぇ・・・。
とまあ延長戦は空振りとなり失意のもとに帰路に着いたのですが、空を見上げるとトワイライトタイムに差し掛かり綺麗な三日月が出ていました。
ちょうど鶴見線の近くだったので、鶴見川橋梁に寄り道して少し早い夜遊びをして帰ることに。
なかなか良質なカットが得られて大満足。
往復1時間チャリを漕いだ労力はなんとか取り返すことが出来ました(笑)
といった感じで、約1か月ぶりの地元での撮り鉄はこれにて終了です。