川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

ロイヤルエクスプレス北海道クルーズを撮る その3 初秋の北海道撮り鉄遠征⑮

前の記事はこちら。

朝は根室本線でヨンマルやキハ283系撮り鉄を行いましたが、ここから釧路で一泊した「ロイヤルエクスプレス」の撮影へと移ります。

 

「ロイヤルエクスプレス」3日目の旅程は、釧路駅から釧網本線を通って知床斜里駅へ向かい、そこで乗客を降ろして網走駅へ回送するという予定。

というわけで今回は釧網本線の有名撮影地の一つである釧路湿原~細岡の俯瞰撮影地へと向かうことにしました。

 

馬主来の丘でお会いした同業さんに「木が成長しておりキャパが狭まっているので早めに行ったほうが良い」とアドバイスを貰ったので、通過の1時間半前に現着したのですが、すでに20名ほどがスタンバイしておりめぼしい場所は一杯・・・。

なんとか隙間に入れていただき、ポジションを確保することが出来ました。

 

まずは練習電を。

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4725D

釧網本線普通列車は基本的にキハ54形が担っています。

キハ54形に関しては具体的に置き換え計画は示されていませんが、H100形の増備に伴い運用変更も考えられるので、記録しておくに越したことないでしょうね。

 

とまあ練習電の時間帯は青空が広がっていたのですが「ロイヤルエクスプレス」の通過時間が近づくと雲が出てきてしまい、一同気持ちも曇りがちに。

遠くからDE15のホイッスルが聞こえ始めても雲が抜けきれず、誰もが曇りドボンも覚悟したのですが・・・

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9002レ「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~ 」DE15 1542+DE15 1545+マニ50+伊豆急行2100系

通過数十秒前に雲が抜けきってくれて、釧路湿原の絶景をバックに見事な晴れカットをいただくことが出来ました!!

諦めムード漂うなかでの大逆転勝利だったので、通過後は私も含め思わず大歓声が巻き起こりました (^o^)

 

本命は無事に撮影することが出来ましたが、45分後に来る釧網本線の名物列車もついでに撮影します。

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9332レ「くしろ湿原ノロッコ2号」

こちらは残念ながら曇りドボンの結果に・・・。

まあノロッコ号はまた狙おうと思えば狙えるので、いずれリベンジする機会があれば再訪したいと思います。

 

これにてここでの撮影は終了ですが、ノロッコ号の出来が少々悔しかったので塘路へ追いかけることに。

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ホームに向かうと、ノロッコ号が停車していました。

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ノロッコ号はここ塘路駅が終点となっており、釧路駅への折り返し準備中でした。

 

そして塘路駅での停車シーンを狙ったのには、実はもう一つ理由がありました。

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2021年は釧網本線全通90周年に当たり、それを記念して特別仕様のヘッドマークとサボが掲出されていたのです。

ヘッドマークはともかく、サボまで走行写真で鮮明にとらえるのが難しいので、停車中にじっくり記録したかったのも塘路駅を訪れた理由でした。

 

塘路駅を後にして「ロイヤルエクスプレス」を追いかけて私も北上。

その道中は釧路湿原を縫うように道路が続きます。

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釧路湿原は日本最大の湿原かつラムサール条約にも指定されている野鳥の楽園で、空を見上げると鳶のつがいが優雅に舞っておりました。

故郷ということもあり北海道は毎年訪れていますが、意外にも秋に来ることはほとんどなかったので、久々に秋の北海道をたっぷりドライブできて楽しかったです。

 

そんな感じで釧路湿原を抜けて標茶町へ。

お昼を食べそこなっていたので、町内のセイコーマートに立ち寄ってランチタイム。

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お馴染みのホットシェフと100円惣菜でお腹を満たしました。

 

このあとさらに北上して摩周を超えて、オホーツク地方へと移動します。