川崎鶴見鉄道録

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札幌市電M101号 最後の雄姿を撮る その2 秋の札幌遠征②

前の記事はこちら。

狸小路と西4丁目交差点付近でM101号 1周目の撮影を終えた後はすすきの地区へ。

2周目はすすきの電停から少し歩いた場所にある、ノルベサにて撮影することにしました。

 

まずは練習電。

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知らない方に説明すると「ノルベサ」というのは、奥に見えるビル屋上に観覧車が設置されている商業施設のことです。

ノルベサ札幌市電が走る道路には面していないものの、ちょうど観覧車がある場所は手前のビルが低いため、こんな感じで路面電車と絡めることが出来ます。

 

画角や露出を色々調整したのですが、とある問題が・・・

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この道路はもともと交通量が多く車が被るリスクが高いうえ、観覧車のイルミネーションも動きが激しく綺麗に花開いたときになかなか電車が通過してくれません・・・。

これはベストショット狙いなら、何度も通わなければならない高難易度の場所ですが、信号の関係で外回りは100%車が被るため、なんとしても内回り運用の本日中に仕留めなければならない構図なのです。

 

悪運に定評がある私ですが、玉砕覚悟でM101号を迎え撃つと・・・

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1枚目には及びませんが、ほぼ完全に円が描かれれたタイミングで通過!!

1発でこれをモノにできれば十分すぎるでしょう。

 

と喜びに浸る間もなく、すぐさま次の撮影地へ移動。

M101号はすすきの、狸小路、西4丁目の各電停で長時間停車するので、その隙に西5丁目通りを走って追い抜き、南一条通りへと向かいます。

 

4プラと並ぶ4丁目交差点のシンボルである、札幌三越をバックにパチリ。

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ここでは数人の同業さんとご一緒しました。

 

これにて2周目の撮影を終え、狸小路2丁目へと移動してこちらで夕食タイム。

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当ブログの北海道遠征で毎度登場する「みよしの」でございます。

 

ぎょうざとカレーのコンビメニューである「みよしのセット」を発注。

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個人的に「みよしの」といえば、学生時代はこの狸小路か琴似に一番通っていたので、久々に青春の思い出の味を堪能いたしました。

お腹がいっぱいになったところで3周目の撮影へ。

1周目と同じく駅前通りを走る姿を狙いますが、今回は中央分離帯から車と並走するシーンを撮ってみることにし、まずは練習電を。

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電車には車が被らず後ろから車が追いかけてくる、この構図が理想なんですが勝率は半々といったところ。

狸小路の赤信号に車が連続して捕まってしまうとダメなようですね。

 

でもって本番。

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残念ながら本命カットではド被りしたので、辛うじて顔が写っていたこのカットでごまかしておきます・・・。

 

札幌駅を見ながら、西4丁目電停に停車したところを望遠レンズでパチリ。

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ラストランらしく、カメラを向ける同業さんが映り込んだカットも狙ってみました。

 

といった感じで3周目の撮影も終了。

このあとは都心部を離れて、郊外へと移動します。