川崎鶴見鉄道録

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水島臨海鉄道 DE701を撮る その1 2021GW 西日本遠征㉑

前の記事はこちら。

4泊5日に及んだ大遠征も、いよいよ最終日を迎えます。

最終日は3日目と同じく水島臨海鉄道が舞台となるのですが、本日はJRから水島臨海鉄道に乗り入れる貨物列車がメインであります。

 

私は本遠征の3日目も含めて水島臨海鉄道は2回撮り鉄しておりますが、貨物列車の撮影は1本もしたことがありませんでした。

今回岡山に3日間滞在したのも、大型連休中は貨物列車は走らないため貨物が平常に戻るだろう、連休明け平日2日目に貨物列車を撮影したかったのが理由。

というわけで今回は、帰りの新幹線の時間まで水島臨海鉄道に張り付きまして、貨物列車をタップリ撮影いたします。

 

倉敷市内のホテルを出発し、最初は早朝に岡山貨物ターミナルから水島臨海鉄道東水島駅へと向かう貨物列車がターゲット。

まず一発目はJR線内で撮影することにし、庭瀬~中庄のストレートへと向かいます。

 

貨物の前に練習電と行きますが、こちらも撮っておきたかった列車。

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5705M

日根野車が引退したことにより、京都と岡山でしか見られなくなった117系ですが、この5705Mはそんな117系重連となり8両編成で運転される列車なのです。

今回は貨物列車がメインなので練習扱いですが、時勢と趣向によってはメインにもなりうる、少々豪華な練習電でございました。

 

その続行が今回の本命。

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3091レ DE701

水島臨海鉄道線は全線非電化のため、乗り入れる貨物列車はディーゼル機関車が牽引するのですが、JR貨物の岡山機関区所属のDE10形と、水島臨海鉄道が所有する機関車が受け持っています。

この当時の水島臨海鉄道持ちの運用は、DE11形とほぼ同型であるDE70形がその任を担っており、このDE701こそが今回の一番のお目当てでございました。

連休明け2日目だったので積載に不安がありましたが、小豆色コンテナでビシッと統一されたフルコンで現れ、最高の編成美でありました (^o^)

 

そんな充実感に浸るのもそこそこに、欲張りな私は追いかけを敢行。

3091レは倉敷駅で9分停車するので、その隙に水島臨海鉄道線内の弥生駅へと先回りをすることにします。

 

しかし、もともと停車時間が9分しかゆえ時間的余裕がないうえに、ちょうど朝の通勤が始まり出す頃だったので道が結構混んでいて思うように進めず・・・。

それでもなんとか弥生駅にたどりつきホームに駆け上がると、すでに場内信号の進路は開いており、遠くに列車が見え始めたタイミングでした。

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あと1つ信号に足止めされていたらダメなくらいカツい移動でした・・・。

追いかけるなら道が空いている土日のほうが良いと思います。

 

そんなカツい移動を制した?私にサプライスが!!

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先ほどまで消灯していたヘッドライトが急に点灯し始めたのです。

というのも、水島臨海鉄道の列車は旅貨問わずに日中時間帯はヘッドライトを消灯させることが多いのですが、このときはカメラを構えた私に気付いたのか切り位置付近だけサービス点灯していただけたようで。

 

そんなサービスにたっぷり甘えまして、引き付けてもう一丁!!

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3091レ DE701

山陽本線では露出がちと暗めでしたが、ここでは十分に明るくなり文句なしの1枚をいただけました。

これも運転士殿のサービス点灯のおかげ、ブラボー水臨!!

 

弥生駅では普通列車との交換も行われます。

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私は欲張りですので、日常カットも漏れなくいただいておきますよ。

 

3091レは水島駅でバカ停をするので、とりあえず3091レの撮影は一旦終了。

水島臨海鉄道の貨物列車の初撮影となりましたが、初回から充実した内容で大満足でありました (^o^)

 

このあとは3091レのバカ停時間を利用して、国鉄キハの日常の姿を狙います。