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石巻港駅での撮影を終えて、お次は小牛田駅へと向かう654レの撮影へと移ります。
まずは石巻駅へ向かうところ撮影するため、2019年の遠征時にも訪れた仙石線貨物支線内の踏切へ。
到着してしばらくすると、日本製紙石巻工場をバックに国道398号線のオーバークロスを超えて列車がゆっくりと接近してきました。
スピードがゆっくりなので、カメラを縦へ横へと持ち替えて色々な構図でいただきながら、じっくりと引き付けます。
654レ DE10 1729
空が渋いのが残念でしたが、工場の排煙もよく出ていてまずまずの出来といったところでしょうか。
654レは石巻駅でスイッチバックするので、その停車時間を利用して石巻線へと移動。
車を走らせていると雲が薄くなってきたので、晴れを期待して湧谷~前谷地のトンネル前ストレートへ布陣したのですが、思いのほか早く着いたので練習電を。
1636D
ダイヤ改正前の石巻線普通列車は2両以上が基本で、単行形車両も2つ以上繋げて運転していたのですが、ダイヤ改正後は単行の列車も登場したようです。
貨物列車の練習電ゆえ構図は破綻していますが・・・、もしかしたら後年貴重な記録になるやもしれませんね。
でもって本番。
654レ DE10 1729
往路の1655レと同じく、文句なしのバリ順フルコンで2エンド先頭の姿を撮影することが出来ました!!
いやぁ~、ホント無理して来た甲斐があった・・・。
このあとDE10 1729は小牛田駅から655レとして折り返してくるので、周辺をロケハンして回ることに。
色々と検討した結果、兼ねてから一度撮りたかった上述撮影地の背後にあるトンネル反対側の陸橋で今回の遠征を〆ます。
655レ DE10 1729
日没が近くなり薄雲が出てきてエロ光とまではいきませんでしたが、斜光線を浴びたフルコン編成が山を描きながら下ってくるところを撮れました。
〆にふさわしいカットも撮れて、6~7時間の活動時間の割には大満足な結果となったのでホクホク顔で遠征を終えることが出来ました (^o^)
これにて石巻線から撤収し、下道をのんびりと走らせて仙台駅へ。
レンタカーを返却し、心を満たした後は腹を満たすべく名物の牛タンを食すことに。
てなわけでやってきたのは、お馴染みの「利久」でございます。
ぶっちゃけ横浜にも出店しているんですが、まあ利久なんて行くことはまず無いのでいいでしょう。
まずはキュッとビールを一杯。
お通しとして出て来たのはツナ入りのパテとバゲットでしたが、結構いけました。
まあビールのツマミとして合うかは疑問でしたが(笑)
でもってメインの牛タン。
ちょうどこの日は雛祭りとあって、期間限定の海鮮ちらしがあったのでオーダー。
利久で海鮮ってどうかな?と思ったのですが・・・
ご飯にしっかり麦が混ざっており、利久らしさを演出。
お味も結構よろしく、いい晩御飯となりました。
お腹も満たしたところで、新幹線で帰路に着きます。
東海道新幹線であれば、ここで〆のシンカンセンスゴクカタイアイスをいただくところですが、残念ながらJR東日本の車内販売ではアイスの取り扱いは現在終了しております。
なので仙台駅のニューデイズを物色したところ、カフェオレでお馴染みの酪王牛乳のアイスクリームを発見したので購入してみました。
スジャータほどでは無いですが、こちらもなかなかの固さでありました。
バニラは入っておらず、乳業メーカーらしく牛乳の風味を存分に生かした仕上がりで、結構美味かったです。
といった感じで、石巻貨物の弾丸遠征記はこれにて終了です。
昨日更新したダイヤ改正特集記事でお伝えした通り、今年のダイヤ改正で石巻貨物からDE10が完全撤退しDD200へと置き換えられてしまいました。
事前に置き換えの噂は聞いていたので、遠征前からこれがラストチャンスだろうと覚悟していたのですが、4度目の挑戦にしてようやっと悲願のバリ晴れフルコンカットに恵まれ、見事リベンジを果たすことが出来てホッとしました・・・。
これで石巻貨物はしばらく撮らなくてもいいかなという気持ちになったので、今度仙台に遠征したときは仙台臨海鉄道をじっくりと撮影できればなと思います。