川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

凸重連のロンチキ米子工臨を撮る その2 2021真夏の山陰遠征②

前の記事はこちら。

重連工臨を追う真夏の山陰遠征。

前回の撮影後に日没を迎え、今回は「夜の部」へと参ります。

 

重連工臨は岡山で小停車したのち、倉敷から伯備線へと入り中国山地を超えて米子駅へと向かいます。

日没後ということで、この先は駅撮り主体で狙うこととし、まずは伯備線に入って最初の長時間停車となる美袋駅に行ってみることに。

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美袋駅1925年の開業当時に建てられた木造駅舎が現存しており、国の登録有形文化財にも指定されているそうな。

じっくり観察したいところでしたが、真っ暗でよくわからなかったのが残念です。

 

ここに来る道中でスーパーへ立ち寄り夕食などを調達したこともあり、我々が到着した時には工臨はすでに入線済みでした。

なのでホームへ向かうとロンチキが見えたのですが、いざ先頭に行ってみると・・・

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ホームの先端を超えて停車していたため、残念ながらカマをまともに撮ることはできませんでした・・・。

 

ですがせっかくなので、関東人は滅多にお目にかかる機会の無い西のロンチキを細部まで撮影しておくことに。

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JR東日本からロンチキはすでに消滅してますが、微妙に異なるディテールは興味深かったですね。

 

このあと駅の外へ出て、駅横の踏切から狙えるか確認したのですが、残念ながら撮れそうも無かったので断念し、次の停車駅である備中川面駅へと先回りすることに。

先回りしたついでに、工臨とは別に撮っておきたかった列車を撮影します。

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3085レ EF64 1033

撮りたかったのは、ロクヨンセン国鉄色充当の伯備貨物でございます。

この遠征の3か月前にも撮影していましたが、夜カットは初めてですかね。

 

40分後には上り列車も来ますが、ちょうど普電と交換するようなので、跨線橋から黄色の115系との交換シーンを狙ってみることに。

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3080レ EF64 1036

こちらもラッキーなことに国鉄色が充当。

工臨だけでなく、大好きなロクヨンセンも撮れて大満足でした。

 

そして日付が変わったころ、凸工臨が到着しました。

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工9389レ DD51 1192 + DD51 1183

カマの横の駅舎前に作業服の人が写っていますが、今回の工事現場は備中川面駅の先にあるため、作業員はここから列車に乗り込みます。

そんなこともありまして、作業員を意識した流し構図を組んでみました。

 

ここではホーム先端ギリギリで停車してくれたので、先端からバルブ撮影を。

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この武骨なスタイルがカッコいいですねぇ~。

 

30分ほど停車時間があったので、ここでも色々と撮影。

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皆が寝静まったころ、こうやって保守工事を行ってくれる方々が居てこそ、日本の鉄道は毎日安全かつ時刻通りに運行されるわけであります。

本当、感謝でございます。

 

といった感じでロンチキの出発を見送って、我々も次なる場所へ。

同行いただいたブロ友さんは、さすがの情報通なだけあり工事現場の場所まで把握されていたのですが、都心と違って沿線は真っ暗だろうと判断し工事現場の撮影は止めて、一気に米子へと移動したのち仮眠して時間調整。

文字通り夜を徹した追っかけのフィナーレは、山陰の名峰 大山をバックに撮影できる名所である山陰本線 伯耆大山東山公園日野川橋梁で〆ます。

 

まずは日の出とともに練習電から。

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222D

こちらは米子からの上り始発列車。

個人的には、この朝焼けの中をロンチキが来てくれれば最高だったんですが、ちとシーズンが早かったようですね。

 

そして本番。

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工9389レ DD51 1192 + DD51 1183

朝焼けは少し薄くなりましたが、大山も綺麗に出てくれたので十分でしょう。

 

といった感じで、凸重連ロンチキの追っかけはこれにて終了です。

ここで同行いただいたブロ友氏の記事も無断でご紹介させていただきますので、宜しければご覧くださいませ。

 

ブログ友氏はこのあと姫新線に寄り道しながら関西へ帰還されるということで、米子駅まで送っていただき解散。

約18時間にも渡る夜を徹した追っかけ、ご一緒ありがとうございました!!

 

 

次回からはソロとなり、いよいよ本舞台である山陰地方での活動を始めます。