川崎鶴見鉄道録

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KATO 北越急行681系2000番台「スノーラビットエクスプレス」を買ってみた

今年3度目の3連休となりました本日は、非鉄な所用でお出かけしていたのですが、街はすっかり春めいておりますね。

テツ的にも先日ダイヤ改正が行われ、新たな運用となった貨物でも撮りに行きたいのですが、花粉症を患う私としては外出自体が苦痛を伴う季節でもあり、なかななもどかしいろころ。

ホント、日本中のスギとヒノキを文字通り根絶やしにしてやりたいです・・・。

 

そんな家に籠りがちな季節とは直接関係ないのですが、今回は1年半ぶりとなる超久方ぶりの鉄道模型購入レビューをお届けいたします。

今回取り上げるのはこちらの製品です。

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KATO 品番10-381 北越急行681系2000番台「スノーラビットエクスプレス」9両セット

昨年秋にKATOから発売された、北越急行はくたか」用の681系2000番台9両セットでございます。

 

実車の写真がこちら。

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681系2000番台は、1997年の北越急行ほくほく線開業と同時に越後湯沢~金沢を結ぶ特急「はくたか」用の車両として、北越急行が導入した車両です。

当時の「はくたか」は、北越急行JR西日本JR東日本の3社が車両を持ち合い運用されていましたが、北越急行は整備をJR西日本に委託する関係もあり、681系0番台とほぼ同型車である2000番台を導入しました。

構造的にはJR西日本はくたか」用W編成と同一ですが、カラーリングは赤を基調とした北越急行独自デザインとなっており、人気を集めていました。

 

KATOからはJR西日本仕様の681系がすでに製品化されており、当ブログでもレビューしたことがあります。

そんなこともあり、実は北越急行仕様681系も今回初めて製品化されたわけでは無く3回目の生産となります。

しかし、本製品は原則再生産されない「特別企画品」扱いだったので、前回生産は2004年と17年も経っていたことから中古市場では半ばプレミア品扱いとなっており、なかなかのお値段で取引されておりました。

そんななか一部仕様をリニューアルされての再生産が発表され、結構な注目を集めた製品だったので私も予約購入し発売直後に手に入れていたのですが、記事化するのをほったらかしていたので、発売から5か月も経った今さらレビューするというダメっぷりを晒しているのであります (^_^;)

 

てなわけで早速開封

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JR西日本仕様の681系は「6両基本+3両増結」で9両編成を組みますが、本製品は9両で1セットとなります。

これは2018年に発売された683系8000番台と同じ構成です。

 

まずは先頭車を取り出してみます。

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造形は基本的にJR西日本仕様と同じです。

 

ライトを点灯させてみます。

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前回生産時のヘッドライトは黄色LEDだったそうですが、今回は「しらさぎ」仕様で改良された電球色LEDを装備しています。

テールライト点灯なのに貫通型頭部までうっすら光ってしまう部分まで、JR西仕様をそのまま踏襲しておりますね(笑)。

 

続いては各車両のサイドビュー。

1号車:クロ681-2002

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2号車:サハ680-2003

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3号車:モハ681-2202

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4号車:サハ681-2202(M車)

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5号車:サハ680-2004

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6号車:クモハ681-2502

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7号車:クハ680-2502

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8号車:モハ681-2002

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9号車:クハ681-2002

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サイドビューも基本的にJR西仕様と同じです。

塗装に関してはKATOらしい安定性だと思います。

 

続いては細部を見ていきます。

まずは先頭車のロゴ。

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マクロレンズで拡大しているので円のカスレが若干気になりますが、肉眼で見る分には問題ないでしょう。

 

続いて中間車のスノーラビットエクスプレスのロゴ。

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こちらもかなり綺麗な出来ですね。

ちなみに2018年発売の683系8000番台のロゴは下のような感じでした。

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683系のレビューでは「看板ロゴなんだからもうちょっと頑張ってよ」という所感でしたが、この向上っぷり素晴らしいと思います。

 

続いてはパンタグラフ回り。

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これも西仕様と同じなものの西仕様自体が古めなので、後発の683系と比べるとちょっと甘いですね。

 

各種台車。

T台車(模型でもT台車)

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T台車(模型でもM台車)

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M台車

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グレー台車なので、墨入れしたい気分ですね。

 

最後は付属品。

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各種ステッカーと屋根上部品が付いてきます。

 

西仕様とAssyパーツ表を比較してみます。

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特別企画品扱いなので、ボディー類はAssyパーツの設定がありませんが、その他の部品は基本的に西仕様と共通化されています。

 

というわけで大半は西仕様の681系と同一製品ゆえ、手を入れるのも同じということなので、サクッと整備もしてしまいます。

整備内容は以下の記事でまとめているので、宜しければご参照ください。

 

てな感じで9両分の整備を完了。

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模型整備は1年以上やってなかったこともあり、9両を仕上げるのに6時間以上かかりました・・・。

やっぱ定期的に手を動かさないとダメですね (^_^;)

 

ロールアウト後、すでに購入済みのJR西日本仕様681系と北越急行683系8000番台と並べてみました。

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個人的にJR西・東とも「はくたかとしての485系」には全く馴染みがありませんので、私が北陸路へ足を運んで追いかけた「はくたか」用車両が出揃ったことに。

すべてKATO製なこともあって、より統一感が出て満足であります。

 

久しくレンタルレイアウトにも足を運んでいないので、時間を見つけて走らせに行きたいと思います。