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「奥出雲おろち号」の撮影を終えて、木次線から次なる舞台へと移動します。
宍道湖は山陰地方を代表する湖であると同時に夕陽の名所としても有名なそうですが、「奥出雲おろち号」の撮影を終えて宍道湖畔に着いた頃には16時半を回り、ちょうどこれから夕景が堪能できるベストなタイミング。
そして宍道湖を囲むように、北側には一畑電車、南側には山陰本線が通っており、宍道湖を望む撮影地も点在していることから、夕暮れの宍道湖畔でちょいと夕陽カットを狙いたいと思います。
本命の場所の前に湖遊館新駅近くの俯瞰スポットへ立ち寄ります。
時間は17時半ですが、7月下旬ということもあり夕陽というには少々早いですね。
といってもここに来た理由は夕陽カットでは無く、実はリベンジ案件でありました。
ここは2018年12月にも訪れたのですが、そのときは眼下が冬枯れの田んぼで画としてちと寂しかったので、色付いた季節に再訪したいと思っていた場所。
バリ晴れとまではいきませんでしたが、視程は良く宍道湖やバックのお山は綺麗に出てくれたので、リベンジは果たせたと言っていいでしょう。
このあとは本命の夕陽カット狙いのため移動。
事前に何か所か目を付けていたポイントをロケハンしたのですが、雑草が元気に生い茂っておりイマイチだったので、結局またしても以前訪れた松江イングリッシュガーデン前~松江しんじ湖温泉の踏切ポイントへ。
ちょうど太陽に千切れ曇がかかり、妖艶な表情を浮かべてくれました。
私のレンズが逆光に激弱で、モロに夕陽を食らうとそれはそれで困りものなので、今回ばかりは雲が味方してくれましたね。
来待~玉造温泉の踏切横で本日の〆カットを撮影します。
4032M「サンライズ出雲」
本日の〆は、夕暮れを迎えた宍道湖畔をバックに、東京への長い旅路を走り出し始めた「サンライズ出雲」でございます。
川崎市民な私にとっては、サンライズ自体は年中撮影できる被写体ではあるものの、夕陽とのコラボとなると話は別で、「夕暮れのサンライズ」というのは臨時列車を除けば陽の長いシーズンに上り出雲を山陰本線内で狙うしかない、結構限られたシチュエーション。
それゆえ失敗するとリベンジが面倒な案件なのですが、なんとか天気も持ってくれてホッといたしました。
といった感じで、本日の撮影はこれにて終了。
まずは本日のお宿がある米子市へと向かい、市内のホテルにチェックイン。
値段だけで選びましたが、まずまずのホテルでした。
ホテルにチェックインした後は、ちょっとお出かけ。
調べると市内に「皆生温泉」というのがあるとのことで、温泉街にある日帰り温泉に浸かることにしました。
個人的にこの界隈の温泉地でパッと思いつくのは玉造温泉ですが、米子にも温泉があったんですねぇ。
4連休というものあり結構にぎわっておりました。
昨日はお風呂に入れず、濡れタオルで体を拭き凌いでいたので、2日分の汗と疲れを流して心身ともにリフレッシュ。
ふやけるほど湯に浸かって宿に戻り、ポプ弁とビールで遅い夕飯を摂りました。
といった感じで、2日目の活動はこれにて終了。
ほとんど初日からぶっ続けで動きっぱなしだったので、結構堪えました・・・。
次回からは3日目のお話に入ります。