川崎鶴見鉄道録

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置き換え迫るHOT7000系「スーパーはくと」を撮る 2021真夏の山陰遠征⑯

前の記事はこちら。

前回に引き続き、今回も智頭町周辺で撮り鉄を行います。

 

今回狙うのは、京阪神地区と鳥取を結ぶ特急スーパーはくとです。

現在「スーパーはくと」は、智頭急行が所有するHOT7000系気動車により運転されていますが、2024年度から新型車両に置き換えられることが発表されています。

ただ計画が公表されたのはコロナ禍前の2018年なので、実際に計画通り2024年から開始できるかは分かりませんが、近い将来置き換えられることは確実でしょう。

 

個人的にHOT7000系は結構好きなので、関西に出向いたときにちょいちょい撮影済みですが、いわゆる「架線下DC」の写真ばかりで非電化区間では未撮影でした。

なのでせっかく智頭町まで来たので、今回は因美線内で「スーパーはくと」の撮影を行います。

 

さっそくHOT7000系を撮影・・・と行きたかったのですが、折からのコロナ禍による減便措置は「スーパーはくと」も例外では無く、遠征当時も何本か間引きされていたので、まずはこちらも初訪問となる智頭急行線で時間を潰すことに。

前回最後の因美線普通列車と前後しますが、智頭駅南側の因美線との分岐部分付近にて智頭急行普通列車を撮影。


725D

こちらは智頭急行線内の普通列車を担当するHOT3500形。

智頭急行はJRに乗り入れる特急列車以外にも、一部鳥取駅にも乗り入れる普通列車も運行していますが、類似した立ち位置だった北越急行と同様に利益のほとんどは特急列車が稼ぎ出しており、ローカル輸送の実態はなかなか厳しいとのことです。

 

続行で特急列車が通過。


71D「スーパーいなば1号」

725Dをもとに構図を組んだのですが、キハ187系が21m車なのに対してHOT3500形が17mだったことを失念し、ぶった切れちゃいました (^_^;)

まあキハ187系はオマケみたいなもんなので、まだ傷は浅かったですかね・・・。

 

続いて智頭駅からの列車を、築堤下から接近戦で撮影。


675D

智頭急行のイベント用車両「あまつぼし」が充当されていました。

普通列車充当時は特に運用は固定されていないようなので、遭遇出来てラッキーでしたかね。

 

これにて智頭急行線から撤収し、このあとは因美線 因幡社~智頭の千代川にかかる橋梁で、お目当ての「スーパーはくと」を撮影します。

まずは普通列車で練習に勤しむのですが、思わぬ車両が登場。


631D

キハ47形が来るかと思ったのですが、まさかのHOT3500形重連が登場。

HOT3500形が因美線に乗り入れるのは知っていましたが、てっきり1日何本かある智頭急行との直通列車だけかと思ってたので、因美線内完結の列車にも充当されるのは驚きでした。

この景色ならタラコ色のキハ47形も捨てがたいのですが、個人的にはHOT3500形のほうが撮影難易度が高いので、重連で来たことも含めこちらもラッキーでしたね。

 

そして本命の「スーパーはくと」が登場。


54D「スーパーはくと4号」

ちょいと側面が薄くなっちゃいましたが、念願の非電化区間での初HOT7000系撮影となりました。

 

このあと逆方向からも来るので、ちょいと移動し千代川の河川敷で風景カット構図で〆ます。


51D「スーパーはくと1号」

背後の高速道路が少々邪魔くさいですが、まあ千代川沿いに山岳地帯を走る抜ける因美線らしいカットになったかなと思います。

 

といった感じで、因美線での撮影はこれにて終了。

時間の関係で智頭急行線内で「スーパーはくと」を撮影できなかったので、今度は智頭急行線内でも撮影したいところですね。

 

そして同時に「撮り鉄 山陰の部」もまた、これにて全行程を無事に消化。

2日目の木次線から始まり、天気運の無い私には似つかわしくない晴天続き?だったお陰で、個人的にはかなりいい撮れ高を得られました。

心残りだったのは、大山バックで「やくも」を撮れなかったことなので、また山陰地方に来たいなと思います。

 

 

このあとは帰路に着くのですが、最後に鳥取と言えば」という観光スポットへ立ち寄ることにいたします。