川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

期間限定!! 崎陽軒「鮭入りシウマイ弁当」を食べてみた。

皆さま、ご無沙汰しております。

ここ2週間ほどブログ更新を放置しておりました・・・。

 

私は人並みに夏期休暇をいただいておりましたが、それを前後して公私ともども多忙だったのと、休暇中は6日間に渡る長期遠征を敢行しておりまして、ブログ更新が滞っておりました。

遠征の模様はいつ更新できるか分かりませんが・・・、気になる方は遠征の模様をTwitterで綴っておりますので、そちらをご覧くださいませ。

 

 

てなわけで本日より通常営業へと復帰しますが、今回は神奈川県民にはお馴染みのシウマイ弁当に関する話題をお届けいたします。

すでにご存知の方もいるかと思いますが、現在シウマイ弁当にちょっとした変化が起こっております。


崎陽軒ホームページより

シウマイ弁当のおかずの一つである「鮪の漬け焼」が期間限定で「鮭の塩焼き」に変更されているのです!!

 

神奈川県民外の方々からは

だからどうした?

と冷めた感想が飛んできそうですが・・・、実はシウマイ弁当1日25,000個以上の売り上げを誇る日本一の駅弁なのです。

鉄道ファンには横浜駅や東京駅の駅弁と認知されていますが、お膝元の神奈川県では駅弁という枠を超えて日常のお惣菜みたいな感覚で親しまれております。

 

そんなシウマイ弁当の「焼き魚ポジション」を担う鮪の漬け焼ですが、コロナや円安の影響で仕入れが滞り必要量を確保できないため、8月17日から23日までの期間限定で上述のとおり鮭の塩焼きに変更されたのです。

ですがこの「焼き魚ポジション」が鮪の漬け焼から変更されるのは59年ぶりということで神奈川県民は大騒ぎ?となり、初日の発売開始とともに入荷早々各売店ではシウマイ弁当が売り切れ続出の争奪戦となり、全国ニュースにも取り上げられるほどのシウマイ弁当狂騒曲が繰り広げられております。

かくいう私も、発表と同時に食べたいと思っていたのですが、前述の通り遠征に出かけていたこともあり、本日初めて入手したので忘備録も兼ねてレポートいたします。

 

てなわけで今回訪れたのは、JR鶴見駅西口にある崎陽軒売店です。

今回は午前中に鶴見方面に用事があったので、帰りがけに昼ご飯も兼ねて購入いたします。

 

到着直後は売り切れだったのですが、店員さんに聞くとあと30分ほどで入荷するとのことで待機していると、工場からできたてのシウマイ弁当が運ばれてきました。

入荷回数や時間は店によるみたいですが、さすが1日2万個も売れる商品だけあって一日に何度も補充されるようです。

なので開店直後に売り切れになっても、再入荷したタイミングで訪問することでお昼以降にもゲット可能となります。

 

窓口にはおかずの変更に関する告知と、シウマイ弁当狂騒曲に対するお詫びの貼り紙が貼られていました。

崎陽軒的には、鮪を鮭に変えるのはネガティブな要素として捉えていたようですが、消費者的にはレアケースということで逆に需要を喚起してしまい、予想をはるかに超える事態となったようですね。

ともあれ無事にシウマイ弁当をゲットできました。

東京地区では紙製の蓋となっていますが、神奈川地区では昔ながらの掛け紙&紐がけスタイルとなっています。

中身自体は同じなのですが、やっぱりこの萎れた掛け紙こそがシウマイ弁当って感じですな。

 

写真を撮っている間に、売店前には瞬く間に行列ができ始めました。

やはり関心が高いのか、入荷したという告知も特にないのに通りがかった人が次々とシウマイ弁当を購入しておりました。

 

家に持ち帰り、改めてじっくりと観察してみることに。

まずは掛け紙から。

下部におかず変更を知らせるピンク色の帯が入っていますが、上部の龍の部分はいつもと同じようですね。

過去の特別バージョンでは龍の部分に「遊び」が入っていたのですが、今回は理由が理由だけに遊び無しといったところでしょうか。

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2018年発売 えびシウマイ弁当の掛け紙

 

側面の消費期限シールも鮭塩焼きに変更されています。

 

原材料表示ももちろん鮭塩焼きに変更されています。

 

が、ここで気になったのは原材料名の表記順で、鮪の漬け焼とは異なるのです。

この原材料名の表記順は、原則として内容量が重い順に表記されるのですが

鮭の塩焼き版

 ご飯、シウマイ、筍煮、鶏唐揚げ、鮭塩焼き

鮪漬け焼版

 ご飯、シウマイ、筍煮、鮪漬け焼き、鶏唐揚げ

となっているので、鮭の塩焼きは鮪の漬け焼より軽いということになりますね。

まあ数十グラムの話と思いますので、実際は誤差みたいなもんでしょうが。

 

掛け紙をほどいて中を確認。

焼き魚以外は通常と同じなのと、焼き魚は蒲鉾の下にバランを挟んで配置されているので、ぱっと見はほどんど変わらないですね。

 

そして今回のメインである鮭の塩焼きを取り出してみます。

シウマイ弁当的には大革命ですが、物自体はぶっちゃけ普通の鮭です (^_^;)

 

これは私の推察でありますが、なんで今回鮭の塩焼きが抜擢されたのかというと、実は崎陽軒のお弁当には鮭の塩焼きが使われている商品も存在するのです。

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おそらくこれらのお弁当用の鮭を多めに調達し、シウマイ弁当の鮪の漬け焼の代わりにしたのではないかと思います。

 

そしていよいよ実食へ。

今回は日曜日なので、お昼からビールで一杯やりながらいただきます(笑)。

やはり鮪の漬け焼に慣れていると、少々物足りなさを感じのは否めませんね。

ただシウマイ弁当は味の濃いおかずが多いので、蒲鉾や昆布などの「休息ポジション」的なおかずが増えたとみれば、人によってはこちらのほうが好みという方もいらっしゃると思います。

 

ともあれいつも通り、美味しく完食いたしました。

 

こちらのおかず変更は、8月23日までとなっております。

かなり競争率が高いみたいですが、気になる方はお試しくださいませ。