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ことでんレトロのラストラン運行に立ち会うべく敢行した本遠征も、いよいよフィナーレでございます。
前回までご一緒したブログ友であるえみソラ氏と羽間駅で別れ、高松築港駅へ向かったレトロ電車を追いかけるべく上り電車に乗ります。
ただ後続の列車に乗って追いかけても、最後の列車の始発である高松築港駅には間に合わないため、途中の瓦町駅から仏生山駅の間だけ乗ることにします。
今回は300号車に乗車しました。
予想通り、こちらも満員御礼でございました。
今回乗車した目的は、この列車がことでんレトロの正真正銘のラストランとなるため、終点の仏生山駅到着前にさよなら放送が流れるんじゃないかな~と期待し、それを録音するためでした。
そして読み通り、仏生山駅到着直前に放送が流れたので、そちらもYouTubeにアップしておきます。
顔ボカシと扇風機の風切り音が鬱陶しいですが、そこはご了承くださいませ (^_^;)
そしてレトロ電車は全てのラストラン運行を無事に終えて、終点の仏生山駅に到着しました。
仏生山駅でも多くのファンが待ち構えており、最後の雄姿をカメラに収めていました。
そのまま車庫に入るため、入換作業を開始。
この入庫をもって、1926年の落成から95年という長きに渡った、営業車両としての現役生活にピリオドを打ちました。
今後は2両とも仏生山工場での入換動車として余生を送ることになっており、現在も稀ではありますが稼働しているようであります。
といった感じで、本遠征の活動はこれにて全て終了です。
コロナウィルスの影響で幾度も延期を重ねることになった今回のラストラン運行でしたが、無事に引退を迎えることが出来て良かったんじゃないでしょうか。
このあと私も帰路に着きますが、時間はすでに18時半を回っており高松空港の最終便に乗るのは厳しい情勢。
そのため今回は夜行バスで帰ることにしたので、それまでの時間つぶしも兼ねて居酒屋で一人打ち上げを敢行。
やってきたのは、片原町駅近くにある「や台ずし」です。
や台ずし自体は神奈川にも展開するチェーン店ですが、実は5~6年ほど前に携わっていた仕事で高松市へ頻繁に出張していたころ、当時お世話になっていた方とよく飲みに来ていたお店で、その頃を懐かしんで再訪いたしました。
本日はかなり体力を使ったので、ビールとツマミで一献。
やりきった達成感と美味いツマミで、心とお腹が満たされました。
打ち上げの後は、バス乗り場がある高松駅前へ移動し、お土産を買うためキヨスクを物色したのですが、前から気になっていたものを発見!!
「讃岐くらうでぃ」という香川の地酒なのですが、この酒蔵の名前はなんと川鶴酒造というのです!!
ワタクシの名前「かわつる」も川崎・鶴見からもじったものなので漢字まで一致しており、これは縁を感じられずにはいられないってもんですよ。
まあ川鶴酒造は私なんかよりはるかに歴史ある酒蔵さんなので勝手に思ってるだけですが(笑)、実際存在は知っていたものの実物を見かけたのは今回が初めてだったので、しっかりと購入。
ただこちらの商品は濁り酒で、私があまり甘口のお酒が好みでは無いこともありハマらなかったので、今度は普通の清酒を飲んでみたいところですね。
そんなお土産もゲットして、夜行バスに乗り込みます。
今回は往路も全く同じ路線で高松入りしたので、往復とも西東京バスさんのお世話になりました。
夜行バス自体は結構使いますが、大抵片道は新幹線や飛行機利用なので、往復夜行バスというのは仕事オンリーの出張以外だと初めてだったかもしれませんね。
そんなこんなで横浜駅前に到着し、遠征完了でございます。
疲れたので家でゆっくりしたいところでしたが、この日は木曜日かつ朝から外せない会議が入っていたので、急いで帰宅しシャワーを浴びたのち普段どおり会社へ。
お昼過ぎにはクタクタになり、午後はほどんど仕事が手に付かずキツかったことは、1年経った今でも鮮明に覚えております (^_^;)
これにて「2021秋ことでんレトロ遠征」も完結でございます。
今回の遠征は1泊2日と日程的には短めでしたが、本筋のレトロ電車ラストラン運行以外にも、うどん屋巡りしたり、温泉に入ったり、鉄道部品を購入したりと、かなり濃ゆい内容になったかなと思います。
そして初ジョイントさせていただきお世話になったブログ友であるえみソラ氏には、改めて感謝申し上げます。
レトロ電車は引退してしまいましたが、元京急車が多数在籍することでんは私にとって魅力いっぱいな路線には変わりません。
まだまだ撮りたいもの、そして巡りたいうどん屋もたくさんありますので、機をみてまた再訪したいと思います。
おしまい