川崎鶴見鉄道録

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DD51代走「やまぐち号」を撮る その3 2022山口・関西遠征③

前の記事はこちら。

 

DD51代走による「やまぐち号」撮影、今回から復路のお話に入ります。

復路最初の撮影地は、津和野市街から少し離れた鷲原カーブへ布陣します。

 

まずは練習としてタラコを捕獲。


列番不明

通常ダイヤでは「やまぐち号」の前に上り普通列車は走りませんが、この日は学生臨時列車?と呼ばれているらしい臨時の普通列車が運転されていました。

本番用の構図のため右スカとなりましたが、本来はこの場所・この光線にてタラコを撮ることはできないので、これも貴重な1枚となりそうです。

 

そのあと1時間ほど時間を潰し、いよいよ復路の撮影が始まります。


8522レ「SLやまぐち号」 DD51 1043(代走)+35系5B

今回の山口遠征で一番撮りたかったのが、実はここ鷲原カーブのイン構図でのカットでした。

というのも、昨夏訪れたときは薄曇りかつキャパオーバー気味ゆえ好みの構図が得られず、不本意な結果に終わっていたのです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kawaturu/20220702/20220702205021.jpg

そのリベンジを兼ねていたのですが、今回は突発的な代走ということもあってこのカーブも5名ほどとガラガラ、そしてお天気もバッチリで所望してた通りの画を撮影することが出来たのであります。

いやぁ~、この1枚を撮れただけで山口に足を運んだ甲斐があったというものですな。

 

と感傷に浸るのもそこそこに、ここから往路以上に厳しい戦いとなる復路の追っかけ撮影へ。

前回は撮り鉄の集団移動により国道9号線が大渋滞でしたが、今回は人出が少なかったので割と余裕を持って2か所目の渡川駅手前のストレートへ追っかけ成功。

こちらも押さえておきたかった「通常仕様のヘッドマークを掲げたバリ順編成写真」をモノにすることが出来ました。

 

そして最後は一山超えて、前回と同じく大歳~仁保津のストレートでフィニッシュ。

こちらは曇ってしまいましたが、前2枚で良きカットを得られたので十分でしょう。

 

といった感じで、DD51代走の「SLやまぐち号」撮影はこれにて終了です。

昨年の計画代走時は撮り鉄だらけで、どこもかしこもポジション争奪戦が激しくて参りましたが、今回は人出が少なくまったりムードで同業さんとおしゃべりして過ごす余裕もあり、なかなか楽しい撮影でございました。

 

ちなみにこの代走、D51 200の炭水車が修理し終わったら解消されるんだろうなぁ~と思っていたら、かなり深刻な故障だったようで今シーズンのSL復帰は断念したそうな。

今シーズンSLで運行されたのは3月~5月上旬のわずかな期間のみで、結果的にシーズンの大半は昨年と同様にディーゼル機関車での代走となりました。

やまぐち号」はSL動態保存運転の先駆けでもありますし、一時は全国各地で盛んに行われていた運転も近年曲がり角を迎えている感があるので、是非とも復活していただきたいものですね。

 

これにて山口編のメインは終了ですが、新幹線の時間までもう少し余裕があるので、このあとは時間つぶしも兼ねて「黄色い国鉄型」を撮影しに行きます。