川崎鶴見鉄道録

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三角線でヨンマルを撮る その1 2022九州撮り鉄遠征⑫

前の記事はこちら。

九州撮り鉄遠征、今回から3日目のお話に入ります。

 

3日目最初の舞台は、熊本駅から宇土半島へと延びる三角線です。

他のJRと同様にJR九州でもキハ40系列の淘汰が進んでおりますが、今回の遠征でも各地に残るヨンマルを記録するのをサブメニューに据えていました。

遠征当時、熊本地区では三角線豊肥本線で定期運用がありましたが、そのうち三角線ではキハ147形とキハ140形の両形式がそれぞれ運用を持っていたので、今回は三角線へと向かいます。

 

朝5時過ぎに熊本市内の宿を出発し、30分ほど車を走らせて三角線沿線へ移動。

最初の撮影地は、宇土半島のちょうど付け根にある住吉~肥後長浜の住吉海岸公園であります。

 

この公園には「長部田海床路」というのがあり、有明海を挟んだ対岸にある雲仙普賢岳へ向かって、海の中を電柱が走るという奇妙な?光景が広がっています。

実は電柱に沿って道路が敷設されていて、干潮時だけが漁業関係者用の道路が出現するのですが、干潮と日の入りが重なるとなかなか幻想的な風景が見られるという、夕陽スポットとして有名な場所です。

 

そんな公園の真横には三角線が走っているものの、今回は干潮とずれていたので海床路は見えませんでしたが、好天だったので雲仙普賢岳とのコラボを狙います。

まずは線路際の歩道で、熊本行きの始発をパチリ。


520D

柔らかな朝日を正面から浴び、有明海沿いを走るキハ147形を仕留めました。

初夏ゆえに霞気味ではありますが、対岸の雲仙普賢岳の輪郭はハッキリ浮かび上がるほどの視程は得られたので良かったです。

 

続いてはケツ打ちとなるので、公園内から海を大きく入れた構図で。


521D

公園部分は海へ突き出た形になっているので、海中心の構図も狙えます。

ただし線路が東北東へ向いているため、この構図だと側面まで陽が回るのは夏場の始発列車だけなのが惜しいですね。

 

といった感じでここでの撮影はこれにて終了。

このあとはドライブがてら宇土半島の先端まで移動し、駅舎見学を行います。