川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

早朝の留辺蘂駅にて その1 2023オホーツク遠征③

前の記事はこちら。

キハ183系を追いかけるオホーツク遠征、今回から2日目のお話に入ります。

 

2日目は北見市からスタートです。

朝から雲一つない冬晴れに恵まれました!

それと同時に放射冷却により、車も凍り付くような冷え込みでございます・・・。

 

まずはホテルで朝食をいただきます。

いつも通りの無難なメニューでした。

 

寒くもアツい1日を戦い抜くエネルギーを補給した後は、さっそく最初の撮影地へ。

北見駅前から車を西へと走らせ、やってきたのは留辺蘂駅横の跨線橋です。

ここは留辺蘂駅の構内を旭川方から見渡せるのですが、早朝の札幌行き「オホーツク2号」を日の出直後に逆光で撮影できるポイントとして知られています。

特に今日のように放射冷却でキンキンに冷え込んだ日は、発車直後のエンジンからの排気が逆光に照らされてくっきり見えて映える画になるとのことで、早起きしてやってきたのであります。

 

カメラをセットすると、朝陽を従えるように「オホーツク2号」が姿を現しました。

本来であればキハ183系で撮りたかったところですが、この日は残念ながらキハ261系5000番台のラベンダー編成での計画代走でした・・・。

とはいえ文句なしの最高の条件に恵まれたので、真剣にお手合わせいたしますよ。

 

数人の乗客が待つホームへゆっくりと進入。

 

「オホーツク2号」は留辺蘂駅で1分ほど停車します。

このときの気温はマイナス11℃。

床下エンジンのアイドリングによる熱気が靄となって立ち上り、朝陽による逆光効果が相まって車体からオーラを放つような幻想的な画に・・・。

 

そして客扱いを終えていよいよ出発。

キハ261系5000番台のエンジンは1両あたり460PS×2基で、気動車としては国内最強の出力を誇ります。

そんなエンジンをフルパワーでぶん回し始めると、まるで蒸気機関車のように勢いよく煙が立ち上りはじめました。

 

そのまま切り位置までフル加速してくれて、常紋峠へ向けて走り去って行きました。


72D「オホーツク2号」

最初はキハ183系じゃなくてガッカリしていたのですが、好条件にも助けられて大満足な撮影となりました (^o^)

さすがに3月に入るとここまで冷え込まないのでキハ183系でのリベンジは無理でしょうが、置き換え車両であるキハ283系キハ183系と同じくらい大好きなので、今度はそしらでも撮ってみたいですね。

 

といった感じで本命の「オホーツク2号」の撮影は無事終了。

このあと対向の普通列車も狙いますが、長くなってしまったので次回へ続きます。