川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

キハ120形で姫新線県境区間を行く リベンジ! 山陰本線 全線踏破の旅 1日目③

前の記事はこちら。

 

初めてのキハ127系に乗って、智頭急行との接続点である佐用駅にやってきました。

記念に駅名標をパチリ。

佐用駅JR西日本智頭急行でホームが分かれているので、駅名標もそれぞれの様式のものが設置されています。

 

乗り換え時間もあまり無いので、駅舎見物もそこそこに次の列車へ乗り込みます。

43本目 姫新線 2831D 津山行き 佐用(16:03)⇒津山(17:05)

佐用までは新鋭のキハ127系が充当されていましたが、佐用から先(一部上月まで)はキハ120形が充当されます。

というのも、前回触れたように姫新線の姫路側は兵庫県などによる「お布施」の効果で高速化が行われていますが、岡山県姫新線に対してそのようなことをしていないため、ほかのローカル線と同様の車両であるキハ120形が充てられているのです。

当たり前っちゃそれまでですが、姫新線に対する両県の姿勢がわかりやすく可視化されているのではないでしょうか。

 

列車は定刻に佐用駅を発車。

乗車率は15人ほどでした。

 

まずは智頭急行とアンダークロスしてお別れ。

 

ほどなくして、兵庫県側最後の駅である上月駅に到着です。

産直市場なんかも入居しているみたいですね。

 

上月駅より先は未改良?の線区となり、同時に県境越えとなるため線形が一気に険しくなり、時折25km/h徐行も発動しつつゆっくりと進みます。

思ったよりも険しい峠越えでした。

 

県境を超えて岡山県に入り、最初の駅の美作土居駅に到着。

棒線化されて使われなくなったホーム跡が見えました。

 

岡山県側では里山の風景が続きます。

心なしか、兵庫県側より古風な家が増えた気がします。

 

瓦屋根の木造駅舎が残る美作江見駅に到着。

なかなか味のある駅舎っぽいので、機会があればじっくり見物したいところです。

 

林野駅で久々に乗客の入れ替わりがあり、津山が近づいてくるにつれて人家が増えてきました。

 

勝間田駅で小停車し、対向列車と行き違いをします。

対向列車もキハ120形でした。

 

津山市に入ると、車窓も一気に市街地の風景となります。

 

因美線との接続駅である東津山駅に到着。

ここは1週間前に因美線を乗った時にも通過しました。

 

そして列車は津山駅に到着。

1週間ぶりに津山駅へと戻ってきました。

43本目 姫新線 2831D 佐用⇒津山
乗車時間:1時間2分
移動距離:40.4km

 

1週間前は津山線に乗って岡山駅へ向かいましたが、今回はそのまま新見駅方面へと姫新線を進みます。