川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

桑園駅で札幌圏の日常列車を撮る 2023夏 北海道遠征⑨

前の記事はこちら。

夏の北海道遠征、今回から2日目のお話に入ります。

 

2日目は行きたいスポットがあったのでお出かけしたのですが、朝から向かうには早すぎるので、ちょっと撮り鉄をしてから向かうことにしました。

てことでやってきたのは、札幌駅の隣にある桑園駅です。

桑園駅函館本線小樽方面と、学園都市線札沼線)をまとめて撮影できる、札幌界隈の定番撮影スポットのひとつです。

今回はここで札幌圏の日常列車を駅撮りをします。

 

まずは学園都市線から。


2532M

運よく731系の重連がやってきました。

 

続いては函館本線へ。


3113D「ホームライナー3号」

こちらは札幌運転所がある手稲駅からの回送列車を有効活用した由緒正しい?ホームライナーで、札幌駅到着後に「北斗6号」となります。

そのため両数は日によって変わるのですが、この日は8両編成と結構な当たりだったんじゃないでしょうか。

 


3842M

 

そして今回のメインが登場。


963M

今回のお目当ては、この731系トップナンバー充当の普通列車です。

 

一見ただの普通列車なのですが、注目すべきは小樽方の併結相手。

この列車は現在国内で唯一の電車(731系)と気動車キハ201系)の協調運転を行う列車でございます。

963D~963M~2736Mは、後方のキハ201系が非電化区間倶知安駅を始発とし、小樽駅で731系を増結して6両編成で札幌駅へ、札幌駅でキハ201系を切り離して731系のみ終点の苫小牧駅へ向かうという、かなり特徴ある形態となっています。

「化け物気動車」とも呼ばれるキハ201系の高スペックは、こうやって731系と併結し朝ラッシュの電車ダイヤに遜色なく載せるためなのです。

 

撮りたい列車はもう1本あるので、引き続き日常列車を撮影。


3844M

 


139M

 


141M

運よく721系の重連でやってきました。

先頭のF-4編成は本遠征後の今年4月に廃車されたそうで、ついに721系の置き換えが本格的に始まったことをひしひしと感じますね・・・。

 

そして停車後振り返ると・・・。

1番線にも721系が入線して並びました!

この何気ないシーンも、これからどんどん見られなくなっていくと思うと、ちょっと寂しい・・・。

 


3115D「ホームライナー5号」

この日2本目のホームライナーがやってきました。

札幌圏のホームライナーは、かつては小樽始発列車があったり、キハ183系キハ281系などが充当されたりしましたが、現在はすべて手稲始発・キハ261系1000番台に統一されて面白みが減りました。

 


143M

733系と735系の併結列車がやってきました。

個人的には735系先頭のほうが嬉しいのですが、共通運用である以上こればかりは致し方ありませんね。

 


1740M

 

そしてお目当て2本目。


3925D「快速ニセコライナー

今回の〆はキハ201系の「ニセコライナー」です。

昨日朝里で狙った上り列車は重連の6両編成でしたが、折り返しは前述の963Dとこの列車で分割されて札幌駅へと戻ってきます。

本当は3連単独の快速幕を狙いたかったのですが、終点間際ということで回送幕に切り替えられたのが残念でした・・・。

 

といった感じで、桑園駅での撮影はこれにて終了です。

どれも撮影済みではあったものの、せっかくなら新機材で札幌圏の日常列車を撮り直したいと思ったのが今回の目的でしたが、置き換え進む721系の重連も撮れてそれなりの収穫だったかなと思います。

 

このあとは札幌駅へ移動して、駅舎見物へと参ります。