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ロイズタウンを後にして、続いてやってきたのはこちら。
ここは札幌市北区にある「百合が原公園」という市立公園でございます。
この百合が原公園、実は普通の公園とはちょっと雰囲気が異なっております。
私の写真がヘタクソなゆえ、一番下の写真に関係ない人工物が映り込んでしまいましたが、まるでヨーロッパ風庭園かのように、色とりどりの草花が咲き誇っております。
百合が原公園は、1986年に開催された全国都市緑化フェア「’86さっぽろ花と緑の博覧会」の会場として整備された公園です。
それから38年が経過した現在に至るまで、札幌市民の憩いの場として親しまれております。
そんな公園内の一角で見ごろを迎えたあじさいを愛でていると、なにやら無粋なモノがゴトゴトと不快な音を立てながら、眼前を横切っていくではありませんか。
ええい、綺麗に咲き誇るあじさいが見えないではないか!!
ジャマだどけどけいぃ!!!
という茶番はこれくらいにて(笑)、これが今回のお目当てのモノ。
こちらの乗り物は「リリートレイン」という、百合が原公園内を見学するために運転されている遊具であります。
位置付けとしては遊具扱いではあるものの、建設に当たっては当時の国鉄も協力しており、軌間は在来線と同じく1067mmで敷設され、普通鉄道と同等の踏切を備えるなど、かなり本格派な遊具です。
このリリートレインの存在自体は知っていましたが、百合が原公園は札幌市の外れにあるため、小学校の遠足くらいでしか来る機会がありませんでした。
今回はロイズタウンからの帰りに寄り道できたので、せっかくの機会を生かしてリリートレインを初撮影したいと思います。
まずは編成写真をパチリ。
リリートレインはディーゼル機関車牽引の客車列車で、全6両編成となっています。
トロッコ列車みたいなもんなのですが、前述したととおり軌間が在来線クラスなこともあって、某ネズミ園のウェス〇ンリバー鉄道などナローゲージサイズの車両より一回り大きくて意外と迫力があります。
続いては百合が原公園らしく、お花を絡めたカットを撮影。
私は花より団子な人間ですので、花の名前は全く分からんのですが (^_^;)
至る所に綺麗な花が咲いており、構図に悩みながら撮影を楽しめました。
園内にはさまざまな種類の草花が植えられており、雪が無いシーズンのうち4月から11月まで順次見ごろを迎えるようで、カレンダーにまとめられています。
やはり狙い目は春か秋だと思いますが、好みの花の開花時期に訪れてみてはいかがでしょうか。
といった感じで撮り鉄はこれにて終了。
このあとはリリートレインに乗り鉄してみることにします。