川崎鶴見鉄道録

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留萌本線 全駅巡り~石狩沼田駅と真布駅跡~ 2023夏 北海道遠征㊶

前の記事はこちら。

 

留萌本線 全駅巡り、最後を飾るのは石狩沼田駅です。

石狩沼田駅は3か月前に来たばかりなので、久しぶり感は無いですね。

 

なのですが石狩沼田駅に来たのは、この日行われていた「沼ルシェ」というイベントの様子を見るため。

駅舎の横に出店が出ていたり、駅舎内に観光案内?のブースがあったりと、小規模ながらお祭りの雰囲気が出ていたものの、時間が15時と微妙だったこともあり中休み的な感じでした。

 

駅舎のドア上には、3か月前には無かったポスターが。

留萌本線の新たな終着駅となったものの、それも約2年間のみというのが寂しいですね。

 

とまあ駅舎探訪はこのくらいにして、駅からほど近いセイコーマートへ移動して、こちらの品を購入。

JR北海道が発売している記念入場券である「北の大地の入場券」の石狩沼田駅バージョンを購入してみました。

 

というのも本遠征の最中に、JR北海道より北の大地の入場券の発売を終了するというプレスリリースが出たのです。


JR北海道 プレスリリースより

前身の「わがまちご当地入場券」はフルコンプしましたが、こちらは数枚程度の収集に留まりました。

なんだかんだリニューアルから4年も発売し続けて売り上げも落ちてきたでしょうし、来年4月に運賃改定が予定されており発売継続には刷り直しが発生するため、その前に終売するという判断でしょうかね。

 

 

これにて石狩沼田駅を後にしたのですが、実は本当に行きたかったのは、石狩沼田駅の北にあるこちらの場所。

ここは部分廃止前まで石狩沼田駅の北隣にあった真布駅の跡地でございます。

 

跡地と言っても訪問時点では、駅名標とホームへ上がるスロープ部分の踏み板が撤去されたのみで、ホームそのものと待合室は残されていました。

味のある待合室を持つ真布駅は、廃止区間の中でも人気の駅でしたが、私は現役時代に訪れることはできませんでした。

ですが待合室などが解体されず残っていると聞いたので、今回訪問してみることにしたのです。

 

駅横の踏切もそのまま残っていましたが、鉄道路線としては廃止扱いだったので、使用停止の看板が立っていました。

この記事を書いている2024年10月現在は、踏切部分は線路が撤去されてアスファルト舗装に改修されたようですが、ホームと待合室は相変わらず残置されており、さらに夜間になるとなぜか照明が灯るそうな。

機会があれば冬の夜にでも訪れてみたいですね。

 

レールも赤錆びた状態で放置されていました。

このレールもいずれ撤去されるのか、はたまた放置されて草木に覆われてしまうのか、いったいどのような運命をたどるのでしょうか。

いずれにせよ、このレールの上を列車が走ることは、もう二度とありません。

 

といった感じで石狩沼田駅真布駅跡探訪はこれにて終了。

このあとはゴーヨン充当列車の2往復目を撮影します。