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2023秋 広島・高松遠征も、いよいよ最終回です。
岡山駅から新幹線に乗って帰りますが、ちょっと時間に余裕があったので撮り鉄をして帰ることに。
岡山電気軌道は、岡山市内で路面電車や路線バスを運営する地方私鉄です。
岡山には年に何度も来ているものの、そのほとんどが乗り継ぎ中継か、水島臨海鉄道や伯備線遠征への前乗りなので、実は岡電を実際に見たことはほとんどありませんでした・・・。
今回も岡山駅前通りという超お手軽撮影にはなりますが、人生初の岡電撮影をしたいと思います。
とはいえ予備知識はほとんど無いので、来た車両を手あたりしだい撮影します。
記念すべき岡電ファーストショット。
まずやってきたのは7900形7901号車なのですが、それより岡電の特徴と言えば独特の形状をしたパンタグラフですね。
なんでも岡電の社長が考案したものらしく、それ故に岡電以外の事業者には普及していないそうで、まさに岡電の象徴といえそうです。
続いてやってきたのは7500形7501号車。
先ほどの7900形に比べて箱型になっているのが特徴です。
続いては岡山名物なラッピング車が登場。
岡山名物「きびだんご」の広告を纏った7900形8501号車です。
そして一応の今回のメインはこちら。
見るからに近代的な車両は「MOMO」の愛称がある9200形でございます。
9200形は岡山出身の水戸岡鋭治がデザインに携わっており、個人的に岡電といえばMOMOというくらい好みで、一度撮ってみたい車両でした・・・と思ったら、現在はこの第2編成1011号車は広告ラッピングが施されており原形の面影は無し。
全然知らんかったのでガッカリしちゃいました (^_^;)
新幹線の時間が迫ってきたため、結局お目当てのMOMOは撮ったようで撮れず仕舞いとなり、初めての岡電撮影は中途半端なまま終了。
いつかもう1編成の9201号車を撮りたいですね。
というわけで岡山駅に戻り帰路へ着きます。
今回はいつもより少々早いので「ひかり」でのんびり帰ります。
名物駅弁で打ち上げを敢行。
岡山名物の「祭ずし」で一杯やりながら帰ります。
途中京都駅で「のぞみ」を退避するために小停車したので、ちょっとホームへ出てひと休憩。
・・・のついでに、当時話題となっていたこちらを初体験することに。
東海道新幹線では2023年10月末をもって車内ワゴン販売サービスが終了しましたが、「シンカンセンスゴイカタイアイス」という愛称で親しまれたスジャータのアイスクリームも買えなくなってしまうことに・・・。
ですがアイスクリームの需要は多かったのか、車内販売の代わりとして主要駅ホーム上に、アイスクリーム専用自動販売機が設置されることとなりました。
この日は2023年11月4日で、自販機に移行してから4日目のタイミングだったので、個人的に今回が初体験でありました。
さっそく定番のバニラアイスを購入。
取出口に、これでもかとスプーンが敷き詰められていました(笑)。
これならスプーン取り忘れという悲劇は回避できそうですね。
さっそく車内に持ち帰って実食。
見た目は何ら変わりませんね。
ですが中身は結構違っておりまして・・・
「シンカンセンスゴイカタイアイス」という名の通り、プラ製スプーンでは全く歯が立たない鋼鉄のごとし硬さが特徴でしたが、自販機品はこのようにサクッとスプーンが刺さります。
ちなみに本来の固さはこんな感じ。
刺さるどころか、表面に傷をつけるだけで精一杯というのもしばしばな硬さを誇っておりましたが、この硬さはドライアイスを使用してマイナス79℃程度の超低温で保存しないと維持できないのだとか。
冷凍自販機はマイナス20℃程度が限界なので、どうしてもドライアイス保存に比べ柔らかくなってしまうそうです。
まあ自販機品は最初から食べ頃ではあるので便利っちゃ便利なんですが・・・。
個人的に硬さと格闘しながら食べるのが、このアイスの一種の風情だと思っているので、やはり物足りないですね (^_^;)
文字通りの「シンカンセンスゴイカタイアイス」は、東海道・山陽新幹線だとグリーン車でしか販売していませんが、JR東日本では東北・上越・北陸・秋田・山形各新幹線のほか「あずさ」「ひたち」の一部列車で車内販売が継続中で、普通車でも購入可能。
アイス目当てでグリーン車というのも敷居が高いので、お手軽に食べたければJR東日本管内で買ったほうがよさそうですね。
そんなこんなでアイスを堪能したのち、新横浜駅に到着。
横浜線に乗り換えて遠征を完了しました。
といった感じで「2023秋 広島・高松遠征」はこれにて完結でございます。
JR貨物 広島車両所公開イベントの参戦ついでに敢行した遠征でしたが、ついでの割にはまずまず充実した内容となりました。
今年は広島県内で撮り鉄か乗り鉄を・・・と思っていたものの、既報の通り検査不正問題でイベント自体が流れてしまい、今年は遠征できずに終わってしまいました。
来年はどうなるか分かりませんが、再び開催されることを祈っております。
おしまい