川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

鮫角灯台で東北エモーションを撮る!! 2019北東北撮り鉄遠征⑤

前の記事はこちら。

 

八戸臨海鉄道線での撮影を終えて、再びJR八戸線の撮影を行います。

今回のお目当ては、八戸線を走る観光列車「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」でございます。

 

こちらの東北エモーション、実は2年前の夏休みに八戸線乗り鉄したとき、久慈駅で偶然遭遇したことがありました。

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私はジョイフルトレインにはあまり興味を示さないのですが、このときチラ見したこともあり、せっかく八戸線に来たので走行写真を撮影してみることにしました、

 

撮影地は事前に色々ピックアップしていたのですが、夕方近くになり青空が出てきたため、青空+太平洋バックで撮影できる鮫角灯台で再び撮影を行います。

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お昼の「リゾートうみねこ」は灯台の足元で撮影しましたが、今回は灯台の上から撮影することに。

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鮫角灯台土・日・祝日の9時~16時の間だけ一般開放されており、灯台の屋上に登ることが可能となっています。

 

足元の入口から、激せまの螺旋階段をひたすら登ります。

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屋上は5階相当の高さなうえ、手すりは後付けのロープで捕まれなかったので、運動不足のアラサーのおっさんには若干キツイ・・・。

 

息を切らしながら登った、屋上からの眺め。

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太平洋に面した、種差海岸の風光明媚な景色が広がっていました。

この風景を目当てに訪れる観光客がいるのも、納得な美しさですね。

 

のんびり海を眺めながら待機していると、お目当ての列車が登場。

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8444D「TOHOKU EMOTION」

背景に暗色が多いので、白の車体は一層映えますねぇ。

水平線まできっちり見通せる良いお天気で、満足な仕上がりになりました (^o^)

 

15分ほどで普通列車が来るので、ついでに撮影。

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443D

超広角レンズで撮ってみましたが、ステンレス車体だと埋もれ気味に。

う~ん、キハ40が走っていた頃に来たかったですねぇ。

 

これにて灯台の上からの撮影は終了。

降りるついでに、灯台内部を見学してみることに。

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灯台の1階部分は展示室になっており、鮫角灯台にまつわる色々な展示があります。

 

こちらが灯台の肝となる「フレネルレンズ」です。

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フレネルレンズは、光源となる電球の光を効率よく集めて放出できるように、ギザギザになっているのが特徴です。

このレンズは、平成7年まで実際に使われていたそうです。

 

こちらがフレネルレンズの中に入っている電球。

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こんなちっちゃい電球で灯しているんですね。

見た目的には、家庭用の電球を一回り大きくしたくらいでしょうか。

 

そのほか、鮫角灯台に関するパネルなんかもありました。

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撮影のついでに見物してみてください。

 

展示室を後にし、今度は灯台の足元でもう一本撮影。

お昼に撮影した「リゾートうみねこ」が、久慈駅から戻ってくることを狙います。

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446D「リゾートうみねこ

雲は出てくるわ、車が並走して来て裏被りするわで、お昼に続いて残念な出来栄えとなりました・・・。

どうやら、私と「リゾートうみねこ」の相性は良くないみたいですね (^_^;)

 

これてに鮫角灯台での撮影は終了。

このあとは場所を変えて、1日目最後の撮影に挑みます。

八戸臨海鉄道でチビロクを撮る!! その2 2019北東北撮り鉄遠征④

前の記事はこちら。

 

鮫駅から八戸臨海鉄道線に戻り、再び貨物列車を撮影します。

八戸臨海鉄道の定期列車は3往復あり、大分すると

・7~8時頃の11レ~12レ
・10~11時頃の13レ~14レ
・13~14時頃の15レ~16レ

となりますが、これを1機の機関車で回しています。

この日は13レ~14レでチビロクことDD16が運用入りしていたので、おのずと15レ~16レもチビロクが充当されることが確定しておりました。

 

そんなわけで、まずは15レを撮影・・・と思ったら、鮫駅から戻る最中に工事渋滞にハマってしまい、撮影地に到着と同時に目の前を通過・・・

せっかくのチビロクを、1本無駄にしちゃいました orz

 

といっても、落胆している時間も勿体無いので、予定を変更し北沼駅に追っかけて入換作業を見物することに。

北沼駅に到着すると、ちょうど作業の真っ最中でした。

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左のコキが八戸貨物⇒北沼の15レ、右のコキが北沼⇒八戸貨物の16レです。

到着時にはすでに機回しを終えて、15レのお尻に連結するところでした。

 

連結を終えると、15レのコキを三菱製紙八戸工場の専用線に押し込みます。

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・・・と思ったら、なぜか駅の中ほどで止まり、チビロクだけ戻ってきました。

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そのまま駅の端まで行って、転てつ器を転換。

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再度折り返して、16レのコキのもとに向かいます。

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そのまま連結して、16レの組成が完了しました。

 

そんな感じでチビロクの動きに気を取られていたら、隣にいたはずの15レが専用線に引き込まれていきました。

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どうやらチビロクを切り離すと同時に、反対側に専用線のスイッチャーを連結していたようですね。

今度訪れたときは、スイッチャーの仕事の様子も記録しておきたいところです。

 

16レの出発まで時間があるので、細部までチビロクを撮影。

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ここは歩道と線路の間にフェンスも無く、機関車までは10mもない超至近距離でじっくりと観察することが出来ます。

激混みの車両基地公開イベントよりも、ずっと好条件で撮影可能ですな。

 

区名札には「八」と「臨」の札が差さっていました。

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わざわざ2枚差す意味があるんでしょうかね?

 

チビロク観察を終えて、16レ撮影のため北沼駅の南にあるストレートに移動。

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ここは歩道の真横を、フェンス無しの超至近距離で列車が通過します。

同じ臨海鉄道でも、地元の神奈川臨海鉄道とは随分違いますね。

 

八戸臨海鉄道 チビロク撮影のシメ。

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16レ DD16 303

「チビロク」と呼ばれるDD16を、あえて広角レンズ+しゃがみ仰ぎ構図でデカく引き寄せてみました。

青空に朱色が映える、思い通りの画になってくれて良かったです (^o^)

 

16レのあとは定期列車は走らないので、これてに八戸臨海鉄道線の撮影は終了。

初訪問でしたが、チビロクに出会えて大満足な結果となりました。

 

今回の撮影地を下に纏めたので、八戸臨海鉄道線の撮影をお考えの方は参考にどうぞ。

  

この時点で時刻は14時30分。

終わるにはちょっと早い時間なので、このあとはJR八戸線沿線に戻って、気になっていた列車を撮り鉄します。

鮫角灯台で「リゾートうみねこ」を撮る!! 2019北東北撮り鉄遠征③

前の記事はこちら。


今回も八戸臨海鉄道撮影の合間を縫って、JR八戸線を撮影します。

馬渕川橋梁から車を走らせ、同じく八戸市内にある鮫角(さめかど)灯台にやってきました。

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鮫角灯台付近は「種差海岸」と呼ばれる景勝地で、八戸市有数の観光スポットでありますが、灯台の回りを迂回するように八戸線が通っています。

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そのため灯台の足元付近では、種差海岸沿いの太平洋をバックに八戸線が撮影可能で、八戸線北部で最も人気の撮影地であります。

 

そんな鮫角灯台で撮影したかったのが、八戸線ジョイフルトレインである「リゾートうみねこです。

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437D「リゾートうみねこ

残念ながら薄雲が出てきて、ヌル晴れとなっちゃいました。

 

こちらの「リゾートうみねこ」は、土休日のみ定期普通列車を代走する形で運用されており、先頭車以外は自由席として開放されています。

そのため、ジョイフルトイレンとしては珍しく乗車券だけで乗れる列車なので、うまく乗車できれば結構な乗り得列車でしょうね。

 

437D以降はしばらく列車が来ないため、これ1本だけ撮って撤収。

このあとは再び八戸臨海鉄道に戻りますが、ちょっと時間があったので前々から行ってみたかった場所に寄り道。

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やってきたのは、珍駅名として有名な鮫駅です。

ちなみに鮫という駅名は、駅名がある地名の「鮫町」から取られています。

 

駅名にあやかって?駅前にはサメのモニュメントが鎮座していました。

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なかなか愛嬌のある顔をしておりますな。

 

駅舎の中の様子。

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鮫駅は八戸市街地の端に位置する駅で、八戸線の列車の半分程度は八戸~鮫の区間列車となっています。

そのため鮫駅も大きめの待合室や「みどりの窓口」も備えた、それなりの拠点性を有する駅舎です。

 

来訪記念に入場券も購入しました。

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硬券や記念入場券などは扱っていなかったので、普通のマルス券です。

まあ、いい記念にはなったと思います。

 

次の記事はこちら。

八戸線 馬渕川橋梁 2019北東北撮り鉄遠征②

前の記事はこちら。

 

八戸臨海鉄道でチビロクを撮影したあとは、同じく八戸市内を走るJR八戸線の撮影にスイッチします。

最初は長苗代駅本八戸駅間の馬淵川橋梁で、2017年12月にデビューしたキハE130系500番台の普通列車を撮影することに。

 

まずは南側からサイド構図で狙ってみます。

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436D

河口付近のため川幅が広いので、広角構図で撮っても水面に満たされるのが好いです。

ちょいギラリして水面に太陽光が反射しアクセントが付いたのも、私好みな仕上がりになりました。

 

ちなみに足場はこんな感じ。

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馬渕川橋梁川上側の本八戸方の川岸には砂が堆積しており、河川敷から砂地に降りることができます。

ただし、雨続きで川の水量が多いと水没すると思われるので、天候に左右される場所と言えそうですね。

 

続いては本八戸方の堤防から、手堅く編成写真を撮影。

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1435D

こちらではお昼頃順光で、下り列車を撮影できます。

個人的には手すりが足回りに絡みついて鬱陶しく思うので、足場があったほうが良いかなと思いました。

 

これにて馬渕川橋梁での撮影を終了。

次回も八戸線沿線で撮り鉄を行います。

八戸臨海鉄道でチビロクを撮る!! その1 2019北東北撮り鉄遠征①

今回から「北海道放浪の旅」の連載を一時中断しまして、新たな連載シリーズをお届けします。

本連載の舞台となりますのは、青森県岩手県を中心とした北東北地方です。

 

北東北地方には何度か撮り鉄遠征を行ったことがありますが、そのほとんどが北海道新幹線開業の前の津軽海峡線北斗星ED79重連貨物など)が目当てで、それ以外に関しては全くと言っていいほど、眼中にありませんでした。

しかし、北海道新幹線が開業しそれらの列車がなくなったあと、改めて北東北地方に目を向けると、なかなか魅力的な被写体が多いことに気付きました。

 

そんな折、偶然にも土日と連続して月火も合わせた4連休をいただけることになったので、お盆休みの乗り鉄遠征の疲れも癒えぬ状態でありましたが、半ば強行軍気味に撮り鉄遠征を敢行することにいたしました。

そんなわけで今回より「2019北東北撮り鉄遠征」と題しまして、その遠征の記録をダラダラと綴ってまいります。

 


 

 まずは始発の東北新幹線で、一気に北上します。

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今回乗車する6時発「はやぶさ45号」は臨時列車で、定期列車の「はやぶさ」下り始発は3次発に表示されている「はやぶさ・こまち1号」となります。

東北新幹線全体で見ると、6時4分発の「やまびこ41号」が下り始発となりますが、この45号を定期化して1号を繰り上げたほうが、早朝移動を強いられた社畜様が仙台・盛岡へ出張するには便利な気がしますが、そうでもないんでしょうか?

 

今回は社畜ではなく遊び人の立場でありますが、始発の「はやぶさ45号」に乗り込み、車内で朝食タイムです。

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2020年東京オリンピック開催にちなみ、1964年東京オリンピック当時に販売されていたという東海道新幹線 開業記念弁当」が復刻発売されていたので、今回はそれをチョイスしてみました。

 

中はこんな感じ。

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55年前の弁当の復刻版ということで、現代から見ると地味な内容ですかね。

地味なのはともかく味もイマイチ美味くなかったのは、味まで忠実に再現したのか退化(という名の手抜き・コストダウン)をしたのか、どっちなんでしょう (^_^;)

 

そんな感じで2時間半ほど乗車し、岩手県北部の二戸駅で下車します。

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早朝の臨時列車ということもあり、降りたのは私を含めて5人だけでした。

 

今回は乗り鉄ではないですが、二戸駅は初訪問だったので駅舎も記録。

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見た目もさることながら、機能や動線もコンパクトにまとめられており、なかなか良い駅だと思います。

 

ここからレンタカーに乗り換えて、いよいよ本格始動です。

最初の目的地は県境を越えた青森県八戸市ですが、今回はあえて一つ手前の岩手県二戸駅で下車して、レンタカーを調達します。

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写真を撮り忘れたので、グーグルストリートビューから引用

というのも、本遠征の後半は岩手県南部が中心となるため、レンタカーは所謂「乗り捨て」することになりますが、乗り捨てすると営業所間の距離に比例して手数料がかかるのが一般的です。

これが案外いい値段を取られるもので、県をまたがるくらいの距離で乗り捨てると、数千円~1万円を請求されたりするのもザラだったりと、地味に痛い出費になります。

 

しかし、今回利用するトヨタレンタカーは「北海道以外の同一都道府県内は乗り捨て無料」なので、あえて一つ手前の岩手県最北部の二戸市から出発し、返却地を岩手県最南部の一関市にすることで、乗り捨て料金がゼロ円に抑えられるのです。

何ともセコイ話で恐縮ですが、この話をしないと二戸駅から出発する意味が説明できないので、豆知識として聞いていただければと思います (^_^;) 

 

そんなわけで県境を越えてやってきたのは、青森県八戸市にある八戸線長苗代駅です。

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といっても、八戸線を撮影しに来たわけではありません。

本遠征最初のターゲットは八戸臨海鉄道でございます。

 

八戸臨海鉄道は、JR八戸駅に隣接する八戸貨物駅から、沿岸部にある北沼駅までを結ぶ、総延長8.5kmの臨海鉄道です。

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グーグルマップより

かつては、八戸港周辺に支線が何本かあったようですが、現在は上記地図の赤線部分1路線しか残っていません。

北沼駅の北部には「三菱製紙八戸工場」があり、工場と北沼駅専用線で接続されていて、工場で生産された製紙を輸送する貨物列車を1日3往復運行しています。

 

そして上記地図を見ていただけると分かりますが、八戸貨物駅から長苗代駅の東側までは、JR八戸線と並走しています。

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右端の線路が八戸臨海鉄道線で、長苗代駅から午前遅め順光で撮影可能です。

というわけで1発目は、長苗代駅の歩道橋から撮影を行うことに。

 

現着してまもなくすると、遠くからお目当ての列車が姿を現しました。

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しかも牽引機は、充当されればいいなぁ~と願っていた「チビロク」ことDD16ではありませんか!!

 

なぜか長苗代駅ホーム付近でくの字に曲がっているのですが、惑わされることなく十分に引き付けます。

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13レ DD16 303

こちらのDD16 303は、もともとJR東日本長野総合車両センターに所属していましたが、2009年に八戸臨海鉄道へ売却されて線内の貨物輸送に従事しています。

DD16の現存機は、八戸臨海の303号機、JR東日本の11号機、若桜鉄道の7号機の3機のみですが、11号機は工臨や臨時列車の牽引が主な業務、7号機は体験運転用の動態保存機的な扱いであるため、定期運用を持つDD16は全国でこの303号機だけです。

 

八戸臨海鉄道の本線用機関車は、DD56が3両とDD16が1両の4機体制であり、かつ4機合わせて1日1運用しかないため、単純なDD16への遭遇確率は25%となります。

なにかと運に見放されることが多い私でありますが、今回の遠征は幸先の良いスタートを切ることができました (^o^)

 

このあとDD16は、北沼駅で別の列車を牽いて戻ってくるので、馬渕川の河川敷に移動して待ち構えます。

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14レ DD16 303

薄曇りでしたが、個人的に好みの1エンド先頭の姿を捉えることができたので、初訪問にしては十分な成果と言えるでしょう。

ちなみに八戸臨海鉄道線内では方転する機会が無いため、1エンド側が八戸貨物駅側、2エンド側が北沼駅側に固定されているので、エンドにこだわる方はご留意を。

 

そしてこの14レは、貨車のほうも充実していました。

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まずはコキ106のトップナンバーであるコキ106-1が入っていました。

コキ106-1は1回だけ遭遇した経験がありましたが、そのときはまともに撮影できなかったので、今回はきっちり撮れてよかったです。


こちらはコキ104の特別仕様車

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コキ104-10000番台は、山陽本線の難所である「セノハチ」の補機機関車の走行中自動開放に対応する装備を持ったグループで、計4両のみ製造された希少種です。

自動開放の廃止後は、一般のコキ104と共用で運用されているため、そうそう見かけることが出来ない車両となっています。

 

そんな14レをケツ打ちでお見送り。

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この日は土曜日だったので積載率を気にしていましたが、ご覧の通りのフルコンで心配は杞憂でした。

コキは12両繋がっているので、フルコンだと結構な撮りごたえがありますね。

 

14レは動画も撮影したので、あわせてお楽しみください。

 

八戸臨海鉄道線はあと1往復撮影しますが、次の列車までは時間がだいぶ空いてしまうので、その間は八戸線の撮影をして時間を潰すことにします。