川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

「リベンジ! 山陰本線 全線踏破の旅」を振り返る

前の記事はこちら。

 

前回やっとのことで完結した「リベンジ! 山陰本線 全線踏破の旅」、今回はその振り返りでございます。

リベンジ編の足取りはこんな感じでした。

1日目:川崎⇒三島⇒掛川⇒浜松⇒米原⇒姫路⇒津山⇒新見⇒米子

2日目:米子⇒出雲市⇒益田⇒長門市⇒仙崎⇒長門市⇒幡生⇒小倉⇒博多

3日目:博多近郊で撮り鉄⇒長崎⇒長崎空港羽田空港⇒川崎

 

今回の旅は2日目がメインで、全編と合わせ無事に山陰本線を完乗達成。

その前後はオマケみたいなもんでしたが、最終的には長崎まで足を延ばし、本州~九州をほぼ横断する形で西へと移動し続けた旅となりました。

おかげで西九州新幹線開業前の姿を見収めることが出来たので、まあまあ充実したんじゃないでしょうか。

 

続いて数字的に旅を見てみると

 総移動距離:2481.1km

 総乗車時間:28時間18分

 総移動時間:63時間38分

でございました。

前編では途中撮り鉄デーを挟んだこともあり、移動距離は6日間で2450.2kmだったので、今回は半分の3日間でそれに匹敵する移動し続けた旅でした。

 

そして前編から通算すると

 総移動距離:4931.3km

 総乗車時間:92時間44分

 総移動時間:199時間46分

となりました。

川崎市から直線距離で5000kmというと、だいたいマレーシアやオーストラリア大陸北端くらいのようで、なかなか大がかかりな旅となりました。

 

最後にリベンジ編の思い出をフラッシュバックで。

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なんだかんだ前編、リベンジ編と合わせて72回にもなる長期連載になってしまったので、いつのまにやら遠征どころか西九州新幹線開業からも1年が経ち、一周回って懐かしさすら感じる連載となりました (^_^;)

本来だったら前編だけで終わるはずだったのに、思いもよらぬアクシデントのおかげで9日間に渡る遠征に発展したのですが、そのおかげでこの遠征は一生忘れることは無いだろうなと思います(笑)。

 

今年の夏休みは、台風が直撃したこともあり遠征しなかったので、来年は2年ぶりに大型乗り鉄遠征をしたいなと思っています。

個人的には「30代のうちにJR全線完乗を達成したい!!」という目標があるので、今度は中国地方と四国に残る未乗線がターゲットですかねぇ。

その折には、おそらくまた季節外れの連載をするかと思いますので、このブログが続いていたらお付き合いくださいませ。

 

おしまい

長い旅の終わり リベンジ! 山陰本線 全線踏破の旅 3日目⑧

前の記事はこちら。

長い旅の記録もようやっと最終回です。

 

長崎駅探訪を終えたころ時刻は17時を回りましたが、明日から仕事があるので早々に帰路へ着きます。

今回は空路で帰るので、まずは長崎空港へ移動するため駅前の県営バスターミナルへ。

なかなかクラシカルな佇まいのバスターミナルで、こちらもじっくり探訪したい気分でありましたが、時間も無いので急ぎバスへ乗り込みます。

 

62本目 長崎バス 長崎空港行き 長崎駅前(17:35)⇒長崎空港(18:19)

長崎駅前から空港へ向かうリムジンバスは、ほぼ終日20分ヘッドで運転されています。

地方空港のリムジンバスは出発便に合わせたダイヤが組まれることが多いですが、それに比べると長崎空港はなかなか便利ですね。

 

バスは定刻に長崎駅前を発車。

乗車率は窓側がほぼ埋まる程度の混雑でした。

長崎市に来たのは14年ぶりでしたが、滞在はわずか1時間、しかも実質駅構内から出ませんでした・・・。

しかもその14年前もまた、ラストランを控えた「あかつき」を乗り鉄するためにやってきて、駅前のミスド(だったかな?)で適当に時間を潰しただけなので、長崎にはまともな思い出が無いんですよね (^_^;)

次に長崎へ来たときは、もっと普通に観光したいことであります。

 

そんな長崎市を後にして、バスは空港へとひた走ります。

長崎空港長崎市から40km離れた大村市にあるので、途中高速道路に乗るなど結構な移動となります。

途中では西九州新幹線の真新しい高架橋も見えました。

 

長崎空港大村湾上に建設された人工島にある海上空港なので、空港到着直前には連絡橋で海を渡ります。

ちょうど夕陽が湾上に浮かび、なかなか素敵な光景を見ることが出来ました。

 

てな感じで長崎空港に到着です。

62本目 長崎バス 長崎駅前⇒長崎空港
乗車時間:44分
移動距離:40.0km

 

長崎空港に来たのは今回が初めてです。

空港内でお土産などを色々購入。

写真は撮ってませんが、長崎空港のお土産コーナーは売店というよりはデパートの物産展みたいな印象で、ちょっとほかの空港とは違いましたね。

まあつまり、なかなか楽しい空間だったということです。

 

お土産なども仕入れて、一気に羽田空港へと飛び立ちます。

63本目 ANA670便 羽田空港行き 長崎空港(19:05)⇒羽田空港(20:55)

機内では長崎名物で打ち上げを敢行。

今回は大村名物という「大村ずし」なるものをチョイス。

 

私は「大村ずし」というのを知らなかったのですが、中身はこんな感じ。

大村地方ではお祝いの席で食べられる縁起物的な食べ物だそうです。

なかなか美味しかったです。

 

おつまみには紅しょうが天を添えました。

いい具合に疲れた体にビールを入れたので、食事のあとは爆睡。

完全に落ちてたので、寝起きも完全にボケており到着の写真も撮り忘れていました(笑)

63本目 ANA670便 長崎空港羽田空港
乗車時間:1時間50分
移動距離:954km

 

羽田からは赤い電車で川崎へ直帰します。

64本目 京急 エアポート急行 逗子・葉山行き  羽田空港(21:00)⇒京急川崎(21:17)

64本目 京急 羽田空港京急川崎
乗車時間:44分
移動距離:40.0km

 

これにて前編から通算し、足掛け9日間に渡った大遠征のゴールを迎えました!!

ホント疲れたぁ・・・と思いながらバス乗り場へ歩いて行ったのは、1年以上経った今でも鮮明に覚えております。

 

最後に本日の行程をおさらい。

博多

 ↓(鹿児島本線

吉塚

 ↓(鹿児島本線

香椎

 ↓(鹿児島本線

博多

 ↓(鹿児島本線

竹下

 ↓(鹿児島本線

博多

 ↓(鹿児島本線長崎本線

長崎

 ↓(リムジンバス)

長崎空港

 ↓(ANA

羽田空港

 ↓(京急

京急川崎

移動距離:1180.4km

移動時間:13時間44分

乗車時間:5時間24分

最終日は半日ほど博多近郊で撮り鉄をしていたので、帰りの空路を除けば移動は控えめでした。

 

次回はリベンジ編を総括したいと思います。

新幹線開業直前の長崎駅探訪 リベンジ! 山陰本線 全線踏破の旅 3日目⑦

前の記事はこちら。

 

「かもめ」に乗って、ついに長崎駅までやってきました。

当時は西九州新幹線開業まであと1か月といったところ。

そんな新幹線開業直前の長崎駅を色々と見ていきたいと思います。

 

長崎駅の新幹線ホームは在来線の真横に建設されました。

運が良いと隣の番線に新幹線の試運転列車が停車し「新旧かもめ」の競演が見られたそうですが、残念ながらこの日は実現せず。

 

そして隣の番線には、こちらも新幹線開業で見納めになるものが。

なんと観光特急「36ぷらす3」が停車していました。

この列車は787系で運転されていますが、前回の記事で触れた通り新幹線開業に伴い肥前浜駅長崎駅の電化設備が運用停止・撤去されたあおりを受けて、現在は長崎駅へ乗り入れることが不可能となりました。

ちなみに現在は、佐世保駅へ乗り入れるルートへ変更されています。

 

ホームから階段を下りて在来線コンコースへ。

長崎駅は西九州新幹線開業を見据え2020年3月に高架駅へ生まれ変わりました。

当時はまだ運用開始から2年ほどと、まだまだピカピカでした。

 

発車標をパチリ。

在来線用発車標に表示される「かもめ 博多」は過去帳入りしました。

当時は特急用の発車標が設けられていたものの、新幹線開業後は無用になったはずですが、まだ残っているのでしょうかね?

 

在来線と新幹線の乗換改札口は、駅事務室を1つに集約するためコンパクトにまとめられています。

開業間近ということで、自動改札機はプチプチで梱包された状態で据え付けられていました。

 

仕切り壁の隙間から新幹線コンコースの中もチラリ。

おそらく在来線高架化工事と一緒に造ったので、意匠は在来線側と同じです。

 

改札口を出て、今度は新幹線改札口の様子を見物。

こちらも自動券売機がすでに設置され、準備万端といった感じでした。

 

コンコースは東西自由通路も兼ねた造りになっています。

個人的には旭川駅っぽいなという印象を持ちました。

 

続いては駅前広場の様子を観察。

現在長崎駅の東側は再開発工事が行われています。

当時は更地に近い状態でしたが、それから1年が経過し工事が進んで2023年11月10日に新駅ビルがオープン予定だそうな。

 

もともとこの場所には地上駅時代の駅舎やホームがありました。


いずれも2008年2月撮影

長崎駅には14年ぶりに来たのですが、当時の面影はありませんね。

 

最後に駅名看板を撮って終了です。

まさか前編の大雨による計画変更の結果、長崎駅まで来ることになるとは・・・。

それでも新幹線開業前の姿を見納め出来て良かったです。

 

 

長崎駅到着をもってリベンジ編の予定はすべて無事終了し、このあとは自宅のある川崎市へと帰路に着きます。

そして前編から通して延べ9日間、連載71回に渡った「山陰本線 全線踏破の旅」も、次回ようやく完結です。

在来線特急「かもめ」を乗り納めする その2 リベンジ! 山陰本線 全線踏破の旅 3日目⑥

前の記事はこちら。

 

「かもめ」は肥前山口駅を通過し、さらに長崎本線を西へ進みます。

・・・が、実は西九州新幹線開業後は肥前山口、改め江北駅からは佐世保線に入り武雄温泉駅へと向かうため「リレーかもめ」は通らなくなるので、乗り納めという観点ではここからが本番となります。

 

肥前山口を出ても、相変わらずのどかな風景を走行します。

 

そして次の停車駅である肥前鹿島駅でさらに降車があり、博多駅時点では賑わっていたグリーン車も私を含めて4名に。

新幹線開業と同時に「かもめ」が走らなく肥前鹿島までの輸送列車として「かささぎ」が新設されましたが、それだけの需要が肥前鹿島にはあるようですね。

そして肥前浜駅を過ぎると、有明海が見えてきました。

西九州新幹線大村湾側に沿って敷設されたので、長崎へと向かう数多の旅人が見入ったであろうこの車窓も見ることが出来なくなりました。

さらにこの区間を含む肥前浜駅長崎駅間は、保守費用削減のため電化設備が撤去され非電化となり、787系885系など電車特急の乗り入れが不可能となったため、優等列車の復活の眼もほぼ無いでしょう。

ゆえに今後この車窓を見ようと思ったら、本数が少ないローカル普通列車に乗るしかないので、ちょっとハードルが上がりそうですね。

 

通過時はちょうど干潮だったので、有明海らしい姿を見ることが出来ました。

対岸の雲仙普賢岳もまずまずの視程でした。

 

さらにはこちらも発見。

春の遠征で訪れたフルーツバス停を見ることが出来ました。

 

風光明媚な区間を過ぎ、列車は諫早市街へ。

このあとはガラガラになった車内探検をすることにします。

 

まずはグリーン車車内から。

「リレーかもめ」用787系グリーン車前方には「DXグリーン車」なるものが設置されています。

もともとこのスペースは個室だったようですが、あまり需要が無かったためグリーン車のさらに上を行くクラスとしてDXグリーン車に改装されました。

実は15年以上前に1回だけ乗ったことがあるのですが、なかなか凄いリクライニング角度だったことを覚えています。

 

もう一つ、787系グリーン車を象徴するのがこちら。

4人用個室「サロンコンパートメント」ですね。

ちなみにこの日はずっと空室でした。

 

グリーン車デッキは「リレーつばめ」運転開始時のリニューアルにより、木目調のデザインに変わりました。

 

続いて普通車へと移動したのですが・・・

グリーン車から一転、金属パネルを多用したメタリックな内装に、ところどころJR九州のコーポレートカラーである赤を挿し色にしたデザインとなっており、あまりのかけ離れ具合にホントに同じ列車内か?と戸惑いますね(笑)。

どちらかというと普通車の内装が787系の原形スタイルであり、外観が暗色寄りのシックな雰囲気にリニューアルされたこともあって、今となってはチグハグさを感じてしまいます。

 

とはいえ当時のJR九州フラグシップを担っていた車両、力の入りようはとても凄かったようで、登場から30年経った今も色褪せないですね。

787系ブルーリボン賞のほか、グッドデザイン賞やブルネル賞も獲得しており、デザイン面においてはとても高い評価を得ている車両。

バブルの余韻を残す時代に生まれた、今の車両とは一線を画す内装ですね。

 

グリーン車とは違い普通車はそこそこ乗客がいたので、控えめに座席回りだけ撮影。

普通車もシート自体は原型のままなものの、モケットは張り替えられています。

 

そして普通車の名物と言えばこちら。

4人用の半個室「セミコンパートメント」でございます。

料金は普通の座席と同じで、テーブルもありグループ利用には便利な席ですね。

 

さらにこちらも忘れてはいけません。

サハ787-200番台は、もともとビュッフェコーナーがあったサハシ787から改造されたので、天井と座席がほかの車両を異なっています。

こちらも15年前に1度座ったことがあるのですが、荷物棚が無いので個人的にはハズレ席かな?と思っています。

 

とまあ車内を一巡して自席に戻ると諫早駅を発車したころ。

そのあとは最後の車窓を満喫していると、真新しい新幹線の高架が見えてきて終点の長崎駅に到着です。

これにて在来線「かもめ」の乗り納めが完了です。

61本目 長崎本線 2025M「かもめ25号」 博多⇒長崎
乗車時間:2時間
移動距離:153.9km

 

このあとは新幹線開業直前の長崎駅の様子を見物します。

PF更新色充当クリーンかわさき号など 貨物列車撮影 9/18

本日も晴天に恵まれた川崎界隈。

午後からヤボ用があったのですが、日の出から雲一つない晴天っぷりだったので、ちょいと早起きをして朝練をすることにしました。

 

まずは鶴見川でゴミ当番の確認を。


単1788レ EF65 2060

本日は順当にPF更新色の2060号機が流れてくれました。

そろそろ単1788レのギラリが狙えるシーズンなので、大嫌いな早起きを少しでも頑張りたいところですね(笑)。

 

ついでに後続もパチリ。


3075レ EF210-112

 

続いては川崎新町界隈へ移動し鮫を捕獲。


66レ EF66 130

数を減らしつつある鮫とはいえ、編成カットは飽きるほどあるので本日はお遊びカットで仕留めました。

ただ超望遠を使うゆえ今時期は陽炎の影響が出てしまうので、もう少し涼しくなったら撮り直したいですな。

 

最後は渡り線へ移動し、まずは南武支線ニューフェイスを。

V1編成はまだ撮ってなかったので、逆光ですが一応回収しておきました。

 

でもって本日の〆。


153レ「クリーンかわさき号」 EF65 2060

 

このあとは所用でお出かけしたので、本日の撮影はこれにて終了です。