川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

イセカシ界隈でキハ85系南紀を撮る 2023GW 北陸・紀州遠征⑲

前の記事はこちら。

引退間近のキハ85系を追いかけている紀州編ですが、よ~く見るとそのほぼ全て海と絡めた撮影地で占められておりました。

たしかに紀勢本線、それも紀伊半島の先っぽまで足を運んだならば、雄大な太平洋とリアス式海岸がもたらす絶景がメインとなるのはある意味当然のことです。

ですが紀勢本線は海だけじゃなく山もあるよ!ということで、ここからは海岸線を離れて山間部を行くキハ85系を狙っていきます。

 

というわけで、前回の熊野市新鹿からググっと北上すること約60km、やってきたのは伊勢柏崎駅周辺の通称「イセカシ」と呼ばれる地域でございます。

このあたりは大内山川が造り出した渓谷に沿って線路が敷設されており、山間部らしいカーブと橋梁が連続する区間となっています。

 

まずは阿曽~伊勢柏崎の柳原橋梁から。


3001D「南紀1号」

事前の天気予報では2日目のほうが天気が悪かったため、快晴の1日目は海メイン、2日目は曇ってもそこそこ画になる山メインの行程を組んでおりました。

なのでヌル晴れも実は狙い通りっちゃそれまでですが、晴れれば順光で撮れる撮影地ゆえ惜しかったですな。

 

続いてはちょっと南下して、大内山~梅ケ谷の高速脇のポイントへ。

まずは上りをサイドからパチリと。


3004D「南紀4号」

先客さんがいたため微妙なアングルに・・・。

長靴を持参していたので、今思えば入水しても良かったかなと後悔なカットです。

 

お次は道路脇から臨時の下り列車を狙います。


8001D「南紀81号」

臨時の4両編成がすっぽり収まる良い撮影地ですね。

 

最後は阿曽~伊勢柏崎の岩舟第二踏切横で。

ここではサブ機も使って2丁切りで仕留めます。


3003D「南紀3号」

本命は縦アンをバリ晴れで撮ることだったのですが、残念ながら完全なる曇り空に沈みました・・・。

まあ予報通りなので致し方ありませんな。

 

といった感じでイセカシ界隈での撮影はこれで切り上げ。

3時間少々の滞在でしたが、運行ダイヤの効率が良く4カット撮れたので、まずまずの収穫となりました。

 

次なる撮影地への道すがら、ランチタイムへと行きます。

今回は滝原駅近くにある御食事処へお邪魔することに。

 

ハンバーグ定食にたけのこご飯オプションを適用。

淡路島産タマネギを使用したというハンバーグがなかなか旨して、個人的には当たりなお店でありました。

 

お腹を満たしたあとは道の駅へ寄り道。

 

お目当てはこの界隈では有名らしい大内山牛乳でございます。

1年経って味はあんまり覚えてないのですが・・・、おそらく普通なお味だったのでしょう。

 

その直後、さらに甘味補給も畳み掛けます。

こちらはさっぱりして美味しかったのを覚えております。

 

といった感じで撮り鉄そっちのけで食を堪能しておりますが(笑)

次回は4日目のメインを撮影します。