川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

馬越峠俯瞰でキハ85系南紀を撮る 2023GW 北陸・紀州遠征⑭

前の記事はこちら。

関西のブログ友氏に加え、地元熊野在住のFF氏も合流して3人パーティーになり、ここから本格的に紀勢本線での撮り鉄活動を始めます。

 

続いて向かうのは馬越峠俯瞰」と呼ばれるポイントでございます。

馬越峠世界遺産にも登録されている「熊野古道」のひとつで、石畳が続く峠道をハイキングできるのですが、その馬越峠には紀北町相賀集落と白石湖を俯瞰できるお立ち台があります。

そしてそのお立ち台こそが本遠征で一番行きいと思っていた場所でありました。

 

ただこのお立ち台は行くのが一苦労で、正攻法だと熊野古道の石畳を登山すること約1時間という、なかなかのハードワークでございます。

(一応)30代のワタクシは、観光がてら登ってもいいかなくらいに考えておりましたが、同行のなんば氏は体力的に厳しいとのことでギブアップするかも・・・と不安な面持ちなようでした。

 

しかし紀勢を知り尽くした熊野路氏は、あっさり「車で行けるよ」と我々をナビして下さり、無事にお立ち台へとたどり着くことができました。

ここはかの「青春18きっぷ」のポスター(2003年冬)にも選ばれたという、紀勢本線有数の絶景ポイントです。

少しガスがかかっているものの、奥の山々まで見渡せる好天に恵まれたのはラッキーでしたな。

 

しかし足で登るのと比べれば雲泥の差ですが、ここに至る林道もなかなかでして、サンデードライバーの私が運転するのはちょっと怖かったですね (^_^;)

蒲鉾上の深い轍や、かなりの段差も点在する悪路なので、車高の低い車やレンタカーでは登らないほうが良いと思います。

 

カメラをセットして、まずは普電で練習。


326C

2両編成だと少々物足りないですね。

 

続いて本命1本目の上り「南紀」。


3004D「南紀4号」

この構図だと5両でも豆粒ですが、やはり2両とは存在感が違いますね。

 

サブカメでアップ構図も同時撮影。

大きく弧を描いた高架橋が好いですね。

 

30分後に下り南紀が来るのですが、徐々に視程が回復してきたので、さらにPLフィルターも付けてコントラスト強めに撮影。


3001D「南紀1号」

この1枚だけを得られただけで、紀勢本線まで遠征した甲斐がありましたね。

同行いただいたお二方には感謝感謝であります。

 

といった感じで、本遠征のド本命カットを無事に撮影完了。

このあとは山を下りて三野瀬界隈へと戻ります。