川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

JR東日本 キヤE195系甲種を撮る

前の記事はこちら。 

岳南電車乗り鉄した後は、撮り鉄へと戻ります。

狙いますのは、ちょうどこの日に運行されていたJR東日本向けのレール輸送用新型気動車 キヤE195系のロングレール仕様車の甲種列車です。

 

普段私はあまり甲種列車を狙わないものの、今回は静岡県まで繰り出して本命の富士山がダメだったら少々割に合わんなと思い、そんなときの「保険」として甲種列車の設定があったこの日に遠征を決行しました。

そして残念ながら、その「保険」を使うことになってしまったので、甲種列車の撮影に参戦することに相成ったというわけです。

 

 

今回は電車移動なのと、運転時刻的に静岡県東部ではどこに行こうが基本的に順光とはならないので、駅近のお手軽撮影地でサクッと済ませることにします。

甲種列車は静岡貨物駅でバカ停するため、静岡貨物駅を挟んで2発撮影することが可能なので、まず1発目は用宗駅の裏手ポイントへと向かいます。

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用宗駅は線路南側にしか出口が無いので、駅を出て一旦北にある踏切へ迂回し、駅の裏側へと回り込む必要があります。

これが案外距離があり、駅のすぐ裏手にも関わらず10分ほど歩かされるので、追っかけ撮影の時などはご注意くださいませ。

 

現着してしばらくすると、お目当ての甲種列車がやってきました。

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9862レ EF65 2063+キヤE195系LT-3編成+ヨ8891+ヨ8925+ヨ8404

夕陽気味となった西日を浴びて、11両からなる「ロンキヤ」が用宗駅を通過していきました。

 

もはやキヤE195系甲種の名物となった「最後尾の3連続ヨ8000」は今回も健在。

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今回はヨ8891、ヨ8925、ヨ8404が抜擢されたようです。

 

このあと用宗駅へ戻り、普通列車東海道本線を上って追いかけます。

静岡貨物駅で追い越して、今度は東田子の浦駅で下車。

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駅から10分ほど歩き、駅から1つ東京寄りにある踏切が2発目の撮影地です。

 

現着してから20分ほどで、甲種列車がやってきました。

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9862レ EF65 2063+キヤE195系LT-3編成+ヨ8891+ヨ8925+ヨ8404

さすがに陽が低くて、ここではビル影に隠れてしまいました。

 

せっかくなので、ケツ打ちもしておきます。

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このあとも日没過ぎながら追っかけることも可能ですが、さすがにそこまで執着するような被写体では無いので、甲種列車の撮影はこれにて終了。

帰路に着くため東田子の浦駅へ戻ると、ホームから夕陽に染まる富士山を見ることが出来ました。

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これが霞んでいなければ最高だったんですがねぇ・・・。

 

帰りの電車まで少し時間があったので、貨物列車の撮影をすることに。

f:id:kawaturu:20210330004948j:plain1050レ EF210-115

 

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1070レ EF210-107

どちらも地元では日没後に通過する列車なので、いい撮影機会となりました。

 

1070レで撮影を切り上げて、まずは普通列車熱海駅へ向かいます。

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熱海駅構内には、185系の引退ポスターがずらり。

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熱海駅からは、そんな185系の「乗り納め」をしながら横浜駅へ向かいます。

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ホームも車内も、葬式鉄で溢れかえっておりました。

 

個人的に185系乗り鉄は断然モハを選ぶべき!!と思っているので、今回はモハ185-29に乗り込みます。

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自由席でしたが、運よく窓側にありつけました。

 

座席背面ポケットには「新しい東海道線特急」の告知パンフレット。

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「新型車両」ではなく「リニューアル車両」となっているのがミソですね(笑)

 

そんな感じで、おそらく最後となるだろう185系のMT54サウンドをじっくりと堪能し、横浜駅で下車して今回の小遠征を終了しました。

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お目当ての富士山が散々だったのが心残りでしたが、最後に185系乗り鉄出来て良かったです。