川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

川崎駅 東海道線ホーム拡張工事を見物してきた

先日以下の記事でも取り上げた川崎駅の東海道線ホーム拡張工事ですが、本日工事の本番を迎えました

そんなわけで私も工事現場を野次馬してきましたので、今回はそちらのレポートをしたいと思います。

 


 

私が川崎駅に到着したのは13時頃。
この日は10時頃から品川~横浜駅間の東海道線の運行を取りやめていたので、駅員さんが京浜東北線への誘導を行っていました。

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工事現場となる東海道線ホームへの入り口も閉鎖。

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発車標も消灯していました。

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まずは東海道線ホームの隣にある京浜東北線ホームから観察です。

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東海道線下り「旧線」上に架線保守用の軌陸車がいました。
どうやら不要となる架線と吊り金具を外しているようです。

 

東海道線は運転取りやめとなっていましたが、京浜東北線は通常より増発して運行していました。

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そのため南行列車が、工事現場の横をびゅんびゅん通過していきます。

 

ここからじゃ見づらいので、駅の南側にある歩道橋へ移動。

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工事作業員と野次馬でごった返していました。

 

金網の隙間からレンズを差し込んで撮影。

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何台もの軌陸車が数珠つなぎに停まっています。

 

ちょうど何台かの軌陸車が作業を終えて出てきました。

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「旧線」の架線のために使用していたと思われる、吊り金具や碍子などを満載していました。

 

さらに南側にあるドコモビル付近へ。

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こちらには多数の土木作業員さんがスタンバイしていました。
軌陸車が必要な架線関連の工事が終わり次第、本格的な線路切り替えとホーム拡張工事を開始するのでしょうね。

 

ここで「他の現場」を見に行くため、一旦川崎駅から離脱して京浜東北線南行列車に乗ります。

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車内からも工事現場が見えました。

 

でもって、やってきたのは横浜駅です。

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前述したとおり東海道線は品川~横浜間で運転を取り止めていたので、大船方面からの列車は特急列車を除き横浜駅で折り返し措置が取られました。

そんな変運用がかかった横浜駅の姿も「川崎駅拡張工事の記録」になるかなと思い、やってきました。

 

横浜駅でも東京方面の発車標は消灯されていました。

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変運用ならではの変則表示。

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「5・6番線の発車標」に「7番線の列車」が表示されていました。
今回の折り返し措置では、本来東京方面用の7番線ホームを使って折り返しを行っていたので、このような変則的な表示になったようです。

 

一方の7・8番線の発車標。

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東京方面への特急「踊り子」は8番線から発車なのですが、注意喚起の張り紙が貼られてしまい読めない状態に・・・。
まあ横浜駅から東京方面の踊り子に乗る人はまずいないとはいえ、もっといいやり方があるんじゃないでしょうか。

 

折り返し列車が発着する7番線ホームへ上がります。

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こちらでも「東京方面への発車標」に「熱海行きの列車」が表示されていました。

 

ちょうど熱海行きが発車するところだったので出発シーンを撮影。

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普段は滅多に青現示することは無いだろう7番線の下り出発信号機ですが、今日は大活躍でした。

 

今日の東海道線下り列車は7番線で折り返すため、本来の東海道線下りホームである5・6番線は誤乗防止のため封鎖されていました。

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しかし川崎駅と違って工事をしているわけでは無いので、「写真撮らせてください」と申し出たところ入れてくれました。

 

そんなわけで5・6番線ホームから横浜駅止まりの列車を撮り鉄します。
カメラを構えて早々、お目当ての列車が登場。

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車両は見飽きたE233系3000番台ですが、注目すべきは方向幕です。

実は東海道線の定期列車には横浜行きの設定が無いため、「横浜」という方向幕表示は人身事故や工事などで変運用がかからないと見られないレア表示なのです。
それが今回は簡単に狙えるとあって、5・6番線ホームにはそれ目当ての同業さんが集結しておりました。

 

アップでも撮影。

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E233系を撮影したことがある方はお分かりだと思いますが、E233系のLEDは千切れやすいので、撮影は結構難儀します・・・。
冒頭も写真も表示をきっちり写すため、わざわざ1/60秒で流してます。

 

続いてE231系

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E231系の前面表示器は路線名しか表示しないので、「横浜」表示は側面のみ表示です。

 

その他の表示。

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こちらは「横浜行きの快速アクティー」だった列車の表示。
快速アクティー 横浜」という表示が不可能なのか、「快速」のみ表示でした。

 

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こちらは「横浜で下り方面に折り返さない列車」の表示。
誤乗防止のためか、駅進入時から回送表示を出していました。

 

こちらは運転取りやめ中でも、横須賀線経由で東京まで直通する「踊り子」。

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本来なら下り本線の7番線に進入するところですが、今日は折り返し列車が在線しているので副本線の8番線に発着していました。

 

そして上の列車たちの列番表示器を見ていただけるとわかりますが、今日の運転取りやめ時間帯の列車は全て9000番台が割り振られていました。
これも変運用を象徴する表示ではないかなと思います。

 

これにて横浜駅の記録を終了し、ちょっと買い物をした後に再び川崎駅へ。

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時間は17時半と、川崎駅を離れて3時間半ほどしか経っていないのですが・・・

 

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なんとすでに粗方出来上がっていました。
仮設とはいえ、ホームってこんな簡単に出来上がるもんなんですね~。

 

駅の外に回って観察します。

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仮設ホームの組み上げはほとんど終了し、仕上げ作業を行っているようでした。

 

近くに寄って細部を観察。

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「旧線」のレールを基礎に利用して鉄パイプで土台を組み、その上に滑り止め加工をした木板を敷いているようです。
最初は鉄板かと思ったのですが、土台があれでは重い鉄板は無理そうですね。

 

上り線を保線機械が逆走。

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こういった光景も、鉄道工事現場ならではです。

 

続いて「旧線」と「新線」の合流部分。

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こちらは土木工事はほぼ完了し、測量作業が行われていました。

 

最後に工事風景全景をパチリ。

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今回の切り替え工事には川崎駅だけでも数百人、もしかしたら千人以上の作業員が投入され、この記事を書いているこの瞬間にも作業が続いていることでしょう。

 

明日の始発には作業が完了し、新ホームを使って東海道線も通常通りの運行となる予定です。
工事が無事完了することを祈っております。

 

工事から一夜明け、拡張後の様子はこちら。

 

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「JEANS STATION」児島駅

前の記事はこちら。

 

多度津工場の見学を終え、神奈川の自宅へ帰ります。

今回は岡山駅から新幹線で帰るのですが、その道中に前々から気になっていたスポットがあったので、せっかく途中下車できるきっぷを持っていたことから寄り道してみることにしました。

 

まずは多度津駅から予讃線坂出駅に移動し「マリンライナー」で本州へ渡ります。

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坂出駅を発車すると、デルタ線の向こうに瀬戸大橋が見えてきました。

今日はお天気が良いので、車窓も楽しめそうです。

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さらば四国。
今度四国に来るのは、いったいいつになるのでしょうか。

 

高速道路の下に潜り、いよいよ海上部へ。

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今回の遠征での四国滞在時間は、わずか20時間ほどでしょうか・・・。
仕事での日帰り出張を除く個人的な旅行では、最短記録かもしれません。

 

列車はずんずん瀬戸内海を渡っていきます。

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この日はほんとに天気が良く、車窓をたっぷり堪能できました。

 

10分もかからないうちに本州に上陸です。

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そして今回の目的地に到着。

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やってきたのは、瀬戸大橋線の本州側の出入口である児島駅です。

 

ここ児島駅駅名標がちょっと変わっています。

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駅名標が灰色基調になっており、駅名の上には「JEANS STATION」の文字。
なんでも児島地区は国産ジーンズの一大生産地だそうで、児島駅それにちなんで色々な装飾を施されているらしいのです。

 

児島駅は幾度も「サンライズ瀬戸」や「マリンライナー」で通過したのですが一度も降りたことは無く、前々から下車してみたいと思っておりました。

そんなこともあり、今回は行程的にも乗車券的にも途中下車が可能だったので、児島駅を探訪しようと相成ったわけです。

 

てことで早速駅構内を探訪・・・と思ったら、すでにホーム上のエレベーターにジーンズ風味の装飾がありました。

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駅構内の広告枠もジーンズ。

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階段にもジーンズ。

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踊り場にもジーンズ。

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窓ガラスにもジーンズ。

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自動販売機にもジーンズ。

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コインロッカーにもジーンズ。

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多目的室にもジーンズ。

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きっぷ売り場にもジーンズ。

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観光案内所にもジーンズ。

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駅長室にもジーンズ。

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駅の外にもジーンズ。

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駅の記念スタンプにもジーンズ。

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桃太郎にもジーンズ。

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セブンイレブンにもジーンズ。

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・・・とまあ、どこもかしこもジーンズだらけでございました。
せいぜい看板や自販機くらいだろうと思っていたのですが、想像以上に気合を入れておられたので、「ここにもジーンズが!!」なんて駅構内を散策するのが楽しくなるほどでした。

皆様も通りがかったら是非ともお立ち寄りください。

 

30分ほどの児島駅探訪を終え、自宅に戻るため続行のマリンライナー岡山駅へ。

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新幹線の発車まで30分ほどあったので、岡山駅でちょっと駅撮り。

 

タラコ色のキハ40と2000系。

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アンパンマンロッコ」にも出会えました。

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これで瀬戸大橋を渡ると気持ちよさそうですが、大人の男だけで乗るのはものすごい勇気がいりますね(笑)。

 

新幹線ホームでは、500系と700系レールスターが並んでいました。

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両車ともかつては山陽新幹線を支えていた立役者でしたが、今はその座をN700系に譲り「こだま」運用でひっそりと過ごしています。

 

そんなことをしているうちに、乗車する「のぞみ」が到着。

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この後は寄り道せずに、一気に新横浜まで移動します。

 

列車内では恒例の「新幹線アイス」を堪能。

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なんとコメダ珈琲ブレンドコーヒー味」なるアイスがありました。

 

中はこんな感じ。

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コメダ珈琲には行ったことがありませんが、しっかりとコーヒーの味がして結構おいしかったです。
コーヒーを混ぜ込んでいるのに、種類別がちゃんと「アイスクリーム」を保っているのはさすがです。

 

といった感じで、今回のJR貨物 広島車両所公開遠征は終了です。
今年は初めての試みで多度津工場公開にも立ち寄ってみましたが、なかなか楽しめた遠征でありました。

来年はどうしようかな・・・。

 

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JR四国 多度津工場公開「きしゃぽっぽまつり」に行ってきた

前の記事はこちら。

 

前回の記事では、JR貨物の広島車両所公開イベントのレポートをお届けしました。
例年だと広島公開の後は、中国地方のどこかに撮り鉄遠征することが多いのですが、今年はつい先日山陰迂回貨物遠征を行ったので車両公開イベントをハシゴすることに。

 

というわけで、今回レポートをお届けするのはこちら。

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JR四国多度津工場公開イベント「きしゃぽっぽまつり」です。

私自身こちらのイベントは初参戦なので、純粋なイベント観点では前日の広島公開よりも楽しみにしておりました。

 

とはいえ、来場の一番の目的はやはり鉄道部品販売でございます。

品揃えはこんな感じでした。

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テーブルの上が空くと奥から随時補充してくれるので、品数は100点以上は余裕でありました。


ただ全体的に、良い物は強気な値段設定かなという印象ですかね。
私が地元民で車両に愛着があれば迷い無く買いですが、今回の場合は「外様」なのでちょっと躊躇しちゃいます。


一番目を引いたのは2000系の機械付前面愛称幕でしたが、順番的にも資金的にも購入はできず・・・。

そんな訳で購入したのはこちら。

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気動車用オルゴールでございます。

121系の前面幕と悩みましたが、今回はコマ数が少ないワンマン非対象車しか出ておらず、それでいて25000円という微妙な価格設定だったのでオルゴールを選択。
こちらも値段は高めでしたが、気動車オルゴールは持っていなかったのと音飛びも無く外装もそこそこ美品だったので購入しました。

 

しかし私個人としては基本的に放送装置関連は興味が薄いため、アンプやスピーカー等を持っていないので使用環境が無いんですよねぇ~。
アンプやスピーカーが無くても一応オルゴールの音は聞こえますが、せっかくなら電気を入れて活かしたいので、何かしら手立てを考える必要がありそうです。

 

そんな感じで部品販売は午前中で終了したのですが・・・

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なんと午後からはスタフ販売にチェンジしました。
多度津工場公開は、1日で2度楽しめるイベントのようでございます。

 

私も何枚かスタフを購入。

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中には「アイランドエクスプレスⅡ」関連などレア物もあったようですが、私は特急関連も含め普通の内容のスタフを購入。
四国関連のスタフは、初めての購入となりました。

 

部品購入はこれにて終了。
手ぶらにはならなかったので、まずまずの収穫といったところでしょうか。

 

このあとは初めての多度津公開を満喫すべく場内を回ります。

まずは車両展示の撮影からですが、今回の目玉はこちらの車両です。

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先日引退したTSEが3両揃って展示されました。
現役時代は松山駅で1回見ただけなので、今回じっくりと撮影できて良かったです。

 

続いて機関車展示コーナー。

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高松運転所DE10 1095と、JR貨物岡山機関区EF210-102がゲスト出演していました。

 

それ以外の車両たち。

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こちらのC58 333は準鉄道記念物に指定されているそうです。
それにしては、雨ざらしで褪色気味なのが気がかりですが・・・。

 

国鉄色キハ185 17。

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キハ54のトップナンバー。

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前頭カバーが外された8000系。

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廃車になった113系第3編成の亡骸。

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中はすでに空っぽとなっており、痛々しい姿となっていました。

 

7200系に改造中の元121系第18編成。

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121系は7200系へのリニューアルが進み、いつのまにやら121系の残りは第2編成ただ1本と絶滅寸前まで追い込まれているようです。
その第2編成も近々リニューアルされるようで、2018年度中に121系は廃形式となる見込みだそうな。

 

車両基地公開イベントではおなじみ「空飛ぶ列車」には、N2000系が充当。

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吊り上げ実演は東総や大宮で見飽きているはずなのですが、車両が見慣れないせいか最後まで見ちゃいました。

 

ヘッドマークの展示。

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車両所内にあった資料館。

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3列の転クロは0系のものでしょうかね?
0系では座ったことは無いですが、今は無き快速「海峡」でお世話になりました。

 

お子様向けのアトラクション。

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ふわふわドームが「アンパンマン」な辺りがお土地柄が出てますね。

 

ここらでお腹が空いたので昼食。

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きつねうどんを発注しましたが、もちろん「讃岐うどん仕様」です。

 

会場は一通り見まわったので、シメとして多度津駅までのシャトル列車を利用して撤収します。

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普段は通ることができない多度津駅多度津工場の連絡線を通るということで、かぶりつき席に陣取って前面展望を見物します。

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車両工場を発車し、ゆっくりとした足取りで連絡線を進みます。

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この連絡線には信号設備が無いのか、左に移っている誘導係が手信号で列車を進めているようです。

 

連絡線には何か所か踏切があります。

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しかしこちらの踏切も遮断機どころか警報機も無いようで、すべての踏切に係員を配置して人力で封鎖していました。
手慣れた感じを見ると、普段の入出場もこんな感じで扱っているのでしょうかね。

 

連絡線を進み、多度津駅北方にある予讃線本線との合流地点へ到達。

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合流地点付近で、もう一人誘導係が乗り込んで来ました。

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このまま多度津駅ホームに到着かと思いきや、駅の側線を通ってホームを通過。

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後で確認したら、線形的に連絡線からホームへは直接進入できない構造のようです。

 

ホームを通過し、一旦南方にある留置線に入ります。

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ここで運転士と誘導係がいったん下車し、反対側の運転台へ。

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ここでスイッチバックし、ホームに向かうようです。

 

しばらくすると、列車は反対側へ動き出しました。

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そんな感じでようやく多度津駅ホームに到着。

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このシャトル列車は距離の割に時間がかかるので、ぶっちゃけ工場から歩いても時間は変わらない気がします(笑)。
まあ、一種のアトラクションと考えれば乗る価値はありますよ。

 

発車標を見ると、専用の表示が出ていました。

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といった感じで、多度津工場「きしゃぽっぽまつり」のレポートをお届けしました。

車両工場公開イベントといえば、私は大宮、広島、長野辺りの大規模なイベントに行くことが多いのですが、多度津工場自体がそれらの工場と比べると小さいことからイベント規模も比例して小さいので、正直物足りなさは感じましたかね。
しかし、展示してある車両のほとんどが普段見ない車両ばかりだったので、割と楽しめました。

長野や広島のように毎年遠征する価値があるかは微妙ですが、日程とお天気次第では再訪したいと思います。

 

一応これにて今回の遠征の目的は達したのですが、帰りがてらに前々から気になっていたスポットに寄り道します。

 

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「第25回 JR貨物フェスティバル広島車両所公開」に行ってきた

先週末は毎年恒例となっております、JR貨物の広島車両所公開イベント「第25回 JR貨物フェスティバル広島車両所公開」に参戦してきました。

今回はそちらのレポートをお届けいたします。

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数日前までは雨予報でしたが、当日は晴れ時々曇りまでお天気が回復。
広島公開はここ数年曇りか雨だったので、青空は久しぶりな気がしますね。

 

まずはお目当ての鉄道部品販売から回ります。
最初は吹田機関区ブースから。

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なんと今年はEF66の21・26・33号機の部品が中心のゼロロク祭りでした。
しかもナンバープレートが前・横合わせて9枚も放出!!

ゼロロク目当てで来場した私的には大当たりの内容でございます。

 

そんな品々を前にして、色々な葛藤や今後の資金面などについて、悩みに悩んで悩み抜いた末に購入したのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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EF66 21号機の前面プレートです!!

ここ数年は、ゼロロクの前面プレートを購入したくてわざわざ広島まで足を運んでいたようなものだったので、思い切って購入しちゃいました。
一番欲しかったのは33号機でしたが、私の番が来たときには売れてしまったので21号機を選択しました。

 

在りし日のEF66 21号機の写真がこちら。

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塗装剥げの跡を見る限り1エンド側の前面プレートのようで、まさに上の写真のプレートを手に入れたわけであります。
21号機は数年前のゼロロク復帰組で再若番だったことから、重点的に追いかけていた機体だったので、そんな機体のプレートを購入できてよかったです。

 

ちなみにお値段ですが、書くと引かれそうなので書きません。
買った当人の私自身も、値段を聞いてかなり躊躇したくらいですし・・・。

 

今回の買い物で、鉄道部品用の積み立て資金を大分つぎ込んでしまったため、しばらくは大物部品の購入は難しいですが、昨今の鉄道部品不況を鑑みればゼロロクの前面プレートより欲しい部品もそうそう出ないので、大人しく過ごそうと思います。

その分だけこのプレートは、当面部屋に飾って眺めておきたいですねぇ。

 

続いては広島車両所の即売ブースへ。

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メーターパネルや小物部品やらが色々出ていました。

 

そんな中購入したのがこちら。

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ディスコン棒と汽笛弁です。

ディスコン棒は特段集めていないのですが、EF67 1号機の物があったので購入してみました。
汽笛弁はEF200のホイッスルを所持しているのですが、弁を持っておらず鳴らせなかったので購入しました(使用形式は不明)。

 

続いては富山機関区ブース。

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EF81のほか、なぜかEF66 38号機のプレートがオークションにかけられていました。
手持ち資金的に入札しても無意味なので札すら入れなかったため、結果も聞いていないので落札額は不明です。

 

写真は無いですが、即売ブースで買ったのがこちら。

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EF81のエンドプレートです。

毎年富山機関区ブースでEF81の部品を購入しているので、いつのまにやらEF81の部品も着々と増えております。
まあEF81は割と好きな形式なので、いくらあっても困りませんが。

 

最後は広島公開名物の機関車プレート販売会です。

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なぜか知りませんが、今年は方向幕も出品されていました。
しかも幕張183系と京都581系という、これまた謎の組み合わせです。


こちらのブースは抽選販売ですが、資金的な問題のため良番を引いても変えるものは限られております・・・。
といっても今回のブツだとEF81関連以外はいらないんですが、EF81が残っているうちに呼ばれなかったのでこちらは収穫無し。

 

といった感じで部品購入は終了し、続いて展示を見て回ります。

今回の展示の目玉はこちらです。

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ピカピカに再塗装されたEF66 30号機です!!
なんでも、若手社員の塗装技術教育のために塗り直したそうな。

 

そして広島車両所のEF66と言えば、こちらも忘れてはいけません。

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EF66 1号機と30号機が並べて展示されていました。
私がカメラを向けたときは、赤富士とノーマル富士のヘッドマークコラボの真っ最中。

今回はロクロクが並ぶとあって、多くのファンが詰めかけておりました。

 

EF66 30号機ほどではありませんが、こちらも注目を集めていました。

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EF210-108号機が新塗装化されて工場内に置かれていました。
残念ながら108号機は「旧塗装」の姿を撮影することができませんでした・・・。

 

その他の車両。

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先ほどディスコン棒を購入したEF67 1号機です。
昨年に続き展示されたので、彼も「広島コレクション」の仲間入りですかねぇ。

このまま保存車として残り続けてくれればよいのですが。

 

こちらは先行き不安な車両。

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EF200-10が運転台公開車両として展示されていました。
10号機は運用離脱済みですが、このまま解体されてしまうのでしょうか。

 

貨物のイベントらしくコンテナも展示。

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車輪輸送用のZM8Aが展示されていました。
列車になって輸送されている姿は幾度も見ていますが、こうやってじっくりと見たのはこれが初めてです。

 

といった感じで会場を一通り回って撤収。
昨年はショボイ結果に終わりましたが、今年は念願だったゼロロクのプレートが買えて良い収穫がありました。

 

会場を後にし、芸備線で広島駅へ向かいます。
そこで見つけたのがこちら。

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すっかり広島圏の主力となった227系なのですが・・・

 

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7月に起きた「西日本豪雨」を意識してか、方向幕に「がんばろう!広島」のメッセージが表示されていました。

 

実はこの日、広島カープソフトバンクホークス日本シリーズマツダスタジアムで行われており、2016年の日本シリーズ時と同様に「カープ坊や」表示になると思っていたのですが、今年はこちらを優先したようです。

↓ 2016年の「カープ坊や」表示

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今年は全国各地で災害が起きておりますが、一日も早い復興を願っております。

 

このあとは広島駅ビルで昼食。

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広島にはカキやらアナゴやら美味しいものがたくさんありますが、今回はお昼なのでお好み焼きを選択。

とても美味しゅうございました。

 

駅ビルと言えば、一年前は工事中でしたが今年は改札前の施設が全面オープンしていました。

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 ↓ 2017年10月

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デジタルサイネージも付いて、地上改札があったころとは全く印象が変わりとても賑やかになりましたね。

 

お腹もいっぱいになったことろで、広島編はこれにて終了です。
昨年は台風が接近していたのでとんぼ返りしましたが・・・

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今年はこれで終わらず、広島駅から高速バスで次なる決戦の地へ移動です。
LED方向幕が盛大に切れているので行先は読めませんが、JRロゴの色を見ればどの地域に行こうとしているかはお分かりになると思います。

その模様は次回の記事にて。

 

2017年のレポートはこちら。

 

2019年のレポートはこちら。

 

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川崎駅 東海道線ホーム拡張工事の話題 

現在川崎駅では、東海道線ホームの拡張工事が行われています。

本日たまたま川崎駅の東海道線ホームを利用する機会があったので、今回はその様子をレポートしたいと思います。

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まず拡張工事の概要から説明しますと、朝ラッシュ時間帯の慢性的なホーム上混雑の緩和の解消が主な目的です。

 

そもそも東海道線自体が「首都圏混雑路線ランキング」で常にトップ10に入るほどの混雑路線なのですが、川崎駅自体の旅客数も相まって朝ラッシュともなるとホームも車両もすでに人でいっぱいなので、ホームに降りても最初の列車にはまず乗車できないので、運が悪いと数本見送ることになります。
そのためホーム上の利用者が減らずにどんどん滞留していくので、まともに身動きが取れないほどの混雑っぷりになるのです。

そんな状況を改善するため、東海道線下り線を少し外側に移動してホームを拡張しようというのが本工事の概要となります。

 

工事の本番は11月3日に予定されており、当日は東海道線の品川~横浜で運転を見合わせて拡張工事を行います。

現在は当日に向けて準備工事が進められている最中なので、今回はそんな準備工事の様子をレポートします。

 

まずは東海道線ホームの東京寄りから観察開始。

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左側の線路が現在使用中のもので、右側には拡張工事後に使用する線路が敷設済みとなっていました。

バラストはばら敷きではなく、麻袋に包まれて小分けされた状態で敷設されており、おそらくは切り替え工事時の可搬性を考慮してのことと推測します。

 

架線柱もすでに更新済みで、架線も張られていました。

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ここから横浜方を見てみます。

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現在の線路はまっすぐ伸びていますが、切り替え後の線路はホームの中心が膨らむように敷設されているのがわかります。

 

ホームの中心へ移動します。

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この辺りが一番広い場所で、ちょうど車両1両分くらいの幅が拡張されるようです。
第2場内信号機も外側に移設済みでした。

 

さらに横浜方へ移動します。

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この辺りでは、屋根の拡張工事も合わせて行われているようです。

 

興味深かったのは、屋根の拡張の仕方です。

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こんな感じで、古い屋根をすっぽり覆うように新しい屋根を上被せているのです。

 

新しい屋根は古い屋根と構造的に接しないように造っているので、最終的には古い屋根は撤去されるものと思われます。

「屋根の上に屋根が付いている」という珍しい光景も、長くは見られないようです。

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地上に目を移すと、標識類も移設準備が進んでいました。

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その中でも気になったのがこれ。

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この「9」という停止目標は、2012年3月改正で消滅した373系充当の普通列車用の名残だと思うのですが、使用目的が無くなったはずなのに新品の停止目標が立てられようとしているのです。

もしかすると中央本線から転属してくるE257系基本編成用として、この「9」の停止目標が再度活躍することになるのでしょうかね。

 

ホームから横浜方を眺めます。

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出発信号機のあたりが切り換えポイントになるようですね。

 

駅のサインにも気になる点がありました。

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サイン下部に赤い帯があり、そこに目隠しが貼られていました。

 

しかしこの目隠し、光の加減によって文字がうっすら浮かび上がり・・・

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「こちらの階段は中央南改札には参りません」と書いているのがわかりました。

しかしここで疑問なのは
現時点でもこの階段は中央南改札に繋がっていないのに、なぜ隠す必要がある?
ということです。

 

その答えを探るべく、中央南改札内へ行ってみました。

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この辺りには数か月前まで「崎陽軒」や「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の売店がありましたが、現在はご覧のように工事中となっています。
この辺りのサインにも目隠しが貼られていたので、ここの工事が影響しているのは間違いなさそうです。

もしかしたら、新しい改札や商業施設ができるのかもしれませんね。

 

といった具合に、川崎駅の工事の様子をレポートしてみました。

ホーム拡張工事当日は東海道線横須賀線で変運用が行われるので、工事の様子も合わせて記録してみたいと考えております。

その時の様子は、後日レポートしたいと思います。

 

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