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猿払村を後にし、この日の目的地である網走市へ向けて、オホーツク海を眺めながら国道238号線をひたすら南下。
2時間ほど車を走らせ、紋別市の道の駅で一休みすることにしました。
やってきたのは「道の駅 オホーツク紋別」という場所ですが、ここは「流氷科学センター」という施設と一体になっています。
紋別市があるオホーツク海沿岸は、冬になると流氷が押し寄せることで有名で、施設の中には流氷にまつわる展示などがありました。
さすがにホッキョクグマは流氷に乗ってこないと思いますが・・・、まあ細かいツッコみは無粋でしょう。
道の駅から道路を挟んだ向かい側には、オホーツク海を望むような広場が整備されています。
岸壁から海にちょこっと出ている建物は「オホーツクタワー」という施設で、冬になるとタワー下の海も流氷に覆われ、流氷を真上から見られるという観光スポットになっております。
まあ今回のように、夏に行ってもイマイチ面白くないかな?
そして紋別市と言えばこれでしょう。
予備知識のない方は「・・・なんですのこれ?」というリアクションだと思います。
オブジェの近くに、解説の案内板がありました。
こちらはその名もずばり「カニの爪オブジェ」と呼ばれるもので、かつては流氷に覆われた紋別港の海の上ので展示されていたそうですが、現在は紋別港近くの陸に据え置かれています。
これが見たくて紋別市に立ち寄ったのですが、想像以上に大きく迫力満点で、それでいて生々しくリアルな仕上がりで驚きました。
ちょうど居合わせたチャリダーさんに、写真を撮ってもらいました (^o^)
このオブジェは12mもあり、だいたい4階建てのビルと同じくらいの高さです。
身長175cmの私と比べると、その大きさがよく分かると思います。
10日目は稚内市を出発し、ここまで「北海道の鉄道空白地帯」であるオホーツク海沿岸を旅してきたため、鉄道と関係ない記事が続きましたが、次回からは内陸部に入り鉄道にまつわるスポットを巡っていきます。