川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

「うらわ8駅入場券ラリー」に参加してみた

先日の3連休最終日、私はちょいと群馬のほうへ出かけていたのですが、その帰りがけにとあるイベントに参加いたしました。

そのイベントとはこちら。


JR東日本プレスリリースより

JR東日本埼玉高速鉄道が共同で行っている「うらわ8駅入場券ラリー」なるイベントであります。

 

さいたま市浦和地区には「浦和」と名の付く駅が8つもあるのは、たびたびネタにされているのでご存知の方もいると思いますが、その全駅の入場券を集めるラリーをしようという、今まで有りそうで無かった?のが今回の企画。

群馬からの帰りがけに浦和を通過するので、そのついでにフラッと立ち寄って参加してみたので、その模様をお届けいたします。

 

というわけで最初にやってきたのは「浦和のなかの浦和」ともいえるJR東北本線浦和駅です。

今回は浦和駅をスタート地点にして、浦和巡りを行います。

 

駅の中では、今回の企画のポスター掲示やパンフレット配布がされていました。

 

みどりの窓口横では、同じくさいたま市内にある鉄道博物館所蔵の浦和に関する品々のプチ展示コーナーも開設。

 

さらにラッチ内には、入場券ラリー全8駅の柱用駅名標が一堂に会していました。

さいたま市内で完結するお手軽企画なので、そんな大そうなイベントじゃないだろうと舐めていたら、思った以上の気合の入りようでビックリ。

侮ってごめんなさいね (^_^;)

 

今回のラリーは各駅の入場券を買って集める企画なので、まずは浦和駅みどりの窓口内の指定席券売機で入場券を購入します。

JR東日本指定席券売機では一部の駅を除き入場券の口座は無いため、マルス様式の入場券は有人窓口での購入となりますが、今回の企画で窓口が混雑するのを避けるためか、指定席券売機の入場券口座を開放しているようです。

企画終了と共に口座が閉じられる可能性もあるので、指定席券売機での発行を示す「VF」の入場券もこの期間だけのレア券になるかもしれませんね。

 

この入場券を改札窓口に提示すると、入場券収集用の台紙を貰うことが出来ます。

こちらもペラ紙かと思っていたら、2つ折りのなかなか気合の入った台紙ですね。

 

中を開けると、8駅分の入場券を挟めるようになっています。

この台紙は浦和・南浦和武蔵浦和浦和美園の4駅で貰うことができ、8駅分の入場券を集めて再度その4駅に持っていくと景品が貰えます

 

ちなみに今回は入場券ラリーと並行して「うらわ8駅クイズラリー」なるものも同時に行われています。

スマホに位置情報を使ったアプリをダウンロードして、クイズに回答するとこちらも景品を貰えるようです。

私もやろうかなと思ったのですが、なぜか私もスマホだとアプリがうまく動かずクイズに回答できなかったので断念・・・。

気になる方はこちらにもチャレンジしてみてください。

 

てな感じで浦和駅の入場券とラリーの台紙をゲットしたので、ここからは残り7駅を回ります。

対象8駅のうちJR東日本7駅はすべて隣り合っており、かつ列車本数の頻度が高い区間ばかりなので、回ること自体は容易でしょう。

ただし全ての駅で一旦改札を出て入場券を購入する性質上、ほぼ初乗り運賃とはいえ交通費が積み重なり地味に費用が嵩む企画でもあります(それが営業上の狙いなのでしょうけど・・・)

 

そんなわけで、今回はこちらの切符を使用してラリーに参加します。

首都圏近郊のエリアが乗り放題となる休日おでかけパスです。

対象エリアを見ると、浦和巡りの用途には明らかにオーバースペックなんですが、冒頭で述べた通り今回は別件で新前橋駅まで往復するためこの切符を使用しており、その時点で元は取っていました。

そして今回は単純往復以上にさらに元を取るため、帰りがけに浦和を通過することからついでに本ラリーに参加することにしたのです(笑)。

 

もちろんエリア内かつ、浦和エリアまで往復1500円以上かかるような場所から参加するのであれば、この切符を使っても元は取れるかと思います。

その辺はご自分のお住まいから、使用する切符を選べばよいのではないでしょうか。

 

前置きが長くなりましたが、ここからラリーを開始。

まずは京浜東北線北行に乗って、北隣にある北浦和駅へと移動します。

北浦和駅は下車どころか、ホームに降りたのも初めてだったと思います。

 

北浦和駅みどりの窓口は2022年8月31日をもって閉鎖されたので、券売機で入場券を購入します。

北浦和駅にも指定席券売機が設置されていますが、浦和駅のように入場券口座が開放されていないため、近距離券売機のペラ券を収集することになります。

これは同じくみどりの窓口が無い西浦和東浦和中浦和の3駅も同様の扱いで、窓口の有無で指定席券売機の口座開放を分ける理由が良く判りませんね・・・。

 

続いては南行列車に乗って、浦和駅を挟んで南側の南浦和駅へ。

ここも乗り換え利用こそ何度もあるものの、下車したのは初めてですかね。

 

南浦和駅は窓口があるので、指定席券売機マルス券を購入。

ただし南浦和駅みどりの窓口は10月31日で閉鎖予定となっており、マルス様式の入場券は間もなく見納めになるかもしれませんね。

 

これで京浜東北線沿線の駅は全て回ったので、お次は武蔵野線沿線へ。

まずは西隣にある武蔵浦和駅へ移動します。

武蔵浦和駅は社用で1回だけ来たことがありますが、全然覚えてないですね。

 

ここもみどりの窓口があるので、指定席券売機マルス券を購入。

 

今度は埼京線に乗って、北隣の中浦和駅へ移動。

「中」と名乗るわりに駅前はさして栄えていませんが、埼京線的に旧浦和市の中心部に最も近い場所に設けられたことから「中浦和」と命名されたそうな。

ただ武蔵野線との接続点である武蔵浦和駅のほうが発展し、現在は若干名前負けしている状況のようです。

 

そんな微妙な立ち位置ゆえか、中浦和駅みどりの窓口は浦和7駅のうち最も早い2007年に閉鎖されており、ここも近距離券売機でペラ券を購入します。

 

中浦和から一旦武蔵浦和へ引き返し、再度武蔵野線に乗って今度は西隣にある西浦和駅へと移動。

時間が無くて駅舎は撮れませんでしたが、ここでも近距離券売機のペラ券を購入しました。

 

このあとは3駅隣の東浦和駅が最も近いのですが、今回は後述する理由により埼玉高速鉄道浦和美園駅へ向かいます。

埼玉高速鉄道東川口駅武蔵野線と接続しており、東川口駅から北へ1駅行ったところにある終点が浦和美園駅となります。

当然ながら埼玉高速鉄道では休日おでかけパスは使用できないので、この部分だけはSuicaで乗車しました。

 

今回初めて知ったのですが埼玉高速鉄道では入場券を発売していないそうで、今回の企画に合わせて特別に発売されている記念乗車券を入場券の代わりに収集する扱いとなっています。

値段はJR入場券と同じく初乗り運賃と同額で、一応損は無いことになります。

そして本企画専用の切符ということで、磁気券では無いものの券面はマルス様式に合わせ、鉄道開業150周年キャンペーンのロゴマークも入ったデザインになっており、なかなか凝った造りで好いですね。

 

そして最後は武蔵野線へ戻り東浦和駅へ移動。

ここは武蔵野線の定番撮影地「ヒガウラ」の最寄り駅であるため、何度か来たことがあります。

 

東浦和駅みどりの窓口が無いため、近距離券売機のペラ券を購入。

 

これで全8駅の入場券をコンプリートすることが出来ました。

収集に要した時間は2時間ほどでした。

お子様連れても楽しめる、ちょうどいいボリュームじゃないでしょうか。

 

あとはこれをマルス様式の入場券を発行する4駅にもっていけば景品に交換することが出来るのですが、ここで重要な問題が。

景品引き換え時間は10:00~17:00の間だけとなっているのですが、最後の駅である東浦和駅の購入時間をよ~く見ると「17:10」の印字とあるとおり、今回は景品引き換え時間に間に合わず、引き換え条件は達成したけど引き換えられなかったのです・・・。

ラリーを始めたのが15時ちょっと前で、開始時点で17時までに終わるか?と厳しい戦いなのは覚悟していたのですが、残念ながら予測通り武蔵野線基準で1本差で間に合わず、なんとも中途半端な結末に (^_^;)

ちなみに上で浦和美園駅に先回りしたのも、東浦和駅から浦和美園駅に向かうと17時を過ぎて記念乗車券を購入できない恐れがあり、コンプ優先のための行動でした。

 

 

といった感じで「うらわ8駅入場券ラリー」に参加した模様をお届けいたしました。

私は中途半端な結果に終わってしまいましたが、このイベントは10月21日まで実施していますので、興味を持たれた方は参加してみてはいかがでしょうか。

1日で終わらせたい方は、遅くとも14時くらいから始めましょう・・・。