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関西からのお仲間二人と合流して四人パーティーになったところで、いよいよド本命のタキ1300形試運転列車を狙いに三岐鉄道へと向かいます。
今回の試運転は富田~東藤原を往復するものでしたが、往路は2日前に送り込まれたため、私が走行写真を撮影出来るのは復路一発勝負となります。
そんな大事なファーストカットを狙うべくやってきたのは、三岐鉄道随一の名所である三里~丹生川の藤原岳バックの撮影地でございます。
この日はお天気も良く、藤原岳も見通せる好条件でした。
この撮影地は2020年の遠征時にも来たことがありました。
この時は私のみの貸切でしたが、本日は超特大ネタが走るということで100名近くの同業者が大集結。
ただお立ち台が斜面になっておりキャパもそれなりに広いため、無事にポジションを確保することができました。
まずは普通列車で練習を。
現在は西武鉄道から譲渡された801系と101系が活躍していますが、既報の通りJR東海より譲渡された211系により置き換えが計画されています。
個人的には211系のほうが馴染み深い車両ですので、しばらくご無沙汰のセメント列車も含めて、運用開始後に再訪したいですね。
そして本遠征のメイン列車が、ゆっくりとした足取りで山を下ってきました。
引き付けてもう一丁!
ED458+ED454+コキ104-668(リサーチキャビン積載)+タキ1300-1
今回の試運転の目玉はもちろんタキ1300-1なのですが、それに加えてJR貨物所有の測定コンテナ「リサーチキャビン」が同伴したのもポイントが高かったですね。
このカットを得るため遠征しにきたようなものなので、無事に撮れて良かったです。
このあと試運転列車は交換待ちなどでいくつか停車するようなので、すぐに撤収して追いかけることに。
保々駅近くの踏切で追いつくことができました。
ゆっくりと保々駅へ進入していきます。
列車は保々駅で小停車するので、その隙を付いて保々~山城の定番ストレートへ先回りして二発目を撮影。
こちらでは編成写真を狙いました。
重連デキに牽かれる珍ドコ貨車のアンバランスさが、試運転っぽさを醸し出しています。
荷のほうも漏れなく記録。
三岐鉄道には日常的に貨物列車が走りますが、いずれもタキやホキを使った専用列車のため、三岐デキとコキの組み合わせは実は結構レアな光景です。
それがリサーチキャビン2個積載となると、二重にお得な気がしますね(笑)。
といった感じで、無事に二発回収することができました。
道中の移動はなかなかシビアでしたが、そこは三岐界隈を知り尽くしたサロン熊野路氏、裏道を駆使して余裕の到着。
ナビ頼りで私が運転していたらギリギリ滑り込めたかどうか・・・という感じだったので、ご一緒させていただいて助かりました (^_^;)
このあとは試運転列車を追いかけて、富田駅へと向かいます。