川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

ANAのエアバスA380「フライングホヌ」を撮る!!④

前の記事はこちら。

 

今回のANA A380の習熟訓練は、朝早く成田空港からは関西空港へ向かい、お昼過ぎに成田空港へ戻ってくるスケジュールとなっています。

この日もホヌさんの動向をフライトレーダーでチェックすると、いつも通り13時ごろに成田空港へ戻ってくる流れでした。

前回まで撮影していた第一ターミナルの展望デッキだと、午後は逆光となってしまうため、空港の外に出て訓練帰りのホヌさんを撮影することにしました。

 

というわけで、やってきたのがこちら。

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グーグルマップより

成田空港A滑走路の北端にある成田市さくらの山公園」という場所です。

ここでは南風運用時はA滑走路への着陸機、北風運用時はA滑走路からの離陸機を撮影することができますが、B滑走路から離れている場所にあるので、B滑走路の発着機を撮影することは不可能です。

 

ここへのアクセスは自家用車が一般的で、一応成田空港または成田駅からバスも出ているのですが、1日5本程度と本数はかなり少ないです。

第1ターミナルビルからは5kmくらい離れており、機材を担いでの徒歩移動はちょっときつかったので、今回はタクシーを使いました(料金は1200円くらい)。

 

公園の中はこんな感じ。

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公園は小高い山になっており、広場からは成田空港の敷地を見渡すことができます。

飛行機マニアには定番中の定番な超有名撮影地でありますが、一般の方も飛行機見物に訪れるため、園内は結構混んでいます。

また「さくらの山」という名前の通り、公園内には桜の木がたくさん植えられており、お花見スポットとしても有名で、飛行機と桜コラボの写真も撮れるそうです。

 

そしてこの公園は「空の駅 さくら館」という、道の駅的な施設も兼ねています。

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建物内には売店やレストランのほか、飛行機グッズのお店もあります。

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下のお店は、航空写真家であるチャーリィ古庄さんプロデュースのお店で、飛行機の部品なども売っていました。

そのほか空の駅の前にはコンビニもあり、長時間の撮影滞在でも困らない環境が整っております。

 

撮影地の紹介をしたところで、さっそく撮影開始。

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N508DN デルタ航空 DL167便 シアトル発

最初にやってきたのは、大好きなA350でした。
デルタ航空塗装も、なかなか似合っていますね。

 

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N2136U ユナイテッド航空 UA79便 ニューヨーク発

 

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N512DN デルタ航空 DL275便 デトロイト

またまたデルタ航空A350がやってきました。

 

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VQ-BES S7航空 S76441便 ハバロフスク

 

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N226UA ユナイテッド航空 UA903便 ホノルル発

 

そして今回のメインが、訓練を終えて帰ってきました。

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JA381A ANA NH9122便 関西空港発(習熟訓練飛行)

時折雲が出てきて心配していたのですが、無事に青空バックで飛ぶホヌさんを撮影できてよかったです。

 

そのまま滑走路へ向かい、無事に着陸。

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タイミングよく、先輩格のアシアナ航空A380ともコラボしてくれました。

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これてに今回の目的は達成ですが、帰りのバスまで2時間くらいあったので、そのまま撮影続行です。

ちょうどアシアナ航空A380が離陸するところだったので、そちらを撮影します。

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南風運用時だと、離陸機がA滑走路の北端で方向転換するところを撮影できます。

ただし飛行機までは結構な距離があり、それを望遠で撮影することから、晴れると陽炎の影響をモロに受けるのが難点ですね。

 

このあとは着陸機を適当に撮影しました。

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N776AN アメリカン航空 AA175便 ダラス発

 

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N77022「スターアライアンス塗装」 ユナイテッド航空 UA7便 ヒューストン発

ユナイテッド航空のスタアラ塗装を初撮影できました。

 

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JA899A「スターアライアンス塗装」 ANA NH183便 ホノルル発

ユナイテッド航空に続き、連チャンでANAのスタアラ塗装機がやってきました。
ANAでも、B787-9のスタアラ塗装機は初めてだと思います。

 

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C-GHOZ エア・カナダ AC9便 カルガリー

 

今回の撮影のシメ。

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C-FGDX エア・カナダ AC3便 バンクーバー

 

撮影後は、数少ないバスで京成成田駅へ向かいます。

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なかなかレトロな車両が充てられていたのですが、中扉が締切扱いとなっているのも珍しいですね。

 

京成成田駅からは特急で上野へ向かい、帰路に付きました。

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といった感じで、今回の「フライングホヌ」の撮影記はこれにて終了です。

ANAA380は現在1機しかありませんが、最終的には3機体制となりそれぞれデザインが異なるそうです。

今回は就航前の訓練飛行を撮影しましたが、正式に就航してほかの2機も稼働するようになったら、再び成田へ撮影に繰り出したいと思います。

ANAのエアバスA380「フライングホヌ」を撮る!!③

前の記事はこちら。

 

成田空港での飛行機撮影記録、今回は貨物機編です。

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N487MC ポーラーエアカーゴ PO935便 深セン

まずは貨物機でもジリジリと数を減らしている、B747-400が登場。
747-400も、これから先旅貨ともどれくらい撮影機会に恵まれるでしょうかね。

 

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B-LDB エア・ホンコン LD208便 香港発

こちらは香港の貨物航空会社であるエア・ホンコンのA300-600F。
個人的には初撮影の会社です。

 

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JA15KZ 日本貨物航空 ?便

続いては日本貨物航空のB747-8Fが離陸していったのですが、フライトレーダーで追ったところ、なぜか北海道上空でグルグル旋回した後成田空港へ戻ってきたようです。
整備明けの試験飛行でもしたのでしょうかね?

 

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N339UP ユナイテッド・パーセル・サービス 5X108便 アンカレッジ経由ニューヨーク発

 

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N573FE フェデックス・エクスプレス FX5157便 広州行き

こちらは日本国内では珍しい3発機のMD-11Fです。

 

そしてこの機体、写真をアップしてみると機体側面に客室窓や扉が埋められた痕跡が見えます。

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どうやらこの機体は、もともと旅客機だったのを貨物機に改造したようですね。

 

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N853GT ポーラーエアカーゴ PO749便 香港行き

朝撮影したB747-8Fが、香港へ向けて出発していきました。

 

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N487MC ポーラーエアカーゴ PO962便 アンカレッジ経由シンシナティ行き

続いて先ほど撮影したB747-400Fがシンシナティへ出発。
貨物機も旅客機に負けず、世界中を忙しく飛び回っているようですね。

 

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N339UP ユナイテッド・パーセル・サービス 5X109便 上海行き

こちらも先ほど撮影したB767-300Fが上海に向けて出発していきました。

 

これにて成田空港1タミ展望デッキでの撮影記録は終了です。

なんだかんだで5時間くらい撮影していたので、ここに掲載しきれないくらいの飛行機を撮影することができました。

 

時間は12時を回り、そろそろホヌさんが関空から帰って来そうなので、成田空港を後にし次なる撮影地へ移動します。

「第58回 静岡ホビーショー」に行ってきた

前の記事はこちら。

 

前回は「グランシップトレインフェスタ2019」のレポートをお届けしましたが、実は静岡市内では同日に「静岡ホビーショー」というイベントも行われていました。

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このホビーショーでは鉄道模型メーカーの出展も行われていたため、ついでに立ち寄ってみたので、今回はそちらのレポートをお届けします。

 

このイベント、会場の入口からしてすごいことになっていました。

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まずはランボルギーニ アヴェンタドールがどんと鎮座し、入場者をお出迎え。

 

そしてもっとすごいのが・・・

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なんと陸上自衛隊の16式機動戦闘車が展示されていました。
ちなみにこれ、いうまでもなく本物ですよ (^_^;)

さらに戦闘車を前に、自衛隊のエライ人?によるトークショーもやっていました。

 

のっけからすげぇぞ、この静岡ホビーショーは・・・。

 

会場の雰囲気に完全に飲み込まれたところで、会場マップを発見。

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大分すると、左側の北館がプラモや模型メーカー、右側の南館がラジコン系のメーカーという区分のようで、私のお目当てである鉄道模型メーカーは北館にありました。

 

まずは北館入口前にあったトミーテックから。

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いつものように、発売予定の試作品などが展示されていました。

個人的に注目だったのが、札沼線用のキハ40 400番台2両セットです。

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この札沼線用キハ40 400番台は、すでに単品発売されているのですが、集電機構やライト回りに小改良を加えられているみたいです。

札沼線は何度も乗り鉄した路線で、この車両にも幾度もお世話になっていますので、これは欲しいですねぇ~。

 

そのほかの北海道ものとしては、キハ183系の復刻国鉄色と、いさ鉄キハ40の3両セット、DF200も展示されていました。

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あとは西濃運輸の貸切列車「カンガルーライナーSS60」用のコンテナも展示されていました。

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コキが不要なので今回は購入を見送る予定ですが、なかなかいい出来だと思います。

 

それと一番注目だったかもしれないのは、電気機関車のリニューアルが発表されたことですかね。

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ヘッドライトやモーターの改良が注目されているようですが、なにげに「ダミーカプラー付属の標準化」が一番の進歩のような気がします。

個人的には一番左の「銀ガマ」が気になっているので、今後の発表が楽しみです。

 

続いてはKATOブースへ。

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こちらも新製品が展示品されていましたが、最も注目を浴びていたのがこちら。

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ついに発売となったJR四国2000系です。

 

今回は2000系シリーズのうち、3両セットの車両が展示されていました。

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個人的なツボはN2000系なので、今回は見送るつもりだったのですが、見ているうちに欲しくなってしまいました・・・。

 

2000系と同じく注目されていたのは、中央線の201系T編成です。

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こちらも結構な人気となりそうですね。

 

そのほか、レイアウトのシーナリー製作の実演も行われていました。

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KATOは海外メーカーと組んでシーナリー用品の販売にも力を入れていますが、こういった形で実演してくれるのは良いですね。

鉄道模型以外にも応用できるとあって、鉄道模型ユーザー以外の来場者も注目していたのが印象的でした。

 

続いてはマイクロエースブース。

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マイクロエースで気になっていたのがこれ。

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JR北海道ジョイフルトレインノースレインボーエクスプレス」のうち、札幌方先頭車であるキハ183-5201が踏切事故で戦線離脱した時、キハ183-1が塗装変更して代走したときの姿という、あまりにニッチ過ぎる製品です。

 

今回のホビーショーでは、3Dプリンタによるサンプルが出展されていました。

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ちなみにキハ183-1以外は、発売済みの製品をそのまま同梱するようです。

本物のノースレインボーエクスプレスは1編成しか存在しないので、すでに持っている人は5両中4両が重複するという結果になります・・・。

キハ183-1だけ単品発売なんてことは無いでしょうし、なかなか由々しき問題ですね。

 

車両以外では「マイクロスピーカーシステム」と「スマートフォン運転システム」という、運転に関する製品も参考出展されていました。

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こういったのはTOMIXとKATOの領域だと勝手に思っていましたが、マイクロエースも開発してるんですね。

特に「スマートフォン運転システム」は有用度がかなり高そうなので、是非とも製品化までこぎつけてもらいたいですね。

 

続いてはグリーンマックスブース。

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こちらでも試作品が色々展示されていました。

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なかでも、手前にある近鉄青の交響曲」が一番注目されていました。

 

こちらはクラウンモデルというメーカーのZゲージ。

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Zゲージというと、エアガンでお馴染みの東京マルイが参入して、速攻で撤退したという負のイメージが強いですが、産業として今後の展望は明るいのか暗いのか、どっちなんでしょうね・・・。

 

こちらはアオシマのブース。

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EF66DD51北斗星、EH10が展示されていたものの、これはプラモデルなのでそのまま走らせることは不可能ですが、一応スケール上はOゲージ準拠なので、腕があれば動力化もできそうな気もします。

かなり精巧にできているので、DD51は普通に飾るように欲しくなりましたね。

 

そのほかレイアウトでお馴染みのDDF。

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さらにはポポンデッタも出展していました。

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鉄道模型関連はこんなことろでしたが、このホビーショーは鉄道模型に限らず模型全体を扱っているので、鉄道模型以外のブースもたくさんあります。

ついでに、それらのブースもちょっとご紹介。

 

まずはこのホビーショーの主催者的な立場にあるタミヤ模型。

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まずブースの広さが、他社と圧倒的に違いますね。

まあ模型関連だけで、これだけのスペースを埋められるというのも、逆にすごいことだと思いますが・・・。

飛行機の模型とか、私の世代には懐かしいミニ四駆があったりと結構楽しめました。

 

こちらは「ガンプラ」でお馴染みのバンダイブース。

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鉄道模型メーカーのブースも客層が濃かったですが、こちらも負けず劣らずの濃さと熱気に満ち溢れておりました。

色々ガンプラが展示されていましたが、私はガンダムには全く興味が無く割って入るほどの気概は湧かなかったので、外から眺めるだけでスルーしました。

 

こちらは先ほどZゲージを紹介した、クラウンモデルのブース。

本業はエアガンのようで、試射レーンを備えたりとこっちの展示がメインでした。

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上述したように、かつてエアガン最大手の東京マルイもZゲージに手を出していたのですが、エアガンとZゲージは親和性が高いのでしょうか?

 

続いては南館のブースへ。

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こちらはラジコンやドローンなどを色々展示していました。

 

といった感じで企業ブース回りは終了。

普段の鉄道模型専門のイベントと違って、それ以外の企業の製品も見ることができたので、結構面白かったです。

 

そして静岡ホビーショーの会場内では、モデラーズクラブ合同作品展」というアマチュアモデラーによる作品展示も行われておりました。

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これまたとんでもない規模で行われておりまして、出展サークルは約300組にもなるので、ホールの中に机を並べて力作を展示しておられました。

こちらは飛行機の模型。

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こちらは戦車などの軍用車両(AFV)の模型。

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こちらはトラックの模型。

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そしてお馴染みのガンプラ

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などなど、とてもじゃないけど全部回るなんてできないくらい、出展者も見学者もギュウギュウ詰めになっておりました。

 

しかしながら、鉄道関係の模型を出展しているサークルは皆無だったのが残念でした。

まあ、1ブースが狭くて鉄道模型を走らせることは難しいので、鉄道模型のサークルは前回ご紹介した「グランシップトレインフェスタ」に流れているという事情もありそうな気がしますね。

 

一通り会場を回り終えて帰ろうとしたところ、なにやら通路が騒がしいなと思ったら、運よく会場入口に展示していた自衛隊車両の撤収場面に遭遇したので、動画で記録してみました。

なんだか、ちょっとしたパレードのような雰囲気でした。

こんな近くで動いている戦闘車を見られる機会など無いので、貴重な体験になったかと思います。

 

といった感じで「第58回 静岡ホビーショー」の様子をお届けしました。

正直なところ「グランシップトレインフェスタ」よりも、こちらのほうが断然楽しかったですね。

このイベントは毎年5月に行われているとのことなので、興味を持った方は来年訪れてみてはいかがでしょうか。

 

以上、「第58回 静岡ホビーショー」の参加レポートでした。

「グランシップトレインフェスタ2019」に行ってきた

今日は日帰りで静岡まで遠征し「グランシップトレインフェスタ2019」というイベントに参戦してきました。

今回はそのレポートをお届けします。

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まずはイベントの概要から。

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「グランシップトレインフェスタ」は、東静岡駅に隣接する「グランシップ」という展示ホールで行われる鉄道イベントで、鉄道模型の運転展示や鉄道事業者による物販のほか、ライブスチームの運転などもあったりするそうです。

この手のイベントにしてはかなり規模が大きい部類なのですが、私は今回が初めての参戦となります。

 

私が来場した目的はこちら。

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JR貨物の部品販売コーナーです。

 

まずは先着順の即売からですが、今回は即売よりもオークションが目当てだったので、当日始発の新幹線で静岡入りしたため出遅れ気味だったことから、私が入場した時には大したものは残っていませんでしが、一応ご紹介しておきます。

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こちらは愛知区DD51のスイッチ類や表示灯類。

 

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こちらは愛知区EF64?あたりのこまごました部品。

 

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こちらはEF64 0番台の工具箱?とDD51のヘッドライト。

 

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貨車用の反射板。

ってくらいしか残っていませんでしたが、早めに入った人の購入品を見ると、メーターパネルやスタフ差しなんかも出たみたいです。

 

大したものが無かったので、何も買わずに出ようと思ったのですが、ちょうど出口前に「これは欲しい!!」という品があったので購入。

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EF65 2037号機のメーカー銘鈑です。

EF65 2037号機と言えば、PFの中でも通称「デカパン」と呼ばれたPS17パンタグラフ装備車のうちの1両かつ、最後まで活躍した3機のうちの1両でした。

 

在りし日のEF65 2037号機の写真がこちら。

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1エンド先頭時の進行方向右側に付けていたプレートとのことなので、まさに上の写真に写っている銘板を手に入れたことになります。

現役時代、散々追っかけていた機体のメーカー銘板が買えるなんて思ってもいなかったので、静岡まで遠征した甲斐がありました (^o^)

 

続いては本命のオークションへ。

本イベントでは、愛知区のDD51EF64 1000番台のナンバープレートが出品されることが事前に告知されていました。

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お目当てのロクヨンは4枚(1006・1012・1016・1019)出品されており、すべて未更新原色のまま廃車となった機体ですね。

ちらっと写っている通り、最低価格は25~35万円と中々のお値段でございます。

 

ナンバープレート以外はそこまで必要じゃないので、単品のやつに割と本気の金額を突っ込んだのですが、ロクヨンは人気のようで残念ながら力及ばず落とせず・・・。

次の機会があるかは分かりませんが、リベンジしたいところですね。

 

これにて鉄道部品購入を終了し、続いてイベントをさらっと回りました。

まずはメインである、1階フロアの鉄道模型のデモンストレーション。

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想像以上に規模が大きくて驚きました。

ちなみに写真の右側にもまだブースがあり、会場の全容はこの写真に納まりきっていません。

 

レイアウトの様子もちょっとご紹介。

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HOゲージやOゲージが中心でNゲージが圧倒的に少数派というのが本イベントの特徴で、雰囲気的には昨年訪れたJAMの出展者層が集まって公開運転会をしているという印象ですかね。

Nゲージに見慣れていると、やっぱデカいゲージは迫力が違いますねぇ。

 

3階では、静岡県内の鉄道事業者や駅弁業者などによる物販が行われていました。

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首都圏のイベントだと、物販スペースはカオス状態になりますが、それに比べるとゆっくり物色できて良かったです。

まあ、何も買わなかったのであまり関係ないですが (^_^;)

 

10階の展望スペースでも、鉄道模型がありました。

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1階と違い、こちらはNゲージが中心です。
Nゲージはここに追いやられているようです・・・。

 

展望スペースからの眺め。

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会場であるグランシップの隣には静岡貨物駅があり、荷扱いの様子なども見ることができます。

 

そのほかトークショー・ライブスチーム乗車体験・鉄道工作コーナーなど、子供から大人まで楽しめる企画が盛りだくさんのようです。

明日も開催していますので、お暇な方は訪れてみてください。

 

以上、「グランシップトレインフェスタ2019」レポートでした。

 

次の記事はこちら。

ANAのエアバスA380「フライングホヌ」を撮る!!②

前の記事はこちら。


前回は関空へ訓練に出発したホヌさんを撮影しましたが、訓練を終えて成田空港まで戻ってくるまで4時間ほどあるため、その間は1ビル展望デッキから引き続き飛行機撮影に勤しむことにします。

撮影枚数がかなり多いのと、今回の本命というわけでもないので、個人的に気になった機体だけざっくりダイジェストでお送りします。

 

まずは旅客機から。

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PH-BVN KLMオランダ航空 KL861便 アムステルダム

 

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HL8212「スカイチーム塗装」 大韓航空 KE706便 ソウル行き

ワンワールドスターアライアンスでも見られる「航空連合塗装機」ですが、スカイチームの塗装機はこれが初撮影でした。
スカイチーム塗装も、なかなかカッコよくて好きになりました (^o^)

 

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HS-XTE エアアジアX XJ601便 バンコク行き

エアアジアX機は初めての撮影。
紅白のド派手なペイントは目をひきますねぇ~。

 

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VN-A674 ベトジェットエア VJ993便 ハノイ行き

こちらのベトジェットエア機も初めての撮影です。
LCCは会社がありすぎて、私のようなニワカには全然わかりません・・・。

 

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VQ-BDE S7航空 S76273便 ウラジオストク行き

こちらもS7航空も、名前は知っていましたが撮影したのは初めてです。

 

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VN-A893 ベトナム航空 VN301便 ホーチミン行き

続いては、私が旅客機の中で1番好きな「エアバスA350」充当のベトナム航空機。
ベトナム航空のA350は、羽田空港でも見ることができます。

 

私はボーイング機よりエアバス機のほうが見た目的に好みなのですが、中でもこのA350はシルエットが最も美しいと思っており、断トツでお気に入りの機種です。

ボーイング機はなんかゴツいというか、全体的な造形が綺麗じゃないというか、このあたりにもアメリカとヨーロッパの違いがあるのかな?と勝手に思っています。

 

ちなみにこのA350は、現在日系エアラインは1機も運航していませんが、日本航空が秋以降に国内線に投入する予定となっています。

今年の上半期はANAA380、下半期はJALA350が、それぞれ日本の空の注目機となりそうですね。

 

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B-LNM 香港航空 HX611便 香港行き

一部報道で日本撤退という記事が飛び交った香港航空ですが、この日も普通に運航されていました。
しかし、グループ会社であるLCCの香港エクスプレスを、同じく香港系のキャセイパシフィックに売却しており、もしかしたら・・・という可能性も否定できないので、一応載せておきます。

 

ここでまさかの機体が登場。

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JA464A ANA NH3231便 仙台行き

世界各国の大型機に交じって「ボンQ」が登場。
いつもより何倍も小さく、そして何倍も可愛らしく思えます。

 

4000mある滑走路の半分も使わず、軽々と離陸していきました。

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ボンQも久しく乗っていませんが、たまには乗りたいですねぇ~。

同じプロペラ機のJACサーブは置き換えが発表されていますが、ボンQの処遇も気になるところです。

 

 

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UK32019 ウズベキスタン航空 HY3573便 グアム行き

ウズベキスタン航空は、火・金の週2日だけ成田~タシケント間の定期便がありますが、今回撮ったのはグアム行きのチャーター便だったようです。

撮影チャンスが少ない航空会社なので、撮れてラッキーでした。

 

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JA12VA バニラ・エア JW811便 石垣行き

こちらはANA傘下のLCCであるバニラ・エアですが、同じくANA傘下のLCCであるピーチと今年10月に経営統合予定となっています。
現在は当たり前に見られますが、近い将来見納めになりそうですね。

 

そんなバニラ・エアで、ちょっと変わった外観をしているのがこちらの機体。

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JA02VA バニラ・エア JW101便 台北行き

バニラ・エアの機体は、通常だと後方は黄色に塗装されているのですが、前から後ろまで白基調の通称「白バニラ」と呼ばれる機体が2機だけ存在します。
白バニラは撮影したことが無かったので、撮影できてラッキーでした。

 

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N796AN「ワンワールド塗装」 アメリカン航空 AA176便 ダラス行き

アメリカン航空ワンワールド塗装機が撮れました。

 

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HL7641 アシアナ航空 OZ102便 ソウル発

先日アシアナ航空が、親会社から売却されることが発表されたことをご存知の方も多いと思います。
あまり業績が芳しくないとのことですが、そうなるとこのA380の処遇にも影響が出そうなので、早めに撮っておいたほうが良いかもしれませんね。

 

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OH-LWH フィンエアー AY72便 ヘルシンキ行き

フィンエアーA350が撮れました。
白基調という点ではJALと似ているので、JALA350もこんな感じの見た目になるんでしょうかね。

 

 

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JA03VA バニラ・エア JW303便 香港行き

先ほどのJA02VAに続き、もう1機の「白バニラ」を捕獲。
「白バニラ」は2機しかいないのですが、わずか1時間で2機とも撮影できました。

 

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OY-KBD  スカンジナビア航空 SK984便 コペンハーゲン行き

赤いエンジンが特徴のスカンジナビア航空A340も、近いうちに退役予定のようなので、記録がまだの方はお早めに。

 

今回のシメ。

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9V-SKG  シンガポール航空 SQ637便 シンガポール行き

前回の記事で着陸を撮影したシンガポール航空A380が、シンガポールへ帰っていきました。

 

といった感じで、旅客機の撮影成果をご紹介しました。

これでも半分くらいに間引いているのですが、私のように偶にしか撮影しないニワカだと、羽田空港と違いやってくる機体全てが珍しく感じるので、やはり成田空港での撮影は飽きなくて面白いです。

 

次回の記事では、貨物機の撮影成果をお届けします。